前回の記事で、私の職場では、ベトナム人に続いてネパール人のバイトが増えている事について触れました。私の職場は、某大手スーパーの物流センターです。私はそこの物流センター業務を請け負っている会社の契約社員です。そのセンターでは、日本人だけでなく外国人のバイトも大勢います。日中はまだ日本人のバイトの方が多いですが、夜勤の時間帯になると、外国人バイトの方が日本人よりも多くなります。これまでは外国人のほとんどがベトナム人留学生でしたが、最近ではネパール人留学生が増えて来ました。
なぜベトナム人だけでなくネパール人のバイトが増えて来たのか?一つは、前回の記事でも明らかにしたように、ベトナム人だけでは人手不足の穴埋めが出来なくなったからです。少子高齢化の進む日本では、幾ら募集をかけても、日本人の若いバイトはなかなか来なくなりました。特に物流センターのような、低賃金で肉体労働が主体の職場では、なおさらその傾向が強いです。そこで、外国人の技能実習生や留学生を大量に雇うようになりました。
技能実習生や留学生と言っても、実際はただの人手不足の穴埋めです。日本では外国人の移民を制限しているので、単なる出稼ぎ目的だけでは、外国人は職に就く事が出来ません。その為に、職業訓練や日本語習得の為に、日本にやって来て、学費や生活費を稼ぐために、一定の範囲内で外国人もバイトが出来るようにしました。建前上は職業訓練や日本語習得の為ですが、実際は出稼ぎ目的です。だから、留学生でもピンキリです。中には日本語がほとんどしゃべれないバイトも少なくありません。
しかし、そんな外国人でも、仕事に慣れると戦力になります。今や、若いベトナム人の方が、年寄りの日本人よりもよっぽど戦力になります。しかし、最近はそのベトナム人も、なかなか来なくなりました。安い賃金で、就労時間に制限のある日本よりも、もっと好待遇で就労時間の制限のない他の国に流れるようになったからです。そこで、ベトナム人に代わってネパール人が、その穴埋めに使われるようになりました。これがネパール人バイト急増の一つの理由です。(上記のグラフ参照)
但し、ネパール人バイトが増えた理由はそれだけではありません。ネパールならではの特殊事情も、バイト急増の背景にはあります。この国では80年代末まで国王の独裁政治が続きました。その後、90年代の立憲革命で絶対王制から立憲君主制に移行します。しかし、その後も与野党が政争に明け暮れる政治が続きました。その間隙を縫って、地方では「ゲリラ戦で農村から都市を包囲する」毛沢東主義の革命戦略を掲げるマオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)が次第に台頭。やがて内戦に勝利し、王制から連邦共和制への転換を勝ち取ります。しかし、その後も政情不安が続き、失業率は30パーセントを超えるまでに。職を求めて多くの国民が日本を始め海外に流出。これがネパール人バイト急増のもう一つの理由です。(上記のNHK・BSドキュメンタリー番組の解説参照)
私はこれを見て、「共産党の中でもさらに時代遅れの、武装闘争至上主義のマオイストが、何故ネパールでは内戦に勝利出来たのか?」疑問に思い、調べました。そうしたら、マオイストが掲げる男女平等思想が、身分差別のカースト制の重圧に苦しむ女性の心をつかんだ事が分かりました。アフガニスタンやイランでは女性蔑視のタリバンやイスラム原理主義勢力が台頭する中で、ネパールではそれよりも「進歩的」な思想を掲げた集団が革命を成し遂げたのです。この中で、マイオスト自身も、武器を捨て、より民主的な議会主義の政党に変わっていきました。でも、長期のゲリラ戦で培われた闘争至上主義は、議会政党になっても、そう簡単には変わりませんでした。他の政党と同じように、民衆を置き去りにして、政争に明け暮れるようになってしまったのです。
この中で、現代の日本は一体どういう役割を果たしているのか?本来なら、平和憲法を掲げる日本こそが、ネパールの戦後復興や民主主義、国民生活の向上や人権確立に、多大な貢献が出来るのではないでしょうか?しかし現状は、せっかく職を求めて日本に来たネパール人を、低賃金の捨て駒として酷使するだけの、単なる「貧困ビジネス」の提供者になり下がってしまっています。このままではネパール人も、今のベトナム人と同じように、日本に見切りをつけて、もっと賃金や労働条件の良い他の国に移住するようになるでしょう。
確かに、マオイストも、ネパールという国自体も、まだまだ未熟です。しかし、女性兵士の割合が40パーセントにもなるマオイスト。それに対し、女性国会議員の割合がいまだ10パーセントに満たない日本。60年代には政党も禁止されて、まともな選挙もなかったのに、民主選挙で平和的に連邦共和国に移行出来たネパール。それに対し、いまだに天皇陛下万歳から抜け出せず、不便な元号制度やLGBT差別も克服出来ない日本。それを考えると、未熟なのは一体どちらか?
暗い話題ばかりでも何ですので、明るい話題も一つ。私の住む大阪でも、ネパール料理のレストランが続々と開店しています。今日はその一つ、南海本線住ノ江駅前にある「ニサ」というインド・ネパール料理のレストランに、昼食を食べに行って来ました。注文したのはAランチ。今日の日替わりカレー(チキンとナスのカレー)にサラダ、ナン、ドリンクが付いて700円。カレーの辛さは甘口・普通・中辛・辛口・激辛の5種類から選べます。ドリンクも、チャイ(ミルク紅茶)・ラッシー(ヨーグルト飲料)・コーヒーのアイスやホット、コーラなどから好きな物を選べます。私は普通の辛さのカレーに、ホットのチャイを選びました。ナンは大きく食べごたえがありました。
私は食べた後に、「ダルバートはないのか?」店員に聞きました。そうしたら「ない。そんな物作っても売れないから」と返されてしまいました。ダルバートというのは、豆のスープにご飯、野菜炒めの食事です。日本で言えばご飯、味噌汁、納豆・漬物に相当する、ネパール料理の定番です。でも、今の日本人には地味すぎて、余り人気はないのでしょう。日本でも、私たちが普段食べる味噌汁や納豆よりも、めったに食べれない寿司や天ぷらの方が、美味しくて異国情緒も味わえるので、外国人には人気があります。(上の絵がダルバートです)
私の会社でもそれは同じです。食堂メニューにベトナム風うどんのフォーを載せても、誰も注文しません。だから最近では、日本の焼きそばとほとんど変わらない物を、「ベトナム風焼きそば」として提供しています。日本人と同じように箸を使い、日本人好みの料理も多いベトナムですら、そんな感じなのに、その上、箸も使わず(スプーンで食べる)、牛肉も食べない(ほとんどがヒンズー教徒だから)ネパール人が増えたら、会社は一体どうするつもりでしょうか?労働者を単なる「捨て駒」としか見ない国では、どんな国の人を雇っても、また同じ愚を犯す事になるでしょう。(最後はまた暗くなってしまいました。スミマセン)
この件はブログに書こうかどうか迷いましたが、やっぱり書く事にします。昨年12月26日に、職場でちょっとした事件が起こりました。私の勤務先は某スーパーの物流センターですが、そこでは私の勤務先企業以外にも、多くの会社が商品の製造や仕分け・配送業務に携わっています。
その中で私は他の数人のバイトと共に、主に農産物の仕分けに携わっています。1日の作業は先ず玉葱・じゃが芋の仕分けから始まります。前日に隣の農産加工センターで袋詰めされ、プラスチックケースに入れられた玉葱やじゃが芋に、出荷先の店のラベルを張り、仕分け場に持って行って各店別に仕分けを行います。
ところが、12月26日は前日のうちに玉葱・じゃが芋の加工が終わらず、一部が当日に持ち越されてしまいました。商品が全部出来上がっていないので、その分のラベル張りも当然後回しになります。そのラベルをプラスチックの空ケースに入れ、出来上がった分だけ仕分け場に持って行ってました。そして帰って来たら、残りの玉葱のラベルを入れた空ケースが丸ごと無くなっていました。
わずか約5~10分間の出来事です。直ぐに周辺を捜索しましたが出て来ません。あちこち探しましたが出て来ないので、社員とリーダーに報告し、農産加工センターの人にも声を掛けて、センターから玉葱の店別注文リストを発行してもらい、そのリストを基に行方不明になったラベルの店舗を割り出し、何とか再発行して事なきを得ました。
すぐ横に置いてあったラベルが、わずか5~10分の間に無くなるなんて、普通ならあり得ない事です。しかし、私には犯人の目星は付いていました。きっと奴の仕業に違いないと。奴と言うのは、隣の農産加工センターで働いている、他社の自閉症社員Tの事です。ちょうどその時間帯に、私が玉葱のラベルを張っている、そのすぐ横で、Tは空ケースの片付けをしていました。現場には私とTの2人しかいませんでした。多分Tは、ラベルの入った空ケースも、他の空ケースと一緒に取り込んでしまったに違いありません。
普通ならそんな事はあり得ません。ラベルの入った空ケースなぞ、すぐに見分けが付くからです。でも、自閉スペクトラム症の疑いが濃いTなら、空ケースの入ったラベルも、他のラベルと見分けが付かずに、そのまま取り込んでしまう事は十分あり得ます。多分、ラベルもゴミか何かだと思い、そのまま取り込んで、ラベルの中身も見ずに、捨ててしまったのでしょう。
「自閉スペクトラム症(ASD)」は別名「アスペルガー症候群」とも言います。知的な発達の遅れを伴わない自閉症の事です。知的な発達がないどころか、逆に学業優秀で有名大学を卒業した人も多いです。しかし、普通の人とは少し違うので、社会人になってから、周囲とトラブルになる事が多いのです。
Tもその疑いが濃く、農産加工センター運営会社のH社も正直彼を持て余しているのですが、他に配置転換しようにも受け入れ先がないので、そのまま「飼い殺し」にしているのです。そして、私の勤務先企業も、他社のH社の社員である事を理由に、Tに対して「見て見ぬふり」しているのです。
では、自閉スペクトラム症の人は、普通の人と一体どこが違うのか?イギリスの児童精神科医ローラ・ウイングが、その特徴を次の3つにまとめています。①社会性の障害、②コミュニケーション上の障害、③変な「こだわり」がある、の3つです。
しかし、これだけでは余りにも説明が抽象的過ぎて、一体何の事か分からない人も多いと思います。特に①と②の違いがよく分からない人が多いのではないでしょうか(実は私もその1人ですw)。そこで私なりに解釈してみたので、もし間違っていたら指摘して下さい。
①はいわゆる「空気が読めない」状態を指します。上司にため口で喋ったり、太った女性に平気で「デブ」と言ったり等、非常識な言動を繰り返す。だから、そういう人は、子供の頃も集団遊びにはなじめず、積み木やゲーム等の一人遊びを好みます。
②はいわゆる「パニック障害」です。相手と視線を合わすことが出来ない。顔が引きつる(チック反応)、すぐ逆ギレする等。ちょっとした物音や蛍光灯の光にも異様に拒絶反応を示す等も、厳密には「パニック障害」ではないが自閉スペクトラム症の特徴の一つです。
③はいわゆる「融通が利かない」。電話を聞きながらメモを取る等、2つの動作を同時にする事が出来ない。マニュアル的な反復動作を好み、突発的な変化に上手く対応出来ない、臨機応変に物事に対処出来ない等。
実際Tにもその傾向が強く現れています。だから、前述の空ケースの片付けの時も、「早く空ケースを片付けて商品の置き場所を確保しなければならない」という事ばかりで頭が一杯になり、普通ならすぐに気付くはずのラベルの入った空ケースも、ゴミと勘違いして一緒に取り込んでしまったのです。これは、一点にだけ注意が集中し、他の部分が見えなくなる「シングル・フォーカス」という症状で、「パニック障害」の一種です。
Tの「パニック障害」は他にもあります。以前にも書いた「何度注意しても、午前中の商品仕分け中に平気で昼からの商品を突っ込んで来る」もその一つです。昼からの商品(1便)の方が量が多いので、午前中の商品(2便)仕分けエリアにも、昼からの商品を突っ込んで来るのです。でも、先に出荷するのは午前中の商品なので、それ以外の商品を持って来られても邪魔になるだけです。
しかし、Tの頭の中は、「1便の商品の置き場所を確保する」事しか念頭にない、つまり「自分の都合しか考えない」ので、2便の作業時間も常に1便優先なのです。幾ら1便の荷物が多くても、先に積み込むのは2便の商品なので、昼までは2便優先で出荷しなければならないのに。ところが、Tにはそんな変な「こだわり」があるので、「融通が利かない」のです。
そこで私たちも一計を案じました。アスペルガー関連本を買って来てバイト仲間で回し読みし、そこから一定の対策をひねり出しました。自閉スペクトラム症の特徴の一つである「融通が利かない」「マニュアル的な反復動作を好む」点に着目し、こちらで新たにマニュアルを作る事にしたのです。作業場の境界にテープで区切り線を引き、「2便の場所に1便を置くな」と床に明記しました。そうしたら、Tはその区切り線よりも内側には、1便の商品を突っ込んで来る事はなくなりました。マニュアル人間には、こちらもマニュアルで対抗するしかないのです。
しかし、これはあくまで対症療法です。本当に必要なのは、自閉スペクトラム症の人も、それ以外の人も、共に安心して協同で作業が出来る職場環境づくりです。いたずらに「空気が読めない」と言って排除するのではなく、マニュアル的・オタク的な知識(列車の時刻表や型番など)には抜群の記憶力を発揮するという、自閉スペクトラム症の特性を生かした職場環境を、会社の責任で用意する事です。
発明王のエジソンや相対性原理を発見したアインシュタインも、一説によれば自閉スペクトラム症だったのではないかと言われています。2人とも子どもの頃は、学校の勉強が出来ずに、殻に閉じこもっていました。しかし、やがてその独創的な発想が、数々の発明や発見を導き出しました。
それをせずに、安易にバイトに丸投げするばかりでは、私たちも対症療法以上の事は出来ません。会社が何もしないのに、何故バイトだけが、他社の自閉スペクトラム症社員の面倒まで見なければならないのか?しかも、その現実に目の前にある問題を放置して、このくそ忙しい年末繁忙期に、わざわざ会社は安全標語のアンケート提出を私たちバイトに求めて来ました。余りにも人をバカにした対応なので、私は「アスペルガーに気を付けろ」と、アンケート用紙に書いて出してやりましたw。
これがラベル紛失などの凡ミスだけで済んでいたらまだ良いですが。やがて凡ミスだけでは済まなくなり、社員同士のトラブルや衝突にまで発展して、最悪、関東大震災後に起こった福田村の虐殺(香川県の行商人一行が千葉県の同村で方言が通じず、在日朝鮮人と間違われて虐殺された)みたいな事になったとしても、それは100%会社の責任です。
- 私が現在勤務しているのは大阪にある某スーパーの物流センターですが、同センターにはスーパーの社員はほとんどいません。業務の大半は請負企業や派遣会社、出入りのベンダーさん(取引会社)の社員やバイトが担っています。
- その中で、私はA社という業務請負企業の契約社員で、他の数人とチームを組んでカット野菜の検品・仕分け業務に従事しています。
- その作業場の隣の農産加工室で、カット野菜の加工に携わっているのが、B社の社員・バイトです。B社の人が加工室から出して来た野菜を、私達が仕分けして、スーパーの各店舗に出荷しています。
- そのB社の社員の中に、Tという「変わった人」がいて、皆その人の迷惑行為に困っているのですが、他社の社員という事もあり、なかなか是正出来なくて困っています。その「変人ぶり」については、私達が以前に会社に連名で提出した要求書(後掲)に具体的に書かれていますが、もう本当にあきれ返るような内容です。
- まだ搬送中の玉葱・じゃが芋のドーリーを勝手に移動しないで下さい。数の管理が出来なくなります。
- 2便商品を搬送途中で放り出して他の業務をしないで下さい。
- 2便商品をどこかに溜めて後でまとめて一気に持って来ないで下さい。作業場が大混雑します。
- 2便の搬送を後回しにして1便商品ばかり持って来ないで下さい。2便の仕分け作業が全然捗りません。
- 加工中の商品をやたらめったら持って来ないで下さい。作業の邪魔になります。ある程度までは仕方ありませんが、Tさんの場合は余りにも酷すぎます。
- 加工中の商品や1便商品の間に2便の出来上がり商品を入れ込まないで下さい。商品が出し難くて困っています。
- 搬入したら数量が記載された個数表も同時に添付して下さい。同時に添付してくれないと検品が出来ません。
- 作業エリア区切り用のコーンを勝手に移動しないで下さい。
- 2便PC仕分け場や他部署の作業エリアに勝手に1便ドーリーを置かないで下さい。
- 人が居る所に安全確認や声掛けもせずにいきなり商品を突っ込んで来ないで下さい。危なくて仕方がありません。
- 少し注意されたぐらいで一々逆切れしないで下さい。これではもう何も言えなくなってしまいます。
- 物流センターで仕事しているのは自分だけではありません。もっと他の人の事も考えて、皆が気持ちよく仕事ができるように作業して下さい。
- Tさんが他社の社員である事を言い訳にして、いつまでも問題を先送りにしないで下さい。従業員の安全確保に関する要求も含まれているのに、事なかれ主義で見て見ぬふりしないで下さい。
- ドーリー:玉葱などの農産物が入ったケースが積まれたオレンジ色の台車。(下の写真参照)
- 一本物:ドーリーは10段積みが基本で、10段積んだら行先店名のバーコードラベルを貼って各店舗に出荷します。○○店の実績が15ケースなら、10段積みドーリー1台と5段積みドーリー1台の計2台となります。そのうちの10段積みドーリーが「一本物」で、全て同じ店の分なので、すぐに搬送出来るように、端数のドーリーとは別の場所に仮置きします。
- 1便・2便:どちらも配送便の名前です。当日早朝4〜6時にセンターを出るのが1便で、私達が業務に就いている頃には既に配送車に積み込まれ、順次各店舗に向けて配送されます。その後、私達が仕分け・出荷して当日昼12〜13時に出るのが2便。その後、午後から夕方・夜間にかけて仕分け・出荷されるのが翌日分の1便。
- 物量は圧倒的に1便の方が多いので、Tは1便優先で商品を出して来ます。でも私達が作業している時間では、当日昼過ぎに出る2便の方が先なので、2便優先で商品を出してくれなければ困ります。
- 事実、B社の他の方は全てそのようにしてくれます。しかし、Tだけは、何故か何度お願いしても、1便優先で商品を出して来ます。1便商品の置き場所を確保する為に、2便エリアに平気で侵入して来たり。1便のドーリーだけちゃんと置いて、2便のドーリーは適当に置いたり。その為、2便のメンバーは皆、Tに怒り心頭です。
-
- 目の前の一点にばかり注意が行き、他の物が見えない。
- 一つの考えにばかり拘り、他の考え方が出来ない。
- 頑固で融通が利かない。
- 常に自分中心の発想しか出来ず、相手の立場に立って物を考えられない。
- プライドばかり高く、他人が何を言っても受け入れない。人と対話が出来ない。
- 身体の動きがぎこちない、不器用。
- よく物を落とす、壊す、人によく物をぶつける。
- 当該物流センターの中では、社歴も長く実績もあるA社の方が、B社よりも重宝されている。
- B社も元はこのスーパーの農産部。それが分社化で某大企業グループの子会社に移籍した。社歴としては新参者の部類に入る。
- それでも「腐っても鯛」。スーパーより更に上の大企業グループの名を社名に冠している関係で、変なプライドがB社上層部の中にはある。
- その為に、Tの件についても、何度も是正をお願いしているにも関わらず、実効性のある手立てを何も打ってくれない。
- 「かくなる上は、2便農産PCチームからベテランバイトを全て引っこ抜き、全てド素人の新人バイトに置き換え、その結果起こるトラブルについても、全てB社で責任を取って貰う」と、それぐらい強気に出ようと思う。
- とりあえず、2便の仕分け・搬送が終わるまでは、1便商品の2便エリアへの侵入については、全面禁止の方向で、話を進めたい。それまでもう数週間待って欲しい。
B社社員・Tさんの2便農産PCドーリー搬入に関する要求書(注:現物には実名記載)
- まだ搬送中の玉葱・じゃが芋のドーリーを勝手に移動しないで下さい。数の管理が出来なくなります。
- 2便商品を搬送途中で放り出して他の業務をしないで下さい。
- 2便商品をどこかに溜めて後でまとめて一気に持って来ないで下さい。作業場が大混雑します。
- 2便の搬送を後回しにして1便商品ばかり持って来ないで下さい。2便の仕分け作業が全然捗りません。
- 加工中の商品をやたらめったら持って来ないで下さい。作業の邪魔になります。ある程度までは仕方ありませんが、Tさんの場合は余りにも酷すぎます。
- 加工中の商品や1便商品の間に2便の出来上がり商品を入れ込まないで下さい。商品が出し難くて困っています。
- 搬入したら数量が記載された個数表も同時に添付して下さい。同時に添付してくれないと検品が出来ません。
- 作業エリア区切り用のコーンを勝手に移動しないで下さい。
- 2便PC仕分け場や他部署の作業エリアに勝手に1便ドーリーを置かないで下さい。
- 人が居る所に安全確認や声掛けもせずにいきなり商品を突っ込んで来ないで下さい。危なくて仕方がありません。
- 少し注意されたぐらいで一々逆切れしないで下さい。これではもう何も言えなくなってしまいます。
- 物流センターで仕事しているのは自分だけではありません。もっと他の人の事も考えて、皆が気持ちよく仕事ができるように作業して下さい。
- Tさんが他社の社員である事を言い訳にして、いつまでも問題を先送りにしないで下さい。従業員の安全確保に関する要求も含まれているのに、事なかれ主義で見て見ぬふりしないで下さい。
以上の要求に対し、遅くとも6月13日(月)の朝礼までに回答を文書でお寄せ下さい。以上宜しくお願い申し上げます。
2022年6月9日 〇〇スーパー△△センターA社2便農産PCチーム一同
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ブログ更新が滞り申し訳ありません。実は職場の問題に手が取られていました。今回はその事を記事にします。明日、上記の要求書を会社に提出します。以下、要求書の内容について解説します。私が勤めているA社はスーパーなどの物流センター業務を請け負っている企業です。私はそのA社の契約社員で、主に農産物の仕分けを担当しています。物流センターにはA社以外にも多くの企業が参入しています。私たちA社の作業場の隣で農産物の加工業務を請け負っているB社もその一つです。H社が加工した農産物を私たちA社の社員やバイトが店別に仕分けして、トラックで配送して店舗に届けるというのが、仕事の一つの大きな流れになっています。
そのH社の社員の中にTというトラブルメーカーの社員がいます。周囲の迷惑も考えず、自分の都合だけで仕事を進めるので皆困っています。加工した農産物を途中で置きっぱなしにして他の仕事をしたり。乱雑に置いて作業場の大混雑を招いたり。逆に、私たちがまだ搬送中の商品を勝手に動かして余計に混乱させたり。人が居るのに安全確認もせずに商品突っ込んで来たり。A社もB社も彼を持て余しているのですが、どこも引き取り手がないので、もうそこに「塩漬け」にしているのです。
その被害を被るのは現場の私たちなので、私も今まで何度もTの配置転換をA社に要請して来ました。ところがA社は、TがB社という他社の社員である事を言い訳にして、なかなか動こうとはしません。Tの事を疎ましく思っているのは私だけでなく、他のバイトや社員、所長などの管理職も皆そう思っているにも関わらず。そこで、Tの今までの仕事ぶりをずっと観察して、彼の自分勝手な仕事のやり方について具体的に指摘して、改善要求を文書で会社に突きつける事にしました。
写真左上がTの公休日、右上がTの出勤日の作業場の様子です。いずれも同じ時間帯で商品の量もそんなに変わらないのに、左はもう搬送も仕分けも終わっているのに対して、右はまだ商品がてんこ盛りになっているのが分かると思います。ドーリーという赤い台車に、クレートと呼ばれる緑のケースが載せられ、そこに白菜や大根などのカット野菜が詰められています。その緑のクレートを私たちが店舗別に仕分けするのですが、Tが商品を後でかためて一気に持って来るので、作業場が大混雑します。Tは肝心の商品搬送を後回しにして自分の仕事を優先しているのです。
何故こんな事になるのか?多分Tは、1便の作業を中心に考えているからだと思います。1便とか2便というのは配送便の名前です。午後から夕方、夜間にかけて商品を仕分けし、早朝の配送便で店に届けるのが1便。その後、午前中に仕分けして昼過ぎに店に届けるのが2便です。商品の量も仕事に携わる人数も1便の方が圧倒的に多いので、Tは1便の作業優先で、2便商品の搬送を後回しにしているのです。
でも、そんな事されたら、2便作業に携わる私たちは堪ったものではありません。私たちが業務に携わる時間帯においては、翌日早朝に出る1便よりも、当日昼過ぎに出る2便の方が先に配送に出ます。当然、日中は2便優先で仕事を回さなければなりません。それなのに、Tみたいに2便を後回しにされたら一体どうなりますか?
Tは一事が万事こんな調子なのです。だから皆、Tの自分勝手に怒り、それぞれ対策を講じるようになりました。Tは2便の農産カゴ仕分け場にも平気で1便のドーリーを置こうとするので、空カゴをセットして1便ドーリーの侵入を阻む事になりました。左上写真の空カゴの後ろにあるのが1便のドーリーです。Tはいわば畑に侵入する猪のようなもので、空カゴはそれに対し畑への猪の侵入を防ぐ電流柵ですw
またTは農産パレット格納場所にも平気で1便のドーリーを置こうとするので、農産荷受け係も左下写真のように柱の横からパレットを置くようになりました。本来なら、左奥から順にパレットを格納した方が場所を広く取れるのに、Tに先に使われないように、こんな変な置き方をしなければならなくなったのです。Tのやっている事は、まるでウクライナ侵略のプーチンと同じではないかw
それに対して、私の勤務先のA社はどんな対策を講じてくれたのか?侵入禁止標識のカラーコーンを1個買ってくれただけです。私たちは右上写真のように、そのカラーコーンを毎日2便エリアと1便エリアの境界線上に置いて作業をしているのですが、Tは平気でそのカラーコーンを勝手に2便側にずらして来ます。これでは何のためにわざわざカラーコーンを買ったのか分かりません。
そこで上記の要求書を勤務先に提出する事にしました。今回は要求者の名前を私だけでなく農産PCチーム(それでも私含めて3名だけですが)としたのも、もはや私だけの「闘い」ではなくなっているからです。いわば労働組合の団体交渉と同じ形式です。しかし今回は労働組合ではなく、あくまでも農産PCチームとして要求書を出す事にしました。下手に組合の団体交渉にしてしまったら、現場の事を何も知らない役員クラスが出てきて、話が余計にこじれるからです。
但し、要求書を提出するだけでなく、A社のホームページにも投稿する事にします。所長のところで案件が握りつぶされるのを防ぐためです。そうすれば、本社の部課長クラスで、現場の事もある程度知っている方がこちらに来るので、その方とも話をする事が出来ます。その方がまだ話もしやすいので、今回はこのような形を取る事にしました。明日、要求書提出と同時に(実際は当日の昼休みになりますが)、A社のホームページに同じ文面で、私のスマホから投稿する事にします。
私の勤務先は大手スーパーの物流センター業務を請け負っている会社です。私はそこの会社の契約社員です。その勤務先で先日またヒヤリハットのアンケートがありました。「ヒヤリハット」とは、本来は作業場の中で「ヒヤリ」「ハッと」するような危険個所を洗い出し、注意喚起を呼び掛けたり補修を促したりするためのアンケートです。ところが我が社では、ただの「清掃できていない場所」のアンケートに成り下がってしまっています。「いくら危険個所の補修を要請してもスーパーがなかなか重い腰を上げないので、もう補修を要請するのは止めて、清掃できていない箇所のアンケートに切り替えよう」という理由で(呆)。そのヒヤリハットのアンケートに次のように回答しておきました。(以下、回答文)
1【危険個所】(現物には簡単な添付図を付けました)
農産Cバースから2便PC仕分け場までの搬送通路上で、事務備品棚を囲っている鉄製の衝立の脚がはみ出て危険。(納品業者名省略)荷受け中に、いつ農産ドーリーを引っ掛けて転倒させてしまわないか心配。また、事務備品や農産加工室の生ゴミ積載カゴがいつも雑然と置かれている為に、荷受けの障害になっている。整理整頓に心がけてほしい。
2【提案】
制帽の素材をもっと頑丈なものに変えてほしい。カゴ車のバーが落下しても頭が怪我しないウレタン製のものに。コーナン等で千円ぐらいで売っている筈。創業120周年の置物や最初の制服(白色で汚れが目立つ為に今の青色に)、ウレタンマスク(コロナ感染防止効果がなく今の不織布マスクに)購入よりも、寧ろこちらの方が安全衛生上必要なのでは?
3【疑問】
そもそも、こんなアンケートなぞ取る意味があるのか?危険個所のアンケートならまだしも。清掃出来ていない場所なんて、わざわざアンケート取らなくても、日頃仕事していたら直ぐに分かる筈。(例)床のゴミ、紙屑、シール滓、野菜屑、醤油の染みや、便所の落書き、等々。
夜勤者やベトナム人バイト、農産加工室メンバーの中には、「掃除は自分の仕事ではない」「誰かがやってくれるだろう」と、落ちているゴミすら拾おうとしない人もいる。まずそこから変えるべきでは。こんなアンケートに記入して、それを意見集約してパソコンに入力している暇があるなら、ゴミの一つでも拾うべきだし、拾わせるべき。今のままでは、実際は何もしていないのに、「やっている感演出」「社員の保身、アリバイ工作、自己満足」の為のアンケートにしかならない。(以上、回答文)
(注1)カゴ車は組み立て式になっていて、中間棚や落下防止用のバーも着脱式になっている。その組み立て作業の際に、棚やバーが不意に落ちて来て、頭に当ててしまう事がよくある。大抵は痛いだけで済むが、打ち所が悪ければ大怪我する可能性がある。実際、私は過去にこの中間棚が頭に当たり、2針縫う大怪我をした。
(注2)商品は出荷用ラベル(タックシール)で仕分けする。ラベルには商品名・出荷先店名・数量が記載されている。それを見てカゴ車に商品を振り分けて行く。ラベルもカゴ車に貼り付けて行く。ところが、貼り付けた後のラベルの裏紙を、ゴミ箱に捨てずにポイポイ床に投げ捨てていく輩が後を絶たない。社員も見て見ぬふり。
そして上司に次のようなメールを送っておきました。(以下、メール文)
今年の秋、私は職場の安全点検アンケート(いわゆるヒヤリハット調査)用紙に、「関連会社社員の危険行為を止めさせて欲しい」と書いて会社に出しました。私たちは、スーパーの物流センターの中で、隣の加工室でカットされ、ケースに詰められ台車に積まれて持って来た野菜を、店別に仕分けして待機場所まで運ぶ作業に従事しています。ところが、加工室の社員の中に、非常に乱暴な人がいて、野菜の積まれた台車を危うくぶつけられそうになったり、台車がぐちゃぐちゃに置かれたりするので、非常に仕事がやりにくいです。何とかして下さい…と、アンケートに書いて出しました。わざわざ手書きではなく自宅のパソコンに打ち込んで提出したのも、会社に改ざんされるのを防ぐ為です。(参考記事)
しかし、いくらアンケートに書いて提出しても、事態は全然改善されませんでした。商品は中途半端に置きっぱなしにされるわ、加工室の出口の所に置きっぱなしにされるわ、午後から出す商品を午前中の商品仕分け場所に持って来られるわ。そんな状態が、その後もずっと続いていました。
私の勤めるスーパーの物流センターでは、私も含めて色々な下請け業者が、商品の検品・仕分け・積み込み・配送業務を行っています。業者の中には迷惑行為や危険行為を行う人たちも少なくありません。しかし、相手が違う会社の社員だと、うちの会社はなかなか注意してくれません。それを放置して、形だけの安全点検なぞやった所で、事故やミスが防げる訳がありません。
相手が違う会社の社員だと、何故こうも及び腰になってしまうのか?その社員とは、雇用関係にない為に、うちの会社の権限が及ばないからです。その為に、注意一つするにも、うちのバイト→うちの社員→うちの責任者→スーパーの責任者→相手の会社の責任者→相手の社員と、何重ものステップを踏まなければなりません。そんな手間のかかる事は誰もしたくはありません。
もし相手に強気に出て、その後でこちらのミスで相手に迷惑かけてしまったら、もう面目丸つぶれです。現実には相手の方が、はるかにこちらに迷惑かけていたとしても、です。こちらが相手に迷惑かける確率がゼロでない以上は、責任者としては、余り相手に強くは出られない。そんな「事なかれ主義」の責任者ばかりなので、こんな無法がまかり通ってしまうのです。
ましてや、その相手が先日起こった西梅田クリニック放火事件の容疑者みたいな人物だったとしたら、もう踏んだり蹴ったりです。実際、その後のマスコミ報道によると、容疑者はコンプレックスの塊のような人物でした。親の後を継いで鉄工所で働いていたのは自分の方なのに、自分は短気なものだから接客には向かないと、兄の方が親の後を継ぐ事になってしまった。そこから世を逆恨みし、次第に周囲に当たり散らすようになり、遂にこんな事件を引き起こすまでになってしまった…。容疑者の生い立ちをかいつまんで言えば、このようにまとめる事が出来るかと思います。
兄弟間で差別された事については同情の余地はあるものの、それも自分の短気な性格ゆえのもの。身から出た錆でしかない。それを逆恨みして、周囲に八つ当たりして、家庭内暴力や殺傷沙汰まで引き起こすとは、もはや言語道断です。翻って、私の勤める物流センターのくだんの社員も、生い立ちの詳細は不明ながらも、すぐに逆ギレしたり、自分はちゃらんぽらんな仕事しか出来ないくせに、他人には偉そうな物言いをする所なぞ、西梅田の放火事件容疑者とも非常によく似ています。(参考記事)
しかし、それでは現場の労働者は堪ったものではありません。事は自分の身の安全にかかわる問題です。もし、それで商品を積んだ台車をぶつけられて、ケガさせられてしまったら、一体どうなりますか?痛い上に、仕事を休まなければならなくなるし、日常生活も満足に出来なくなってしまいます。たとえ労災で休業補償が下りたとしても、現役時代の収入より減るのは確実です。
そんな事になってはかなわないので、こちらも一計を案じました。その乱暴な社員が休みの日に、他の社員に聞いて、「ここまでなら大丈夫」という所に床に線を引き、警告書も張り出して、そこより手前には商品を入れさせないようにしました。そして、うちの会社にも、「もう、これでやるから」と言って、半ば強引に了承を取り付けました。
確かに、これは、あまり褒められた方法ではありません。施設の管理権はスーパーにあり、私たちは、そのスーパーから仕事をいただいて収入を得る下請け業者に過ぎません。それに対して、私の取った方法は、下請け業者のバイトが、管理権もないのに、施設の共有スペースに一方的に線を引いて、占有権を主張したようなものですから。
相手の乱暴な社員が、ナイフを持って暴れたりすれば、これはもう刑事事件になります。もう、そうなれば管理権もクソも関係ありません。そんな社員を野放しにしていた相手の会社や、それを黙認していたスーパーやうちの会社も、等しく刑事責任が問われる事になります。でも、「うっかり台車を相手に当ててしまった」程度では、単なる過失で終わってしまい、逆にこちらが過剰防衛に問われる可能性すらあります。
だから、私は相手を見て、この方法を取ったのです。相手は直ぐに逆ギレするモンスター社員ですが、強い者には何も言えず、弱い者に当たり散らすしか能のない内弁慶です。その程度の奴に、こちらがいつまでも下手に出ていたのでは、ますます増長するばかりです。「事なかれ主義」の職場では、このように強気に出た方が、「事なかれ」で意外とすんなり物事が通る事が多いのです。
やってみたら、これが大成功。こちらが何も言わなくても、相手はこの線よりも中には、台車を持ってこようとはしませんでした。左上の写真が以前の状態です。それに対して、右上の写真が線引き後の状態です。境界線からわずかにはみ出てはいますが、以前よりもはるかに作業スペースが確保できるようになりました。
そして、しばらく様子を見ていたら、その乱暴な社員は、もう堪らず「もうこれ以上は置けないので、台車をそちらに入れて良いですか?」と、泣き言を言うようになりました。他の社員は全然そんな事言わないので、台車が置けなくなったのも、そいつの段取りが悪いからですが。それでも、今までの「そこのけ、そこのけ、俺様の台車が通る」状態とは大違いです。
それに対して、私は「じゃあ、ここまでなら良いよ」という事で、境界線を少し左側にずらしてやる事にしました。主導権はあくまでこちらが握った上で、少し譲歩してやったのです。
モンスター社員は、強い奴には何も言えない。弱い奴に当たり散らすしか能がない。それは「事なかれ主義」の上司も同じです。そんな相手に対しては、こちらも強気に出るに限ります。へたに下手に出ていても、余計に増長するだけです。それでは、いつまで経っても改善出来ません。施設管理権よりも、従業員の身の安全を図る方が優先です。モノよりも人命が優先。
下請け労働者は年末年始も仕事で、盆も正月も関係なく、クリスマスイブとも無縁ですが、この「自力で勝ち取ったクリスマスプレゼント」の方が、誰かから与えられたクリスマスケーキよりも、はるかに良い思い出になりました。