アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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逆ギレパラダイス

2021年12月19日 05時30分59秒 | 職場人権レポートVol.3
 
一昨日、放火事件のあったクリニックの現場を昨日観て来ました。地下鉄四つ橋線西梅田駅近くの雑居ビル4階にそのクリニックはありました。昨日もまだ周囲には非常線が張られ、マスコミの取材陣でごった返していました。
 
このクリニックは心療内科で、職場でうつ病を発症した患者が多数詰めかけていました。良心的な治療で評判も良かったようです。昨日の放火犯も患者の一人で、症状が改善されないのを逆恨みして、クリニック待合室の暖房器具の前にガソリンを撒いて発火させたのです。
 
その後、本屋で宮口幸治・著「ケーキの切れない非行少年たち」(新潮新書)を買って来て半分ぐらい読みました。この本によると、現在、医療少年院に収監されている虞犯(ぐはん)少年(罪を犯した少年)の半数近くが、何らかの知的障害を抱えているそうです。
 
彼らに「丸いケーキを3人で分けるにはどう切れば良いか?」という問題を出しても、きちんと3分の1ずつ切り分ける事が出来ずに、2等分+4等分で切り分けてしまったり、縦に3つに切り分けてしまったりするそうです。こんな切り方では均等にならずケーキの取り合いになってしまいます。
 
この認識の歪みはどこから来るのか?元々、脳に障害があった所に、幼少期のネグレクト(育児放棄)や家庭内暴力、学校内での虐めが加わり、勉強に付いて行けず、進学にも就職にも失敗し、犯罪に巻き込まれてしまった少年が大半なのだそうです。
 
それらの虞犯少年には下記の特徴が多く見られるそうです。
 
①認知機能(判断力)が弱い。空気が読めず、相手の立場になって考えられない。
②怒りを抑える事が出来ず、直ぐに逆ギレする。
③融通が利かず、一つの考え方にとらわれ、自分の思い込みだけで行動する。
④劣等感の裏返しで妙にプライドが高い。自分の事は棚に上げ他人の欠点ばかり論う。
⑤人づきあいが下手で、自分の言いたい事もちゃんと言えない。簡単な漢字も読めず計算も出来ない。
⑥不器用、注意散漫で、しょっちゅう物を倒したり壊したりする。
 
いずれもアスペルガー症候群(自閉スペクトラム症)ADHD(注意欠陥・多動性障害)の典型的な症状です。その為に、複数の作業を同時に進める事が出来ずに、注意散漫で落ち着きがなく、よく仕事でミスし、しょっちゅう物を壊したり倒したりするのです。直ぐに逆ギレしたり、他人の注意に耳を貸さないのも、今まで失敗ばかりして注意されっぱなしだったので、意固地になってしまったからだそうです。
 
私は昨日の放火事件のニュースを聞いて、直ぐこの本の内容が思い浮かびました。これは別に医療少年院だけに限った話ではないでしょう。まさにウチの会社にも多分に当てはまる事象ではないでしょうか?
 
前記①~⑥の特徴は、うちの社員のIやバイトのH、同じセンター内で仕事をしている系列会社社員Tにも多く見られます。例えば、Hは掛け算・割り算が出来ないので、検品も間違いだらけ。Iも社員のくせに簡単な伝票処理も出来ない。
 
その中でも、特に酷いのが系列会社社員Tです。私達が作業しているのもお構いなしに平気で商品を持ってきて、危うくぶつけられそうに何度もなった。注意しても全然聞かず(当時の記事)。逆に、なかなか商品を持って来ないので、こちらから取りに行ったら加工室の出口に置きっぱなし。それを持って行こうとしたら「勝手に持って行くな」と逆ギレ。
 
商品の置き方も乱雑で、検品の済んだ商品の前に、まだ検品していない商品を置こうとする。以前、商品の積んだ台車をTが転倒させてしまった事がありました。その時も、Tは商品の破損状況もろくに確かめずに、ただ積み直しただけで済まそうとしました。私が後で確かめたら、ケースがちゃんとかみ合っていませんでした。私がそれをTに指摘したら、何と「分かってんなら、そっちで積み直せや!」と捨て台詞を吐きやがったのです。余りの沙汰に、私は絶句してしまいました。自分が台車を倒しといて、よくそんな事が言えたものです。
 
余りにもTの出勤日と公休日で状況が違うので、Tが休みの日に、交代勤務の人に、普段のTの仕事ぶりについて、さりげなく聞いてみました。そうしたら、何とTは商品を置きっぱなしにして、何か「別の自分の仕事」をやっているようなのです。その「別の仕事」が何なのかは、その交代勤務の人にも分からないようでした。どんな大事な仕事か知りませんが、商品を持ってくるのが先でしょうが。こちらは、その商品を店別に仕分けして、午後一番の配送出発時間までに、待機場所まで持って行かなければならないのですから。
 
そもそも、Tが外の商品移動係に回された理由も、加工室内で商品をパートにぶつけてケガさせてしまったからだそうです。昨年の年末繁忙期は、Tはまだ加工室内で作業していました。お陰で室内はT一人の為に大混乱。それで外の仕事に回されたのだそうです。これでは今年の年末が思いやられます。そんな酷い状況なのに、Tは別会社の社員だからと、うちの社員はなかなか注意してくれない。直ぐに逆ギレするのは、うちの会社のIやHも同じ。これではまるで、うちの会社は、「逆ギレした者勝ち」の「逆ギレパラダイス」じゃないですか((# ゚Д゚)。
 
医療少年院の非行少年たちも、適切なフォローさえあれば、偉人になれたかも知れません。現に発明家のエジソンや起業家のビルゲイツも、幼少期には知恵遅れとみなされ、学校も満足に卒業出来ませんでした。それでも母親が育児を放棄せず、彼ら特有の「変なこだわり」を探究心にまで高める事が出来たので、彼らは犯罪者にはならずに、逆に偉人として成功する事が出来たのです。
 
翻って、今の会社にそれだけの覚悟はあるでしょうか?IやH、系列会社社員のTが障がい者かどうかは分かりませんが、およそまともでない事は確かです。本来なら採用されるはずのない人たちです。でも、採用してしまった以上は、ちゃんと会社の責任で彼らを一人前にしなければなりません。ところが現状は、雇い入れたら後は知らんふりで、現場のバイトに丸投げ。こんな無責任な事では、西梅田のクリニックで起こった事が、最悪うちの職場でも起こるんじゃないでしょうか?
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杜若とポンプ場のどちらを残すべきか?

2021年12月12日 15時50分16秒 | 職場人権レポートVol.3
 
9月のブログ記事「住吉川(細江川)の源流を探る旅」の内容を勤め先の社内報にも応募投稿したら、何と来年1月号の社内報コラムに掲載してくれる事になりました。楽しみにしていたらゲラ(掲載記事の原稿)が届いたので、早速読んでみました。下記がそのゲラです。元のブログ記事まで表示すると、余りにも文章が長くなるので、ここでは表示しません。しかし、元のブログ記事も、リンク先をたどれば読む事が出来ますので、興味のある方は是非読み比べてみて下さい。
 
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最近、西成区から住之江区に越して来ました。住吉川にかかる住之江大橋を渡っていた時に、橋の上流と下流で川の趣が余りにも違う事に驚きました。そこで、一度河口から源流をたどってみようと思い立ち、自転車で散策して来ました。住吉川の河口部は工場地帯です。平林の貯木場が横にあり、昔は多くの材木が貯蔵されていました。今も河口部には材木を係留していた杭が川面に立ち並んでいます。河口付近は川幅も広く、船も係留されています。住之江大橋から上流をさかのぼると、それまでの工場地帯とは一転して、マンション横の緑地帯を流れるようになります。川の名称は依然として住吉川のままですが、川幅は心なしか狭まったように感じます。川の隣には住之江公園の池もあり、野鳥が飛び立ち、池の周囲には彼岸花が咲き誇っていました。住吉川は阪神高速のガード下で大きく湾曲しています。ガード下の湾曲部を過ぎると、更に川幅が狭まり、細江川と名前を変えます
わずか10キロの間に二度も名前を変え、様々な顔を見せてくれた住吉川(細江川)。一体どこが源流なのか?市営団地の中を流れる親水河川をたどれば、やがて防水ポンプ場が現れ、そこで流れが途切れます。防水ポンプ場から流れ出た水が、歴史の小道の中を流れ、10キロも行かないうちに、船をも浮かべるような大河に変身するのです。これほど変化に富んだ川が他にあるでしょうか。大河も一滴のしたたりから。それを身近で体験できた探索の旅でした。
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せっかく社内報に掲載してくれるのに、こんな事言うのもどうかと思いましたが、それでも、どうしても納得が行かないので、敢えて書かせてもらいます。私はこのゲラの内容に大いに不満です。何故なら、元のブログ記事では、住吉大社末社(浅沢社、大歳社)の杜若(かきつばた)や「おもかる石」、「発辰まいり」の風習についても触れていたのに、その紹介文が全てカットされ、「河口には船が浮かんでいた。源流はポンプ場だった。大河も一滴のしたたりから」というだけのオチに、矮小化されてしまったからです。
 
「大河も一滴のしたたりから」という最後のオチも確かに面白いかも知れませんが、私はそれよりもむしろ、中段の歴史紀行や風習の部分こそ、この記事の最大のポイントだと思っていました。平安時代には今の住吉大社の所まで海岸線が来ていて、人々は船に乗って住吉大社に参拝していました。今は窪地の中の神社に過ぎない浅沢社も、当時はきれいな水が湧き出る池に囲まれ、周囲には杜若(かきつばた)が咲き誇っていました。だから、杜若や細江川の風景も和歌に詠まれてきたのです。住吉川の別名である細江川の名前も、当時は細長い入り江であった事から来ています。近くを走る阪堺電車の駅名「細井川」も、浅沢社の泉から来ています。だからこそ、細江川も和歌や古文書に登場するのに、それらを全てカットして、単なる「ポンプ場」のオチだけで終わってしまっては、余りにももったいないです。
 
確かに、ブログの長い文章を、ここまでコンパクトにまとめて下さった事には感謝します。でも、これでは、ブログの最初と最後の文節を、ただ繋ぎ合わせただけの「やっつけ仕事」ではないですか。余りにも編集が雑過ぎます。そこで、急きょ私の方で下記の文章にまとめ直して、社内報に掲載してもらうようにお願いしました。
 
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最近、大阪市の住之江区に越して来ました。ある日、住吉川にかかる橋を渡っていた時に、橋の上流と下流で趣が余りにも違う事に驚き、一度河口から源流をたどってみる事にしました。
河口部は工場地帯です。貯木場が横にあり、昔は多くの材木が貯蔵されていました。川幅も広く、船も係留されています。
そこから上流をさかのぼると、住之江公園の横に出ます。公園の池では野鳥が飛び交い、周りには花が咲き誇っていました。

阪神高速のガードをくぐると、川幅が狭まり、細江川と名前を変えます。しかし、谷は逆に深まり、都会の川なのに、まるで山の中の渓谷にいるかのような感覚にとらわれます。
川の隣に神社がありました。住吉大社末社の浅沢社です。周りの窪地には和歌に詠まれた杜若(かきつばた)の群落もあります。隣には大歳社という神社もあり、持ち上げる事が出来たら願いがかなうと言われる「おもかる石」が祀られていました。私が持ち上げようとしてもビクともしませんでした。
阪堺電車の駅も川の近くにありました。駅の名前は「細井川」。ところが川の名前は「細江川」。何故名前が違うのか?もしかしたら浅沢社と関係があるかも?浅沢社の周りの窪地は昔は湧水池で、きれいな水が湧き出ていたようです。だから駅の名前も細井川なのかも。
都会の中を流れる何の変哲もない小さな川も、源流までたどれば様々な顔を持つ事が分かり、大変勉強になりました。
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社内報編集部には掲載写真を上記の6枚送りました。こちらについても、6枚とも是非掲載して欲しい所ですが、それがスペース的に無理なら、①船が浮かんだ河口部、②浅沢社、③大歳社のおもかる石の、3枚の写真だけにして貰っても結構です。

それなら、編集部のゲラよりも私の訂正稿の方が使用字数も少ないので、全部掲載出来るのではないかと思います。
 
私はこのように思うのですが、皆さんは、どちらの文章の方が、より面白い(より優れている)と思いますか?
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職場のヒヤリハット事例

2021年10月10日 07時55分55秒 | 職場人権レポートVol.3
今回のブログ更新は久々の職場ネタです。うちの職場では時々「ヒヤリハット調査」が行われます。1件の重大事故の前には29件の軽微な事故と、事故には至らない300件の「ヒヤリ、ハッと」させられる事例があるという「ハインリッヒの法則」に基づき、職場内の危険箇所(ヒヤリハット)を洗い出して事故防止に役立てようという調査です。
 
今回もそのヒヤリハット調査のアンケート用紙が配られて来ましたが、どうもいつもと様子が違います。今までは「床のデコボコを直して欲しい」と、床のひび割れや穴ぼこの箇所を主に書いていたのですが、「床の補修にはお金がかかるので、今回は直ぐに取り組める清掃活動(汚れている場所や整理整頓しなければならない場所の摘出・改善)に重点を置こう」という事になりました。
 
しかし、清掃なんて、わざわざこんな調査なぞしなくても、やる気になれば直ぐに出来る事なのに、何故わざわざこんな事を書かなければならないのか?それよりも、もっと先にやらなければならない事があるだろうと、私は下記の事例を書く事にしました。以下がその全文です。↓
 
H社員の危険行為を止めさせて下さい。
私達は、H社が加工したカット野菜などの商品を、スムーズに仕分けする為に、検品が終わったら、いつも前半店舗(1〜50番店)分と後半店舗(51〜109番店)分に振り分けて置いてます。
その検品や振り分けがまだ終わっていないのに、そのH社員だけは、平気で次の商品を前に被せて来るのです。
「危ないから、もう少し離して置いてくれ」とお願いしても、「かめへんやないか」と言って全く聞いてくれません。
多分、その方は、午後からの1便商品の置き場所を確保する為に、最初から詰めて置こうとしているのでしょう。
しかし、それは午前中の2便商品の出荷が終わってからでも充分間に合うはずです。
その程度の状況判断も出来ずに、自分の都合だけで、平気で次の商品を前に被せられるので、商品がごちゃついて検品や整理がスムーズに出来ません。
その方のコミュニケーション能力に難がある事は他の人も既に皆知っているにも関わらず、H社は関連会社で我が社の権限が直接及ばない事から、皆及び腰でしか対応してくれません。
こんな状況で、もし怪我でもさせられたら誰が責任を取ってくれるのでしょうか?私は絶対に泣き寝入りなぞしたくありません。
今回のヒヤリハット調査は清掃に重点を置いて書いて欲しいそうですが、そんな事よりも、この社員の危険行為を止めさせる方が先決ではないでしょうか。
当該社員が農産PC加工室から持って来た商品を、私達が検品・整理する際に、前半店舗分の商品を太矢印の方向に移動しようとしても、その社員が平気で次の商品を前に被せようとするので、危なくて仕方がない。(注)ブログではH社としましたが、アンケート用紙には実際の社名を記載しています。
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スーパーのセンター長が商品を蹴飛ばして良いのか?

2021年07月11日 18時12分03秒 | 職場人権レポートVol.3
 
私たちは某大手スーパーの物流センターで働いている業務請負(簡単に言えば下請け)企業の契約社員ですが、先日7月8日に、ここのセンター長からパワハラ被害を受けました。センター内の作業場で商品を仕分けする為に、台車を歩行者用通路から一列はみ出して並べていたら、センター長が「邪魔だ!どけろ!」と、足で台車を蹴倒しながら通り過ぎて行ったのです。
 
確かに台車を通路からはみ出して並べた私たちも悪いですが、それはそうしなければ作業場が狭くなるからです。作業場が狭くなっているのは、野菜が積まれたパレットを大量に壁際に並べて置いているからです。そんなに通路に台車を並べられるのが嫌なら、壁際に置いている野菜のパレットをまず先にどけて下さい。(上図参照)
 
百歩譲って、パレットをどけるのが無理としても、いきなり足で蹴倒す事はないでしょう。これは明白なパワハラ行為ではないでしょうか?センター長がこんな事して良いのでしょうか?蹴倒して行った台車の中には、既に商品を載せて並べていた店の台車もありました。商品を足で蹴飛ばして良いのでしょうか?パワハラだけでも許せないのに、我々を下に見て差別し、権力振りかざして横暴な真似をするのは、どう見ても容認出来ません。
 
それに、たとえ通路の後ろに台車をずらして並べても、結局最後は、通路の前に置かなければならなくなるので、どのみち通路は塞がってしまうのです。
 
例えば、ある店行きの台車に玉葱9ケース積んで通路の外に並べていて、次にモヤシ3ケースが来たとします。玉葱にはケース毎に店名シールが貼られていますが、モヤシには「3ケース」と書かれた店名シールが1枚しか貼られていません。
台車は10ケース積む毎に出荷するルールですから(それ以上高く積むと危ない)、玉葱9ケースの上にはモヤシは1ケースしか積めません。それを出荷してしまうと、残りの2ケースは店名シールも無しに台車に積まなければなりません。
出荷後もドライバーが配送時に積み替えたり、他の店と抱き合わせで配送したりしますから、シール無しのケースは出ないようにしなければなりません。それを避けようと思えば、モヤシの上にわざわざ玉葱を7ケースも積んで出荷しなければなりません。
限られた時間の中で、そんな非効率な事なぞ出来ませんから、もうモヤシは、たとえ通路内にはみ出ようとも、玉葱の台車の前に並べて置いておかざるを得ません。(下図参照)
 
 
また、中には仕分け後も店別の数量を検品しなければならない商品もあります。この商品はケースごとに店名シールが貼られていますから、数台の台車に分割して積む事は可能です。但し、店別の数量検品が終わるまでは、たとえ通路内にはみ出た台車であっても、直ぐには出荷出来ません。そんな場合も、「邪魔だ、どけろ」と言われて、パワハラ被害に甘んじなければならないのでしょうか?
 
だから、たとえ最初に通路の外に台車を並べていても、作業の進み具合によっては、通路の中に台車を並べざるを得ない場合も頻繁にあるのです。それでも「通路の中に台車を並べるな」というなら、もっと作業場を広げて欲しいと思います。そもそも、元々の原因は、どれだけ売れるか分からないキャベツや白菜を、どんぶり勘定でパレットで注文して、大量に壁際に並べるから、その分、作業場が狭くなり、台車を通路にはみ出して置かなければならなくなるのです。それ以外にも、床の穴ぼこなど危険箇所が他にも一杯あるのに、それらを放置したまま、歩行者用通路の確保ばかり騒ぎ立て、下請けにばかり責任転嫁するのは筋違いです。
 
多分、このセンター長は、私たちの事を下請けだとバカにしているのでしょう。しかし、私たちは確かに社内では下請けですが、社外ではこのスーパーの顧客でもあるのです。その顧客にこの仕打ちはないでしょう。これ以上、下請け労働者を差別し、労働者の人権をふみにじるようなら、我々も抗議の意思表示をする必要があるのではないでしょうか?スーパーのホームページに苦情投稿して、それでも無視するなら次は新聞に投書するぐらいは、やっても良いかなと思っています。
 
誹謗中傷でない限り、言論の自由は憲法で保障されています。ここに書いた事は全て実際にあった話です。決して嘘、偽り(誹謗中傷)ではありません。その言論の自由を抑圧する権利がスーパーに果たしてあるでしょうか?(今の段階ではブログにはまだ載せませんが、証拠写真もちゃんと撮ってあります) 

今や民間企業と言えども、自社の金儲けだけ追求していたら良い時代ではありません。貧困撲滅などの社会的課題にも貢献する姿勢が求められています。そんな時代であるにも関わらず、未だにこんな差別意識丸出しの上から目線で下請け労働者に命令するセンター長がいるとは。このスーパーの社員教育は一体どうなっているのでしょうか?
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スネ夫とクレート伝票 第5話 まるでスネ夫みたいなBさん

2021年04月21日 22時32分52秒 | 職場人権レポートVol.3
 
会社ホームページ投稿文には「Bさんは無能だ」とかは一切書いていないのに、何故、Bさんはこれを自分に対する無能呼ばわりと受け取ったのか?考えられる理由はただ一つ。「A・Bさんに〜教えるのに非常に苦労しました」と、AさんとBさんを並列で書いたからです。
 
勿論、会社ホームページ投稿文には「Aさんは無能だ」とも一切書いていません。実際に私が伝票処理のやり方を教えたのはA・B・C・Dの4名だけで、Cさん・Dさんについては後継者として繰り返し手順を教える機会があったから、私も比較的教えやすかったです。しかし、残りのA・Bさんについては、当日欠勤者のピンチヒッターとして一度しか教える機会がなかったので、教えにくいと感じたから、それを正直に書きました。でも、相手は社員(Aさん)やバイトリーダー(Bさん)なので、また当日欠勤者のフォローに入る機会があるかも知れない。だから、仕分けだけでなく伝票処理の手順まで教えたのです。
 
その結果「非常に教えにくいと感じた」と書いてしまいましたが、それについても「伝票処理の手順が煩雑だから」と、きちんと説明を付けています。「AさんやBさんは無能だから」なんて事は一言も書いていません。
 
でも、BさんをAさんを並べて書いた事で、Bさんは「(引きこもり社員と社内では思われている)Aさんと同格に扱われた」と受け取ったのです。そして、それを「無能呼ばわり」と受け取ったのです。しかし、それはBさんの勝手な解釈に過ぎません。何故ならば、普段の仲間内の会話の中では私もAさんの愚痴を言った事はありますが、少なくとも会社ホームページ投稿文という公の場では、誰も無能呼ばわりしていないのですから。
 
「無能呼ばわり」という点では、むしろBさんの方こそ、Aさんをバカにして、心の中で「無能呼ばわり」しているのではないでしょうか?ところが、「A・B」と2人だけ並列で書かれた事で、「自分もAさんと同様に無能呼ばわりされてしまった」と受け取ったのです。
 
私はこれでBさんという人がどんな人か良く分かりました。強い奴には何も言えず、弱い者に当たり散らすしか能がない。職場に問題があっても「我慢」するばかりで何も言わずに、逆に問題点を指摘する人間に対して「俺は我慢しているのにお前は不平不満ばかり言って」と逆恨みまでする。
 
まるで「ドラえもん」の漫画に出てくる「スネ夫」みたいな人物。それがBさんです。そんなスネ夫みたいな人間ばかりだから、コロナ無策の総理を政権から追いだす事も出来ないのです。
 
しかし、たとえBさんがそんな人物であったとしても、私は会社ホームページ投稿文には、Bさんの仕事ぶりについては何も書いていません。ただ、業務の煩雑さについて説明する上で、「Bさんに業務を引き継ぐ際も苦労した」と書いただけです。
 
何度も言う様に、会社ホームページ投稿文の主旨は、あくまで伝票処理や検品手順の改善申し入れに過ぎません。そこには個人の悪口なぞ一切出て来ません。にも関わらず、勝手な解釈によって、正当な業務改善要望までクレーマーと決め付け、他人の言論の自由を侵害する権利がBさんにはあるのでしょうか?Bさんはこの職場の「独裁者」なのでしょうか?
 
それに、会社ホームページに投稿した内容が、話のきっかけとして導入部に一度名前が出たとは言え、ここではあくまで部外者に過ぎないBさんに、何故、筒抜けになってしまったのかも気になります。別に隠し立てする内容でもないので、筒抜けになっても私は一向に構いませんが。
 
でも、これがセクハラやパワハラの苦情申し立てだったら、どうなるでしょうか?ハラスメント被害者の申告が加害者にも筒抜けになるような有様では、被害者は会社に被害申告も出来ないのではないでしょうか?会社の個人情報保護方針にも大いに疑問を感じます。
 
別に隠し立てする必要もないのに、まるで私がBさんの悪口を所長に密告しているみたいに思われるのも心外です。そんな事なら、一層の事こちらから公開討論に踏み切って、会社ホームページ投稿文の全文を作業配置板に貼り出し、この内容のどこが個人の悪口、誹謗中傷に当たるのか?私は、むしろ逆に従業員全員に問うてみたいです。それぐらいの気持ちでいます。(続く)
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スネ夫とクレート伝票 第4話 Bさんからの抗議

2021年04月21日 22時31分23秒 | 職場人権レポートVol.3
 
所長へ。会社ホームページに先日投稿した内容について、4月20日にBさんから抗議を受けました。抗議の内容は「何故、投稿の中で自分(B)の名前を出したのか?これでは私がまるで無能者みたいだ。今後一切、投稿の中で個人名は出さないで欲しい」という物でした。
 
しかし、くだんの投稿文を読み返しても、この内容のどこにBさんを無能呼ばわりした箇所があるのか?全然分かりませんでした。添付ファイルの会社ホームページ投稿文を読んで貰えば分かりますが、ここには伝票処理の煩雑さを改善してほしいという事しか書いていません。確かに、当日欠勤者の穴埋めに私の担当部門に応援に入ったBさんに「伝票処理のやり方を教えるのに非常に苦労した」事で話は始まっていますが、それはあくまで「業務内容が煩雑だから」であって、別にBさんの事を「無能だから」とは一言も書いていないにも関わらず。
 
確かに私の直属の上司は所長ですから、わざわざ会社のホームページに投稿しなくても、直接所長に話すかメールすべきだったかも知れません。でも、所長と会えるのは午前作業終了間際の時間帯ぐらいで、後の時間はなかなか会えないじゃないですか。もし会えたとしても、限られた時間の中で、これだけの内容を一度に口頭でまとめて言うのは非常に難しいです。第一、私は所長のメルアドも知りませんでした。しかも、伝票処理の改善なんて一事業所だけで出来る事ではありません。だから、次善の策として会社ホームページに投稿させて貰った次第です。
 
これがそんなに悪い事なのでしょうか?確かに直属のルートを通さなかった事は思慮が足りなかったと思いますが、別ルート(会社ホームページへの投稿)もちゃんと整備されている中で、別の合法的なルートを通したからと言って、何故そんなに咎められなければならないのでしょうか?ホームページへの投稿内容も、あくまで業務改善要望であって、個人の悪口や誹謗中傷は何も書いていないにも関わらず。
 
「皆、言いたい事があっても我慢しているのに、そんなに職場に不満なら辞めたら良いのに」と、Bさんから言われましたが、これについても納得出来ません。「我慢」ばかりしていたら、いつまで経っても職場は良くなりません。それに私は不平不満ばかり言っている訳ではありません。作業マニュアルが整備されていない中でも、自分でマニュアルをまとめて作業場の壁に掲示したりもしています。
 
なのに何故、ここまでクレーマー扱いされなければならないのか?言論の自由は憲法で万人に保障されています。その権利を行使して一体何が悪いのでしょうか?正当な業務改善提案まで誹謗中傷扱いされクレーマー扱いされる筋合いはないと思いますが、所長はいかにお考えでしょうか?(続く
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スネ夫とクレート伝票 第3話 現場での部長面談

2021年04月21日 22時28分57秒 | 職場人権レポートVol.3
 
4月11日に会社ホームページに投稿した後、4月16日の作業中に、私は副所長に呼ばれました。ついて行ったら所長と部長がおられて、クレート伝票がどうたらこうたら言い出したので、「ああ、また会社ホームページへの投稿の件だな」と思い、作業場に貼り出した自作の検品マニュアルの前で、マニュアル作成&ホームページ投稿に至った経緯を3人に説明しました。
 
(私の経緯説明のあらまし)
 
①Aさんについて
 
4月11日(日)午前作業で、副所長から、Aさんに担当作業の流れを教えてやって欲しいと頼まれました。Aさんは社歴の長い社員ですが、今まで他の部門を主に担って来て、私の担当部門の事はよく分からないので、私達から教えてやって欲しいとの事でした。
そこで、社員なので仕分け作業だけでなく、検品や伝票処理についても教えましたが、Aさんは、社歴が古い割には飲み込みが遅く、しかも、メモも取らずに「いきなり色々言われても分からない」と、まるで新人バイトが言う様な事を言い出す始末。これには私達も呆れました。
 
②対症療法としてのマニュアル作成
 
しかし、そうは言っても検品や伝票処理の手順が煩雑なのも事実です。私達は慣れているので何も見ずに作業をこなせますが、初めて教わる人が、この手順を口頭だけで教えられたら面食らうかも知れません。そこで、伝票のどこに、どういう風にサインするか、図解付きのマニュアルを現場の壁に貼り出す事にしました。(上記写真はそのマニュアルの一例。一部画像編集済)
 
③根本的解決策として検品作業の合理化を提起
 
但し、このマニュアル作成・掲示は、あくまで対症療法です。根本的には、何枚もある伝票・帳票類を減らして、検品手順も簡素化しなければならないと思います。
基本、箱の数を数えるだけの検品なのに、何故、何種類も伝票の種類があるのか?(クレート伝票、個数表、車両記録表、発注一覧表、備品管理表、etc)
それは、検品者に検品以外の余計な事をさせているからではないか?
例えば、車両記録表や個数表に、検品の開始・終了時刻を記入しなければならないのは、検品者に守衛の代行までさせているからではないか?それを無くせば車両記録表は廃止出来ます。
備品管理表も、クレート伝票を事務所に上げてしまったら、現場には何も残らず、他部門の担当が入荷数を日報に記入出来なくなります。その為に、伝票記載数を備品管理表にも控えて、他部門の担当者が入荷数を後で観れるようにしてあります。しかし、これも作業日報を他部門と担当部門の二本立てにすれば、備品管理表も廃止出来ます。
クレート伝票も、発送会社控・運送会社控・受取会社控の3枚綴りになっているにも関わらず、複写になっておらず、ミシン目も入っていないので、同じ事を3箇所も記入しなければならない。3枚綴りの伝票を一々こちらで切り離さなければならず、非常に煩雑な作業になってしまっています。綴りの伝票は全て複写にして記入を1回で済ませられるようにして欲しい。伝票も一々こちらで手や定規で切り離さなくてもよいように、伝票にミシン目を入れておいて欲しい…というような事を話しました。
 
(所長・部長からの回答)
 
クレート伝票については、全国の事業所で通函として使用されている共有クレートの動きを記録する為の物なので、仕様を変更するとなると、我が社だけでなく取引先や他の事業所の意見も聞かなければならない(注:後で調べたらイーパルという全国共通システムの下で伝票が発行される仕組みになっていました)。現実的には非常に難しい。次善の策として、手書きのサインから判子に変える事を考えている。検品者の氏名が刻印され、検品日付をダイヤルで調節出来る仕様の判子で代用出来ないか、検討してみる。
 
荷受けの開始・終了時刻については、車両記録表への記入は必要だが、伝票や個数表にまで一々記入する必要はないのではないか?
 
日報の運用変更(1枚物の共通日報→他部門と担当業務の2本立てに)についても考えてみる。
 
マニュアルについては、非常によく出来ていて分かりやすい。これからも頑張って下さい。
 
(副所長の反応)
 
以上の様に、所長・部長からは割と好意的な反応を引き出せました。しかし、副所長の反応はまた違っていました。
「そんなにストレスを抱えているなら、別の部署に配置替えする事も考えよう」というものでした。一見、私の精神的普段を軽減するかの様な物言いをしながら、実際には「これ以上ガタガタ言うと他へ飛ばすぞ」と言わんばかりの、まるでクレーマー扱いに失望を覚えました。
この人は結局、自分の保身しか考えていないのではないでしょうか?だから、事なかれ主義で、それに逆らう私をクレーマー扱いするのです。(続く
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スネ夫とクレート伝票 第2話 会社ホームページ投稿文

2021年04月21日 22時25分29秒 | 職場人権レポートVol.3

伝票の種類削減、検品業務の簡素化について

所長・副所長へ。

A・Bさん(いずれも仮名)に、私の担当部門の検品・伝票処理の仕方を教えるのに、非常に苦労しました。業務内容が余りにも煩雑なので。

・何故こんなにも伝票の種類が多いのか?(クレート伝票、個数表、入出車両記録表、実発注一覧表etc)
・クレート伝票なぞ3枚綴になっているのに、複写にもなっていない。ミシン目も入っていない。だから何枚も同じ事を記入しなければならない。一々自分の手で伝票を切らなければならない。
・そのくせ、作業に必要な数量の把握が出来ない。クレート伝票だけでは、もやしや✖✖の数量は分からないので、作業段取りが立てにくい。だから、また新たに仕分け実績表を作らなければならない。

何故こんな事になるのですか?社員が業務改善サボって来たからです。いつまで、そのしわ寄せをバイトに押しつけるつもりですか?こんな事ばかりしていたら、最後には皆、嫌気差して辞めてしまいますよ。

それを補う為に、私が別紙のマニュアルを作りました。

①1枚ずつ、A3サイズに拡大カラーコピーして、パウチで止めて下さい。
②それを原版と一緒に私に渡して下さい。現場掲示は私の方でやります。
③コピー代を請求します。(本当はリモートワークの人件費も請求したい位です) 

ちなみに別紙マニュアルの内容は下記参照(中略)

私の言いたい事は、勿論、コピー代返してくれとか、そんな瑣末な事ではありません。

①検品者に守衛の仕事まで押し付けないで下さい。何故、伝票に荷受けの開始時刻や終了時刻まで書かなければならないのか?受付表に業者がそれらの時刻を記入するよう促し、受付表の回収までしなければならないのか?入構、退出時刻の記録だけで充分ではないですか。本来それは守衛の仕事です。以前はバース担当がそれらの業務を担っていましたが、会社がバースの人件費をケチって、検品者に守衛の仕事まで押しつけてしまいました。バースの人件費をケチって、セキュリティをわざわざ脆弱化させてしまったのでは本末転倒です。

②伝票の種類をもっと減らして下さい。検品業務をもっと合理化して下さい。何故同じ事を何枚もの伝票に書かなければならないのか?何故、自分の手や定規で伝票を切らなければならないのか?綴りになっている伝票は全て複写化して下さい。伝票にミシン目も入れて下さい。1検品当たりの伝票の種類もせいぜい2種類に抑えて下さい。入出車両記録表なんか廃止して、クレート伝票と個数表だけにして下さい。クレート伝票も個数表も複写化して下さい。

③社員の意識を変えて下さい。何故ここまで業務が煩雑化してしまったのか?社員が業務改善をサボって来たからです。システムが変われば、普通はそれを機に今までの業務内容を見直し、整理統合されます。ところが我が社では、社員が奴隷根性に染まって何でも上の言いなりになって来た為に、業務改善がほとんど為されませんでした。だから、古いシステムが見直されないまま、そこに新しいシステムが継ぎ足され、屋上屋を重ねる事になってしまったのです。余計な仕事ばかりしなければならなくなり、肝心の商品名・規格・数量の検品が疎かになるのです。配置掲示板のリニューアルなんかする暇があるなら、その時間を業務改善やマニュアル整備にあてて下さい。(ホームページ投稿文、完)(続く

※会社ホームページ投稿文は1千字以内の字数制限がある為に、上記の投稿文も、前半・後半の2回に分けて投稿しています。中段の(中略)までが前半、それ以降が後半の文章です。

※ここでは話の行きがかり上、色んな伝票の名前が出て来ますが、クレート伝票以外は全て無視して下さい。あくまでクレート伝票を例に上げて説明して行きますので。

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スネ夫とクレート伝票 第1話 クレート伝票

2021年04月21日 22時17分30秒 | 職場人権レポートVol.3

 

大阪府に再び緊急事態宣言が発令されました。どの国もコロナ対策には苦労していますが、それでも台湾・ニュージーランドではコロナを制圧しつつあります。一時は変異株が猛威を振るった英国でも、ワクチン普及が進むにつれ、コロナ感染者は減少に転じつつあります。その中で、ひとり日本だけが、政府と一部知事の無策のせいで、営業自粛と自粛緩和を繰り返すのみで、ワクチン確保もままならず、医療崩壊で通常の手術も受けられない状態が続いています。

私のブログも社会派ブログの端くれですから、本当はこの問題についてもっと追及しなければならないのですが、職場でちょっとしたトラブルに見舞われ、そちらに手が取られて、なかなか本来の活動に取り組めないでいます。申し訳ありません。しかし、いつまでもブログを休眠させておく訳にはいきませんので、先に職場の近況報告について書かせてもらいます。

以下、職場の問題について簡単に述べさせてもらいます。私のバイト先は某スーパーの物流センターです。そこで私は下請け企業の契約社員をしています。その物流センターでは、商品を段ボールだけでなく、左上写真のクレートという容器にも入れて各店舗に出荷しています。クレートというのはプラスチック製の容器なので使い回しが出来ます。しかし、その為にはどこかでクレートが滞留しないように、伝票で数のやり取りを把握しなければなりません。それが右上写真のクレート伝票です。

クレート伝票は3枚綴りになっています。1枚目が発送会社控、2枚目が運送会社控、3枚目が受取会社控です。商品がクレートに入れられてセンターに入荷し、検品で伝票に書かれた数通り入荷しているのを確認すると、検品係はクレート伝票の①②③の3か所に、検品者のサインと検品日付を記入します。そして、1枚目と2枚目を納品業者に渡し、3枚目を後でまとめて事務所に持って行きます。伝票によっては、こちらで3枚とも切り離して1枚目と2枚目を納品業者に渡さなければなりません。

私の勤めている物流センターでは、他にも様々な伝票を扱っています。クレート伝票以外にも、入出車両記録表、個数表、実発注一覧表、クレート本伝票、出荷ラベル、もぎり、備品管理表・・・と多岐にわたります。それでなくとも多種類の帳票を抱え、1品目検品するたびに1枚のクレート伝票に3か所もサインしなければならないのでは、数百ケース単位で4品目、5品目同時に入荷したりすると、3ヵ所×5品目で計15ヵ所もサインしなければならなくなります。

そこで、もっと伝票の種類を減らせないか?クレート伝票が3枚綴りになっているなら、せめて複写にして1回のサインで同時に3か所サインできるように出来ないか?伝票も一々定規や手で切り離すのではなく、あらかじめに切れ目にミシン目を入れてすぐに切り離せるように出来ないか?勤務先本社のホームページの意見欄に書いて投稿しました。

その際に、業務が煩雑な為に引継ぎの際に苦労した旨を、2人の従業員の名前を挙げて投稿しました。そうしたら、その従業員のうちの1人が、「何故、俺の名前を出して投稿したのか?」と、文句を言って来ました。それが今回のトラブルのあらましです。しかし、これだけの説明では、何が一体問題なのか?全然分からないと思いますので、第2話以下で、もう少し詳しく話を詰めて行きたいと思います。(続く

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早速進展がありました。

2021年02月05日 22時35分00秒 | 職場人権レポートVol.3

前回記事の続報です。仕事が出来ない派遣社員(Oさん)に対する苦情を、自分の勤務先企業のホームページに投稿したら、早速進展がありました。本社からS部長が来られて、K所長も同席して、私の話を聞いて下さいました。

まず私から、Oさんの仕事が異様に遅い点について、具体的に説明しました。例えば、仕分け終了後の台数カウント作業で、約20台ずつ一列に並んでいるドーリー(台車)のバーコードをハンディ(電子端末)でスキャン(読み取りデータ送信)していく際も、彼は既に列の半分近くスキャンを終えていたにも関わらず、後から追っかけて隣の列をスキャンし始めた私達の方が、途中で追い抜いて早く終わってしまう。それぐらい彼のスピードは遅い事などを説明しました。(左上写真の赤い台車がドーリー。右上写真の緑の上段ケースに貼ってあるのがバーコードラベル。下の写真がその時のドーリー配列図)
 
 
また、言われた事しかやらない点についても、彼が、同僚バイトのTさんから、手待ちの時はドーリーの仕分けだけでなく農産カゴ車の仕分けもするよう指示された時も、「僕は派遣ですから」と言って拒否しようとしたり、他の所をウロウロして全然仕事しようとしなかった事について説明しました。
 
そして、自分の思い込みだけで作業を進めようとする点についても、各作業場毎にレイアウトが異なるにも関わらず、応援に入った農産ドーリー仕分け場でも、それまで担当していた和風惣菜ドーリー仕分け場と同じレイアウトで、ドーリーを並べようとした事や、同じスーパーでも直営店と系列店では仕分け場所が異なるのに、確認もせずに直営店の仕分け場で系列店の仕分けをいきなり始めた事などを説明しました。
 
その後、会社ホームページへの投稿では触れなかった彼の人となりについても説明しました。
 
曰く、彼は大阪教育大学を卒業して、前職は塾の先生(塾長)で、教師の嫁さんとも結婚して、既に60歳になろうとする立派な社会人です。しかし、その言動たるや、まるで子ども並みで、とても元教育者の言動とは思えません。
 
曰く、彼は確かに職場で暴れたり、他の人に危害を加えたりはしません。ただ仕事が遅いだけです。しかし、その事を注意しても素直に聞かず言い逃れする所が多分にあります。
 
そして、何よりも落ち着きがありません。始終オドオドして、周囲の細かな事をやたら気にかけます。「後どれぐらいで作業が終わるのか?」と言う事もしょっちゅう私に聞いて来ます。しかし、それで作業が遅れていてもペースは全然変わりません。彼が始終現場をうろつくのも、そういう「自信の無さ」や「不安神経症」の現れではないかと思います。その為に、肝心の今やっている作業が逆に疎かになり、注意散漫で仕分けを間違えたり商品を転倒させたりしてしまうのです。
 
しかも、彼は派遣のダブルワーカーで、午後からはまた別の現場で働かなければならない為に、たとえ午前中の作業が終わっていなくても、12時には退勤しなければなりません。だったら尚更、早く仕事しろと思うのですが、彼は一向にそうしてくれません。彼だけさっさと上がって、残務だけを押し付けられたのでは堪ったものではありません。
 
そうであるにも関わらず、彼の派遣会社(E社)の時給は1100円と、私達よりも100円も高いのです。私達よりも数倍も段取りが悪いにも関わらず。
 
確かに、仕事はスピードだけが求められる訳ではありません。正確さや丁寧さも当然求められます。かく言う私達も、新人の頃は仕事も遅く、ミスも一杯しました。その私達が、昔の自分の事を棚に上げて、新人の派遣バイトの悪口を言うような事なぞ、本当はしたくはありません。
 
でも、私達も、新人の彼には初歩的な作業しかまだ教えていません。数週間もあれば普通の人なら誰でも一人前に出来る作業しか教えていないのです。それなのに、配属後既に約1ヶ月経過したにも関わらず、他のバイトの2倍も作業に時間がかかるようではお話になりません。
 
私としては、たとえ相手がアウトソーシングの派遣社員だったとしても、現場に投入する以上は会社の方で責任を持っていただきたいのです。特に彼のような「指導困難者」については、ただ既存のバイトに指導を丸投げするだけでは不十分です。それなりの待遇を保障した上で、作業療法士などの専門的知識のある方に指導してもらわなければ、私達だけでは無理です。
 
それが出来ないと言うのであれば、どっちつかずの飼い殺し状態で放置するのではなく、契約満了などの然るべき措置を取って下さい。実際は「飼い殺し」でしかないものを、「家族経営」「温情経営」などの美辞麗句で誤魔化さないで下さい…。
 
凡そ、そんな事を言いました。S部長も基本的にはそれに同意してくれました。「確かに君の言う様に、いつまでも中途半端な状態で放置していては行けない。仮に様子を見るにしても期限を設けなければならない」と言ってくれました。その上で、「但し、相手の言い分もあるだろうから、そちらも聞かなければ公平な判断は出来ない。それを行った上で、なるべく早めに結論を出したい」という事で、今日の面談を終わりました。
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