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マイナ保険証の使用をゴリ押しするな!

2024年10月23日 10時08分42秒 | 職場人権レポートVol.3
 
勤務先の上司に宛てたメールその1
 
先日の朝礼でもらった健保組合の通知に沿って、マイナ保険証取得の為にマイナポータルアプリをインストールし、マイナカードの読み取りをしようとしたが、何度やってもエラーで返されます。どうしたらよいでしょうか?
もうこんな七面倒くさい事しなければならないなら、マイナ保険証なぞ要りません。資格証明書で結構です。そもそもマイナカードの取得は任意だったはず。いつから強制になったのか?
 
 
同上その2
 
マイナ保険証ではなく資格証明書で受診するのは、医療機関の窓口で、健保組合から貰ったこの通知書の、写真の中のこの赤丸で囲った部分(注:個人名などの実名は抹消済)を、マイナンバーカードと一緒に見せたら良いのですね。了解しました。
 
せっかくマイナ保険証を取得しても、いざ医療機関で受診しようとしたら、機械で読み取れずに本人確認が出来ないトラブルが、今、全国各地で多発しています。何故こんな事が起こるのか?調べたらとんでもない事が分かって来ました。
 
まず同姓同名に伴うトラブルがあります。同姓同名の人間が全国には想像以上に大勢います。現に私と同じ漢字で同姓同名の人間も、全国には複数いる事がネットで確認されました。
 
それに異体字に伴うトラブルが加わります。例えば、同じ「サイトウ」という苗字でも、「斉藤、斎藤、齋藤」と3種類の漢字があります。どの「サイ」も同じ発音で意味もほぼ同じです。「タカサキ」も「高崎、髙崎、髙嵜、…」と何種類もある。「サワミネ」も「沢峰、澤峰、沢峯、澤嶺、…」と何種類もあります。
 
しかも、戸籍上の苗字は「齋藤」でも、日常生活では画数の少ない「斉藤」で代用しているケースも少なくない。こういう「異体字」の違いを機械では認識出来ずに、文字化けやエラーで返されたり、別人として認識されてしまう場合が多発しているそうです。
 
今までの紙の保険証なら、使用範囲は一自治体や一健保組合の範囲に限られていたので、同姓同名や異体字のトラブルも稀にしか起こらなかった。しかし、マイナ保険証で、ソフトは旧来のまま改善もされずに、運用だけ全国一律にゴリ押しされたら、前述のトラブルが各地で頻発する羽目になる。
 
今までの紙の保険証なら、紙一枚で受診出来ました。保険証の提示も初診時と月初めだけで良かった。でも、マイナ保険証では毎回提示しなければならない上に、認識エラーで受診出来ない場合も少なくない。認識出来なければ治療費は全額負担で、後で自分から申請して払い過ぎた分を取り返さなければならない。
 
ちょっとした風邪で受診するなら、まだそれでも良いかも知れない。でも、心筋梗塞などで、救命措置を施す為に一刻一秒を争う時に、こんな下らないトラブルで受診出来なくなってしまったら、命に関わります。
 
「マイナ保険証で医療のデジタル化が進む。お薬手帳が無くても、他の医療機関にも治療履歴が共有され、治療がスムーズに行われるようになる」と、政府はマイナ保険証の普及に躍起となっています。でも、そんなにデジタル化したければ、今の保険証にICチップを埋め込めばそれで済む話です。
 
政府がマイナ保険証の普及をゴリ押しするのは、徴税事務の効率化(いかに効率良く庶民から税金をふんだくるか)と、製薬メーカーも個人情報を閲覧出来るようにして、企業の金儲けを助ける事しか考えていないからです。庶民の命の事なぞ、これっぽっちも考えていない。
 
こんな問題だらけのマイナ保険証のゴリ押し通知を、国から言われたからという理由だけで、何の説明もなく従業員に配布して良いのでしょうか?これでは、会社も政府とグルだと思われても仕方ないと思います。
 
本当に従業員の事を思うなら、ただ健保組合の通知を配布するだけでなく、マイナ保険証のリスクと回避方法(資格証明書での代用)についても、ちゃんと説明すべきだと思います。
 
(追記)
 
勤務先本社に下記の要望メールを送りました。↓
 
 
マイナ保険証の使用をゴリ押ししないで下さい。
 
マイナンバーカードと健康保険証の一体化により、今年12月2日から現行の保険証はマイナ保険証に切り替えられます。そして1年後の猶予期間が過ぎれば、後はもう全面的に使用が禁じられます。そこで、先日の朝礼で配布された健保組合の案内に沿って、マイナ保険証を取得しようとしましたが、何度試してもエラーで取得できませんでした。どうしたら良いか所長に相談した所、案内に同封されていた資格証明書(資格情報のお知らせ)を、マイナンバーカードと一緒に病院の窓口で提示すれば、別にマイナ保険証がなくても健康保険を使える事が分かりました。
 
私はもうそれで一安心ですが、他のメンバーは一体どうなるのでしょうか?マイナ保険証の使用に伴うトラブルが、今も各地の医療機関で多発しています。せっかく取得したマイナ保険証を、いざ病院の窓口で使おうとしても、カードリーダーの誤作動で読み取りできない事例が、各地で起こっています。
 
誤作動が起こる原因は、同姓同名や異体字をカードリーダーがうまく読み取れないからだと言われています。全国には同じ漢字で同姓同名の方が、想像以上に多くいます。また、「斉藤・斎藤・齋藤」のように、同じ苗字でも漢字が微妙に異なる異体字も、世の中には数多く存在します。その中には、戸籍上の苗字は「齋藤」だが、普段は書きやすい「斉藤」で済ましている人もいます。その違いをカードリーダーが認識できずに、文字化けでエラーが出たり、別人の個人情報で認識してしまうのです。
 
今の国民健康保険証や健保・共済組合の保険証であれば、使用範囲が一自治体や一組合法人に限られているので、同姓同名や異体字のトラブルも稀にしか起こりませんでした。しかし、マイナンバーカードで全国一律のデータベースに紐付けされるマイナ保険証では、これらのトラブルが多発するであろう事はもはや明らかです。緊急入院の際は命に関わります。
 
ところが国は、データベースのトラブルをそのまま放置したまま、マイナ保険証の普及だけを急ごうとしています。我が社においても、マイナ保険証のトラブルについて知っている社員はほとんどいないのが現状です。つきましては、マイナ保険証の案内を配付する際も、ただ漫然と配布するだけでなく、その使用リスクや回避方法(先の資格証明書の使用など)についても、きちんと従業員に説明した上で、配布をお願いします。
コメント (1)
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