アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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民主主義を守るとは

2024年12月17日 22時54分00秒 | 当ブログと私の生い立ち

記事の本題に入る前に少しご報告。実は私の親父が入院先の病院で先日亡くなりました。7年前に親父と喧嘩して、実家を飛び出し一人暮らしを始めてから、親父とは一度も会えず終いでした。過干渉に共依存と、毒親の典型みたいな親父でしたが、それでも亡くなったらやはり寂しいものです。以上、ブログ更新が滞った事のお詫びも兼ねて。

その親父の葬儀と重なった為に取材活動は何も出来ませんでしたが、12月15日に投票が行われた大阪府泉大津市の市長選挙結果にひとまず胸を撫で下ろしています。先の兵庫県知事選挙に自身も立候補しながら別の候補者(斎藤元彦知事)を応援する脱法的な街頭宣伝をSNSで行った、NHK党党首の立花孝志が、この泉大津市長選挙にも立候補していましたから。
 
元々、立花自身が泉大津市の出身だったので、今回、故郷の市長選挙に立候補したらしいですが。今まで地元の事なぞ何一つせず、全国各地の選挙に立候補して、当選しても任期半ばで辞職して、また別の選挙に出る「選挙アラシ」を繰り返して来た。そんな売名目的の政治活動ばかりして来た人物が、「何を今更」と冷やかな気持ちで見ていました。
 
立花の公約も一通り見ましたが、「全国からユーチューバーを呼んで商店街を活性化する」等、如何にも思い付きの、取って付けた様な主張ばかり繰り返しているのを見て、辟易していました。肝心なのは、見てくれの宣伝よりも、実際に売っている商品の魅力なのに。商品の魅力について何も語れない者が、SNSの宣伝だけで成功できる程、世の中は甘くない。
 
立花孝志は、この「ユーチューバー商店街」構想以外に、チューナーレステレビ購入補助金支給などの公約も掲げていましたが、選挙戦が始まると案の定、泉大津市政の問題そっちのけに、兵庫県知事選など他の話題でアンチとバトルを繰り広げ、市民不在の「論戦」に終始。これでは、「泉大津市民を自分の売名行為の踏み台にしただけだ」と言われても仕方ないでしょう。
 
もっとも、相手候補の現市長・南出賢一も、参政党党首の神谷宗幣と結託して、コロナワクチン接種反対の陰謀論を展開している様な御仁なので、立花とは「どっちもどっち」なのですが。それでも、SNSさえ駆使(悪用)すればどんな売名行為も出来ると言う、最近の悪しき風潮に一矢報いる事は出来たのではないでしょうか。
 
お隣の韓国では、大統領が画策した軍事クーデター(戒厳令発布)の企みを、市民が身体を張って阻止しました。これこそが「民主主義を守る」という事です。立花の様に、SNSで個人のプライバシーを暴き立て、デマを拡散するのは「民主主義」でも何でもありません。ただのイジメです。岸和田の永野市長の不倫は擁護する癖に、兵庫県西播磨県民局長の不倫は何故、個人のプライバシーも晒して叩きまくるのか?その一点だけでも、立花の胡散臭さが窺い知れます。
コメント (4)
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