実は今、少し大げさに言うと、沈思黙考中のテーマと向き合っていて、その為に、今週はブログ更新が止まっています。今度の日曜日にでも時間を取って、記事作成にかかろうと考えていますので、それまで暫しお待ち下さい。
それまでの繋ぎも兼ねて、少し息抜きに、今回はブログ書きの苦労話などについて書いてみたいと思います。
このブログは、旧サイトの案内やブログ冒頭の紹介ページにもある様に、一応は政治系ブログの端くれです。周辺雑記や趣味・グルメの話も書きますが、メーンはあくまでも、今の政治・社会に対する批判・分析記事が中心です。
だから、他の人はどうか知りませんが、私としては、どうしても構えてしまうのです。書きたいテーマは一杯あります。国会議員の世襲制限や議員定数削減の話題や、厚生労働省分割を巡る麻生の迷走ぶりや、天安門事件への追悼や、足利事件と裁判員制度との関連などについて、自分なりに思う所は多々あります。決して書くことが無い訳ではありません。逆に在り過ぎて、なかなか足が踏み出せないのです。
あれもこれも書かなければならない、しかも一応は政治・社会に対する批評・分析がテーマなので、単なる思い付きだけで書く訳には行かない。それなりに資料的裏づけも必要だ。他のサイト・ブログ・MLとの交流もある。さて、どうしようどうしようと、考えているうちに、世間では次々とまた別のニュースが流れてくる。
また、世の中には、政府・与党がマスコミと結託して意図的に流していると思われるニュースも一杯ある。政治家のぶら下がり・番記事報道を筆頭に。そんなニュースの渦中にいると、たとえ、それを幾ら批判的な角度から取り上げた所で、所詮は引き立て役にしかならないのでは、という気持ちにも段々なって来る。かと言って、黙っていたら、それこそ相手の思う壺にしかならない。そんな事まで色々考え出すと、もう書く事すら面倒になって、ますます時間だけが過ぎていく。
実は私、このブログ(当時はHP・掲示板)が、誕生してまだ日も浅く、殆ど注目されていなかった頃は、趣味で競馬をやっていた関係で、競馬予想のHPも作っていた事があるのです。恐らく古くからの常連読者の何人かは、知っていると思います。今思うと、競馬予想のHP・掲示板管理の方が、遥かに楽でした。だって、所詮は「どの馬が一着になるか」というだけの、当たり障りの無い話を、延々と展開していれば、それで良かったのですから。別に、それで飯を食っている訳でもないので、当たらなくても全然構わないのだし。
今はもう、その競馬サイトも閉鎖して、競馬もやらなくなって久しい。このブログをやっている限り、とてもそんな時間はありません。自分で言うのも何ですが、常にアンテナを張り巡らし、感性を研ぎ澄ましていないと、とても記事など書けない(と言うよりも、自分で勝手にそう思い込み、自分で自分を追い詰めている、というべきなのかも)。
笑われるのを承知で敢えて言えば、レポート提出期限が迫った学生・サラリーマンや、締め切り間際の漫画家の心境に近いものが在るかも。他のブログを見ると、中にはほぼ毎日のペースで頻繁に更新している所や、あちこちから資料を集めて様々な角度から深く掘り下げている記事がありますが、どうやったらそんな風に書けるのか、非常に羨ましく思う時があります。
ただ、その一方で、ブログをやっている事の醍醐味というか、遣り甲斐も、それなりに在ります。それは何かと言うと、読者からのコメントやトラックバックも然る事ながら、それ以上に、職場の同僚やご近所同士との何気ない雑談の中で、ブログでも取り上げた話題が出た時に、「俺はこう思う」という所から、それまで無かった話も出来る様になった事です。
それがキッカケで、前の職場でも、今までだったらテレビゲームの話題しかしなかったバイトの若い男の子が、後には給食費未払いや年金問題、中国の冷凍餃子事件から、パキスタンのブット首相暗殺の背景に至るまで、逆に私に話しかけてくる様になったり。今の職場でも、派遣ワーカーの中には時事ニュースに関心のある奴がいて、私もそいつとブログの話題で盛り上がったり。その中から、この前の府知事選挙で梅田さんに投票する人まで現れたのには、私もびっくりしました。別に支持を訴えた訳でもなく、ただ「俺はこう思う」と言ってきただけなのに。
ブログのアクセス数や、ネットでの反響の広がりも、勿論大切ですが、それよりも、先に述べた様な、自分の身近なリアル世界での、ちょっとした反応の変化の方こそ、注目して行きたい。そういうものの積み重ねこそが、「社会変革」に結びつくのではないか。最近では、そう思うようになりました。只の居直りかも知れませんが。
そういうリアルでの動きから隔絶された所で、徒に「ネット視聴率」を競っても、しんどいだけだし。有名ドコロと同じ様な真似なぞ、どう逆立ちしても、今の私には無理だし。
そういう事ですので、今書いた事も励みにして、これからも出来る範囲で、ブログをやっていこうと思っていますので、これからも宜しくお願い申し上げます。
それまでの繋ぎも兼ねて、少し息抜きに、今回はブログ書きの苦労話などについて書いてみたいと思います。
このブログは、旧サイトの案内やブログ冒頭の紹介ページにもある様に、一応は政治系ブログの端くれです。周辺雑記や趣味・グルメの話も書きますが、メーンはあくまでも、今の政治・社会に対する批判・分析記事が中心です。
だから、他の人はどうか知りませんが、私としては、どうしても構えてしまうのです。書きたいテーマは一杯あります。国会議員の世襲制限や議員定数削減の話題や、厚生労働省分割を巡る麻生の迷走ぶりや、天安門事件への追悼や、足利事件と裁判員制度との関連などについて、自分なりに思う所は多々あります。決して書くことが無い訳ではありません。逆に在り過ぎて、なかなか足が踏み出せないのです。
あれもこれも書かなければならない、しかも一応は政治・社会に対する批評・分析がテーマなので、単なる思い付きだけで書く訳には行かない。それなりに資料的裏づけも必要だ。他のサイト・ブログ・MLとの交流もある。さて、どうしようどうしようと、考えているうちに、世間では次々とまた別のニュースが流れてくる。
また、世の中には、政府・与党がマスコミと結託して意図的に流していると思われるニュースも一杯ある。政治家のぶら下がり・番記事報道を筆頭に。そんなニュースの渦中にいると、たとえ、それを幾ら批判的な角度から取り上げた所で、所詮は引き立て役にしかならないのでは、という気持ちにも段々なって来る。かと言って、黙っていたら、それこそ相手の思う壺にしかならない。そんな事まで色々考え出すと、もう書く事すら面倒になって、ますます時間だけが過ぎていく。
実は私、このブログ(当時はHP・掲示板)が、誕生してまだ日も浅く、殆ど注目されていなかった頃は、趣味で競馬をやっていた関係で、競馬予想のHPも作っていた事があるのです。恐らく古くからの常連読者の何人かは、知っていると思います。今思うと、競馬予想のHP・掲示板管理の方が、遥かに楽でした。だって、所詮は「どの馬が一着になるか」というだけの、当たり障りの無い話を、延々と展開していれば、それで良かったのですから。別に、それで飯を食っている訳でもないので、当たらなくても全然構わないのだし。
今はもう、その競馬サイトも閉鎖して、競馬もやらなくなって久しい。このブログをやっている限り、とてもそんな時間はありません。自分で言うのも何ですが、常にアンテナを張り巡らし、感性を研ぎ澄ましていないと、とても記事など書けない(と言うよりも、自分で勝手にそう思い込み、自分で自分を追い詰めている、というべきなのかも)。
笑われるのを承知で敢えて言えば、レポート提出期限が迫った学生・サラリーマンや、締め切り間際の漫画家の心境に近いものが在るかも。他のブログを見ると、中にはほぼ毎日のペースで頻繁に更新している所や、あちこちから資料を集めて様々な角度から深く掘り下げている記事がありますが、どうやったらそんな風に書けるのか、非常に羨ましく思う時があります。
ただ、その一方で、ブログをやっている事の醍醐味というか、遣り甲斐も、それなりに在ります。それは何かと言うと、読者からのコメントやトラックバックも然る事ながら、それ以上に、職場の同僚やご近所同士との何気ない雑談の中で、ブログでも取り上げた話題が出た時に、「俺はこう思う」という所から、それまで無かった話も出来る様になった事です。
それがキッカケで、前の職場でも、今までだったらテレビゲームの話題しかしなかったバイトの若い男の子が、後には給食費未払いや年金問題、中国の冷凍餃子事件から、パキスタンのブット首相暗殺の背景に至るまで、逆に私に話しかけてくる様になったり。今の職場でも、派遣ワーカーの中には時事ニュースに関心のある奴がいて、私もそいつとブログの話題で盛り上がったり。その中から、この前の府知事選挙で梅田さんに投票する人まで現れたのには、私もびっくりしました。別に支持を訴えた訳でもなく、ただ「俺はこう思う」と言ってきただけなのに。
ブログのアクセス数や、ネットでの反響の広がりも、勿論大切ですが、それよりも、先に述べた様な、自分の身近なリアル世界での、ちょっとした反応の変化の方こそ、注目して行きたい。そういうものの積み重ねこそが、「社会変革」に結びつくのではないか。最近では、そう思うようになりました。只の居直りかも知れませんが。
そういうリアルでの動きから隔絶された所で、徒に「ネット視聴率」を競っても、しんどいだけだし。有名ドコロと同じ様な真似なぞ、どう逆立ちしても、今の私には無理だし。
そういう事ですので、今書いた事も励みにして、これからも出来る範囲で、ブログをやっていこうと思っていますので、これからも宜しくお願い申し上げます。