脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

小布施町脳のリフレッシュ教室交流会1

2013年03月07日 | 認知症予防教室

時の移り変わるのが早いですね。
先月の話となると、ちょっと旧聞に属する話といいたくなってしまいます。でも感動的でしたから、遅くなりましたが報告しますね。
2月22日、長野県小布施町で「脳のリフレッシュ教室交流会」が開催されました。
このブログでも何度かお伝えしていますが、今年はもう7回目。P1000082

左の写真は挨拶される市村町長さん。
「できるだけ出席したい」というお気持ちを持ってくださっているのがよくわかります。

「町として、認知症予防に取り組み始めたのは、13年前から。介護保険が始まる前からでした。
人口11400人のうち65歳以上の方は3000人を超えました。
元気な高齢者の方がたくさんいらっしゃいますから、元気な方が率先して認知症予防をやっていただき、またその一環として、高齢者に対する種々のボランティアとしても活躍していただきたい」
交流会の様子を、実に楽しそうにご覧になっていらっしゃいました。そして小声でおっしゃいました。
「小布施町の規模って適正ですよ。僕はここにいらっしゃってる方のお顔はほとんど全部わかる。顔のわかりあえるところだからできることがありますね」

上松川地区。ハットとネクタイでの登場に会場から驚きの声が。期待を裏切らないモダンなダンスでした。
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北部地区。北部は替え歌!最高齢の女性が歌詞指示係。役を務めながら気持ちよく歌ったところがすごい。
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林中扇地区。今年は何?という期待を受けて劇「大きなカブ」見事なカブ!折り紙入の飴もありがとう!
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東町上町。楽しくて観光案内にもなるような被り物の工夫!制作は楽しかったはず。法被姿も素敵。
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都住地区。「赤いバンダナいいでしょ!交流会だから、派手でも」その通り。楽器に挑戦したのがえらい。
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号外ー南相馬和みサロン『眞こころ』からのメール

2012年09月12日 | 認知症予防教室

前回お知らせした南相馬市の やっぺ南相馬 和みサロン『眞こころ』の松野美紀子さんからメールをいただきました。ありがとうございました。
支援をしてくださっている方々のご紹介がありましたから、訂正も含めてここに転載させていただきます。

2012_0607_135300p1000050「高槻さま。おはようございます。

先日は少しの間でしたが、お話伺えて嬉しかったです。

元気なお声、集会所のお年寄りの方に分けて欲しいです。

ブログですが、直接の支援は現在、海外の団体IMCから人件費を頂いております。

合わせて、お菓子支援は、チームやっぺ南相馬大阪南支部西千葉教会様や、鎌倉在住の(CTVU)の方、平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」様など多くの方々に支えられての活動です。2012_0615_104800p1000006

サイド・バイ・サイドからは、立ち上げの家具を全面的に支援頂きました。

額に飾られたジョンソン、ウィンターズティー様からも、高額なハーブティーを。

この活動に賛同頂いている皆様のおかげで、運営できております。

やっと秋の風が吹き始めました。これからしばらくは過ごしやすい日が続くと思います。」

多くの方の善意が仮設の高齢者を支えています。
松野さん。地域の高齢者の皆さんとどうぞお楽しみくださいね!


南相馬市便りー仮設住宅

2012年09月10日 | 認知症予防教室

翌日は仮設住宅の見学です。

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携帯ではその規模を写し取るのはとても無理なほど広いスペースに、さまざまなタイプの仮設住宅がありました。その集合仮設住宅が何か所も、何か所もあるのです。

仮設住宅は当初「2年間だけ住む住宅」というように聞きましたが、すぐにに3年、いや4年といわれるようになり、もしかしたら仮設住宅から出ることができない高齢者のことだって考えなくてはいけないのでは・・・ということすら耳にするようになりました。

仮設住宅には、集会所は必ず設置される決まりができたそうで、どこにでもあり、また管理する人も市が用意していると聞きました。ただし、集会所の運営はさまざまなようです。

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この集会所は社会福祉協議会がお世話をしていました。またボランティアさんの協力体制も整っているそうでした。また市からも担当職員さんが派遣され、健康相談に応じているているという、恵まれた条件で仮設住宅の皆さんに開かれています。

この日は、救急隊員の方を迎えてのAED講習会が行われていました。
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集会所はきれいに整えられ、冷房も効いていて、飲料水も用意されていても、ひっそりしているところもありました。

たまたま今日のこの時だけ使われていないのならいいのですが、もちろんそういうこともあるとは思いますが、
「認知症予防教室のように、右脳主体の楽しい体験の場であってくれたらベストだけど、そこまでは求めない。
でも、集会所に行けば、いつも人が集まって談笑しているような状態が必要なのよね」と、U田保健師さんに話しました。

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P1000102かわいい風車が飾られている集会所を見つけました。
風車の写真を撮るつもりで、車を止めて降りたら、玄関に靴がたくさん!

その靴に惹かれて、集会所の中に入っていきました。

寺内第一仮設住宅集会所コミニティセンター和みサロン「真こころ」 いい感じ!!!

三々五々お年寄りが集まっておしゃべりに花が咲いているという自然さがあります。

届けられた手芸用品の支援物資のうち「家でやりたいものがあれば持って行ってね」と係の方が声掛けをしていました。

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「ここで皆さんで一緒にはなさらないのですか?」

「はい。お茶を飲んだりお話したり。自由に過ごしていただいてます。ここにいらっしゃる方たちは、みなさん、元気で生き生きしていますよ」説明してくださったのは、
やっぺ南相馬」の松野美紀子さん。
(お邪魔しました。ありがとうございました)

他の集会所と、雰囲気が違いますからいろいろ尋ねてみました。

「利用時間を半日と考えると、一か月で500人はいらっしゃいます」

P1000104「ぶしつけですが、お茶やおやつ代として一か月どのくらいかかりますか?」

この答にはびっくりしましたよ!
なんと20,000円。

NPO法人Side by Side Internationalから人件費などの援助を受けてるそうですが、これだけの高齢者が楽しみに集うことから、対費用効果としては素晴らしいですね。

どうすれば、このような集会所が増やせるのか、費用の分担も含めてみんなで検討していく必要があると思います。


小布施町ボケ防止推進委員会 第1号

2012年09月08日 | 認知症予防教室

小布施町在宅介護支援センター(小布施町の認知症予防はここが担当しています)からお手紙がきました。
先日「小布施便り」として紹介した、小布施町山王島地区の教室開設10周年記念会の折に撮影した写真を送ってくださったのです。

ありがとうございました。嬉しい発見がいくつかありました。

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・どの人の顔も輝いているところに注目

・皆さんが笑顔の点に注目

・どの人もおしゃれをしているところに注目

・顔が見えなくなってしまっている人がいないことに注目
 (写す人も気をつけますが、写される人だって気をつけてます)

・枠外の文字に注目
「小布施町ボケ防止推進委員会」
これは自主的に名乗ってくださっているのです。
在宅介護支援センター長さんも感動していました。私も!

小布施町の認知症予防活動は、住民が主導するここまで来ました。
さすが、小布施町の認知症予防教室(脳のリフレッシュ教室)皮きりの山王島地区。
これからも胸を張って、小布施町のボケ防止を推進していく気概で、お楽しみください。
(「がんばってください」ではなく、「笑顔を忘れず楽しんでください」ですからね)

ごめんなさい。これは8月24日に書いた原稿なのですが。
どういう訳か下書きになってしまっていました・・・


小布施便り「脳のリフレッシュ教室」スナップ集2

2012年08月02日 | 認知症予防教室

この日には他の脳のリフレッシュ教室も見学しました。
ななくさの会
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2012_0720_135100p1000111メンバーが先生になって賑やかな書道教室が繰り広げられていました。
一見静かに打ち込んでいるように見えるでしょうが、実際はお手本があちらこちらに飛び交ってそれは楽しそうでした。

象形文字のようなお手本で
「絵を書くつもりでノビノビと」という先生の声にこたえるように皆さんのびのび楽しんでいました。

この書体を選んでくださった先生の作戦勝ち。
まあ、ななくさの会はもともと積極的で自由奔放なメンバーがいらっしゃいますよね!

東部地区
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2012_0720_140800p1000115ここはボランティアさんが教室運営に関わってくださってます。
箪笥の肥やしになっているスカーフを使ってブローチを作っていました。
(内緒ですが、来年の交流会の衣装になるみたいですよ)

「その生地まわして」「あら素敵ね}など実に楽しそう。やはり色は右脳。右脳は楽しい脳なんですよね。

大きさがまちまちなのも、脳のリフレッシュ教室としてはとてもいいです!
規格品である必要はないのです。自由に自分らしくのびのびと楽しみましょう。

都住地区
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2012_0720_144200p1000121ここでは、絵手紙の先生をお願いしていました。と言っても初回だけだそうですが。

説明を聞いている時にはちょっと緊張気味のようでしたが、実際に描き始めると、結構大胆に筆が動き始めて、一気に和やかな雰囲気になりました。

やはり脳は「使ってナンボ」なのです。

何度も繰り返しお話ししていますが、認知症予防教室では(絵画教室と違って)うまく描くことではなく楽しく描くことが目標です。右脳を使ってみるということが大切だからです。

今回の小布施では各地区の教室巡りまで出来て充実した旅になりました。
ありがとうございました。


小布施便り「脳のリフレッシュ教室」スナップ集1

2012年08月02日 | 認知症予防教室

小布施町で撮ってきた写真が復活しましたのでアップします。というのも恥ずかしい出来ですが。何しろ携帯ですからあしからず(-_-;)

山王島10周年記念会「ふるさと」合唱
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とくに誰かに指示されるということもなく、自然と起立して歌い始めます。足腰の悪い人はもちろん座ったまま。皆さんが大きく口をあけて真剣に歌います。

こういう情景を見ると、10年間かけて皆さんの中に当たり前として出来上がった、脳の健康を守る習慣があるのだと嬉しくなります。

またこの写真を見ていると、男性が多いと思いませんか?山王島が10年も継続でき、そして今後も継続していけるだろうということのカギは男性陣の参加が多いということもあるかもわかりませんね。     
いつも写真をとってくださる久保田さん。90歳を超えられたのですね!
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男性の参加者が多い教室のメリットは、
1.参加することの垣根が低くなる。
「あの方が参加しているような教室なら、ほんとにボケた人のための教室ではないんだ」

2.企画力のある人、人脈を持っている人が多い。
「こんなことなら皆さんが楽しめるだろう。それならあの人に協力をお願いしよう」

3.運営することに手慣れた人が多い。
「準備は。時間配分は。分担は。」全部おまかせできる!(今回のようにね)

もちろんデメリットもあります。
得てして男性陣が主導すると、教室のカリキュラムが左脳に偏りがち。
「まじめに学ぶ」傾向があります。
認知症予防教室は、楽しい。時間がたつのを忘れ、終わった時には次回が楽しみになる。おなかを抱えて笑う。右脳を発揮した達成感。おしゃべりetc
これが絶対に必要なのですから!

山王島は合唱の写真を見てくださればわかるように、和気あいあいと楽しそうな感じがありますね。いくら男性陣が多くても左脳に偏ってない証拠です。

山王島の皆さん。これからも楽しく続けてくださいね。小布施町のモデルなのですから。


小布施便り

2012年08月01日 | 認知症予防教室

長野県小布施町。(今回の写真はうまく保存されていませんでした、残念!)
私にとっては父母の出身地、つまり夏休みになったら遊びに行くところみたいな懐かしい大切な町になりました。考えてみればお付き合いはもう10年以上になります。
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今はもう退職なさったT田保健師さんが「ボケのない町を作りたい」とう思いで始めた認知症予防活動は、「脳のリフレッシュ教室」ということで町内各地域で開催されるようになりました。

新しい地区で開催される前に必ず講演会を行いました。

そのスタートを切った山王島地区の教室が10周年を迎えて記念会があるというお知らせをいただき、今年の講演会に先立って参加させていただきました。

山王島公会堂の大広間にいっぱい。4~50人はいらっしゃったと思います。皆さんがニコニコとおしゃれをして集まってくださっていました。開催時の婦人部長さんは腰をのばしながら「こんなにエビのようになってしまって・・・」と言いながら、でも表情は溌剌と迎えてくださいました。

確かに10年の歳月は、「見た目」を変えています。もちろん私も!山ほど!!
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でも、きらきらとした目、次に何が起きるか興味シンシンな様子、楽しそうにおしゃべりしている姿、山王島脳のリフレッシュ教室のテーマソング「ふるさと」をうたわれるときの皆さんの真剣な態度。

これが「脳の若さを保っている」という証明だと、私はうれしくて誰彼となく大きな声で言いたい思いでした。

脳機能検査でも8年間経過して改善している人が8割近くあったと思います!驚異的ですね!

始まった時の会長さんは岩井茂松さん。
「小布施町からのうれしい報告」
「岩井さんおめでとうございます」にいろいろとご紹介していますのでお読みください。

お茶会もついて楽しいひと時でした。
さらに思いがけないことが用意されていました。

岩井さんから自筆の水墨画を頂戴したのです。長寿を祈る画題だそうで鶴は夫と私を象徴していると説明されました。帰宅後早速飾らせていただきました。
岩井さん、山王島の皆様、ありがとうございました。2012_0727_093100p10000042012_0801_175200p1000014






これにはもう一つ付録があって、「世のなかには不思議な縁というものがあるんだな~」と私は、勝手に感動してしまいました。
実は私は「山王島公会堂に飾っていただけないかしら」と思って、北斎版画(もちろん本物ではありませんが)をお持ちしていたのです。

昨秋、友人から「被災地へ送るためにチャリティバザーがあって北斎の版画があるんだけど・・・」と電話がありました。

2012_0524_161500p1000029北斎と小布施はゆかりがあって、小布施には北斎館があるのです。

なんとなく「小布施に縁が深い私が買わなくてどうする」と思って求めました。
それをお持ちしたという訳です。

絵画の贈呈があっち向きとこっち向きに行われて、10周年記念会に興を添えました。
ほんとにうれしく心温まるひと時でした。


十日町市の認知症予防教室

2012年07月12日 | 認知症予防教室

十日町市での今回の講演会は、市が事業委託している包括支援センターつまりの里が新しく水沢地区で認知症予防教室を立ち上げたいということで招かれました。

2012_0707_133000p1000038講演会は、皆さんがよく聞いてくださいました。
いつも「寝ている人はいないか?!」となまはげのように会場を見まわすのですが、ぼんのお一人くらいしか目につきませんでした。

退場する時には「今日は話を聞いてよかった」とわざわざ男性の方から声が。

拍手もたくさんいただきました(笑)

講演会に先立って、学習会がありましたがその時配られた資料をアップしましょう。
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この表を眺めてみると、認知症予防教室開催そして自主活動へとつなげていく保健師さんをはじめ関係者の皆さんの努力が見えるようです。

平成13年からスタートなのですね。そしてすべての地区(十日町市は5市町村が合併しました)でとにかく教室が開かれ、そして自主活動化されていることがうれしかったです。

到着の日は七夕祭り(雨で残念)
2012_0706_201600p1000036_2N形保健師さんのお話は興味深かったですよ。
多くの保健師さんに聞かせてあげたかったです。

「平成18年から地域支援事業が始まって、包括設立、介護予防事業がやりやすくなりました。

介護予防運動教室にしても、3か月後には自主化して継続していかなければ意味がありません。閉じこもり、転倒、認知症、寝たきりの予防も同じ。自主活動につなげる大切さと、実はすべては認知症予防から始まるのですね。理解できなくては活動の意味を失ってしまいますから。

自主活動につなげるには、教室の始まりに『1年たったら自主活動として続けることが大切ですから、続けましょう』と言っておけばいいんです」

もう一つ。
「二次予防だと200人で数千万円すぐかかります。認知症予防は正常者からの一次予防に限ります」

さらに。
「介護認定率が、県や国の数値としては17~18%なのですが、十日町は15~16%で推移しているのは、もう少し大きな声で言っていいのかなと思います」

N形保健師さんがサラリと語った言葉です。先日の実務研修会参加の方々はエイジングライフ研究所の主張と共通していることに気づかれましたか?

介護予防して青少年育成を
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サラリと言えば、講演会に先立って開かれた水沢地区の有志の方々との学習会で、つまりの里の小宮山さんがこう言われました。
「普通のデイサービスやお楽しみ会と違うところは、元気な方中心であることと、教室の前後に脳機能検査をすることです」

聞かれた皆さんは「脳機能検査」の言葉にびっくり。

挨拶中の小宮山さん
2012_0707_153900p1000040_2私がフォローしました。

「生活習慣病予防教室があったとしたら、ます体重、血圧、血糖値など測ります。そして正常かどうか、何が必要か、そして再度測って効果があったかどうか納得しますね。

それと同じ。とくに正常かそうでないか微妙なレベルの人たちほど検査は必要です」

最近は高齢者の検診結果数値について何が正常かという議論が始まってますが、エイジングライフ研究所二段階方式では、加齢による影響は織り込み済みですから!

                           つまりの里が1年間指導した「いなほ会」活動表
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私はとっても嬉しかったのです。

理由は、小宮山さんが脳機能検査(とそれをもとにした生活改善指導)を当然のものとして日常的に使っていること、認知症予防活動は正常者に行えば効果があると実感してくれていることが確信できたからです。

二段階方式は、脳機能検査から始まる簡便で便利な生活指導のノウハウですよね。実務研修会ではこのようにいつも言っていますが、やはり実践が大切。

実践した中で確立されたものは、説得力がありました。


小布施町脳のリフレッシュ教室交流会―競演

2012年03月17日 | 認知症予防教室

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毎年、毎年楽しむ姿勢がはっきりしてきていると思います。

それと、それぞれの町の工夫が光ります。
この交流会で触発されて来年のプランが磨かれている面もあると思うのですが、さてどうでしょうか?

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今年は10年目ということで、市村町長出席のもと皆勤賞授与式が行われました。

町長さんのごあいさつ

「高齢化は27~28%と進んでいるが、10年目に入った介護保険のカーブはそんなに大きくない。

若い人を招き入れることも考えているが、とにかく皆さんお元気でいてほしい」

楽しそうな様子を見てください。
写真下の1行コメントは左が上行、右が下行です。

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ABK48がライバルとか!ステージいっぱい使ってOBS12結成記念公演
北信五岳のプラカード登場から、凝った趣向でした。柴又寅さん一家の登場

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歌詞からギャグが次々に。ああ面白い虫の声→青も白い?
寸劇「騙されないぞオレオレ詐欺」!もちろん恒例「ふるさと」合唱

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この趣向は初めてでした。アブラハム体操。恥ずかしそうな人もかわいい。
努力賞の手話付き合唱「夕焼け小焼け」寸劇での数珠が栗とは!

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「銀座カンカン娘」のはずが「小布施のクリクリ娘」と一ひねり
キヨシのズンドコ節。お面とスカーフで個性的に

2012_0224_152100p1000094_2左の飯田は、かきくけこの人生宣言

感謝します。
気配りします。
工夫します。
健康に気をつけます。
好奇心を持ちます。

「花には水を。人には愛を」私がプラス
「脳には、いいだん会脳リフ教室」


上松川は元気いっぱいの炭坑節。写真がないのは、私も踊らされたから。
踊らされたと書きましたが
「踊るアホウに観るアホウ、同じアホなら踊らにゃ損損」
まったく同感!脳は使ってナンボのものですよ。




小布施町脳のリフレッシュ教室交流会

2012年03月17日 | 認知症予防教室

恒例の小布施町脳のリフレッシュ教室交流会の報告です。

2010_0226_132300p10000211この写真は2010年の交流会の時のものです。

交流会の開始時刻と、バンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケート決勝のキムヨナ選手と浅田真央選手の演技が重なってしまいました。
誰も声をかけないのに会場に用意されたテレビに見入っている皆さん。

私はこのシーンを見て、予防活動の成果が見えたように思いました。

認知症予防教室は、「第二の人生の生き方を豊かにすること」を目的にしています。
楽しむことは悪くない。
悪くないどころか、楽しむことができたら第二の人生の大きな関門はクリアできたことになるのです。楽しむことに意欲を出してほしいのです。

2012_0224_153100p1000096左の写真は、交流会のフィナーレ。
在宅介護支援センターのスタッフの皆さんと一緒に交流ゲームを楽しんでいます。

この積極性はどうでしょうか!
素晴らしいと思いませんか!

小布施の皆さんはどちらかというと控えめな方が多かったと思うのです。地道な10年の活動が花開いたひと時だったと思います。
こういう生き方ができる人たちが増えていかなくてはいけません。そのために認知症予防教室はあるのです。

小布施の皆さんが、脳のためにいい生き方ができている証拠をもう一つお見せします。会場入り口に飾られていた作品です。2012_0224_161000p1000099
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そして耳にした言葉。ウーン。何といい発言!何といい生き方!

「北部の衆は同じものは作らんのだなぁ、なぜか」(レザーモザイク)
「これで8種類できたもんで、十二支になるまでがんばって作りたい」
「ふわふわ人形、あんまりうまくできたので、ケースを探しとるとこ」

課題は一つです。もっと、もっと参加者を増やして、このような生き方ができる人たちで小布施町をあふれさせなくては。


ブログ村

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