脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

7月の右脳訓練―奥会津への旅(日本ミツバチ)

2014年07月15日 | 私の右脳ライフ
Nec_1245
奥会津に行きました。会場は会津若松から只見線に乗って、南下すること約1時間の金山町にある廃校になった元小学校。
ひょんなことから、日本ミツバチの勉強のために行ったのです。
日本ミツバチと只見線による町おこし 奥会津百花蜜の谷プロジェクト「pptx.pdf」をダウンロード

主催されたオフィスコロボックル自体も、第2の人生の生き方のモデルになりそうな興味深い方々の集まりのようでした。
ただ、今回のテーマは日本ミツバチ。

Nec_1246

参加したのは岐阜、名古屋からの参加者を含め日本ミツバチを飼っている人が1/3、私たちのような初心者が2/3合計100人超。
主催者もここまでの人気を呼ぶとは考えていなかったそうでした。

西洋ミツバチと日本ミツバチの違いや食性、飼育法、ハチミツの勉強などの他にも、実際に巣箱や、巣も見せていただきました。
結論としては、日本ミツバチを飼えるかどうかは日本ミツバチさま任せ。
もちろんヒトがいろいろな工夫はするのです。でも究極的には、ハチがここを住処にするかどうかを判断するということに尽きるわけで、そのためには単なる箱の形状、設置場所などの条件だけでなく、全体的な自然も大切な条件になります。
日本ミツバチは、思いがけないような目立たない木の花を好むことも知りました。

Nec_1225

Nec_1229
日本ミツバチを飼うということは、巣箱を用意しておいて、ハチがそこを巣と決めてくれたら後は勝手にハチたちが巣を作り、せっせと花を見つけ、ミツを運んでおいしいハチミツも作ってくれる(というかヒトが横取りをする・・・)ということなのです。
犬や猫のペットを飼うのとは違います。
参加している方たちのうち、今すでに飼っている方たちは異口同音にその喜びを話されました。
ほんとにうれしそう。
「偵察蜂が来たと思っていたら、しばらくしてわーとハチの群れがやってくるんです。うまく箱に入ってしまうまで20~30分もかかったでしょうか。ハラハラ、ドキドキ」
「箱を置いて4日目ですよ。4日目に来てくれたんです!」(すごい、羨ましいとの声が上がりました)
「様子を見に行くのが楽しみで。ついつい巣箱のところに行ってしまいます」

Nec_1243

男性のための認知症予防のプログラムや脳リハビリのテーマを考えるのは、むずかしいものがあります。
この日本ミツバチ飼育は、可能なスペースがあれば、男性にも受け入れられやすい!

箱作りから始まるんですよ。木工作が得意な人は沢山いるでしょうから。ここからスタート。
うまくハチが入ってくれたら、今度は巣箱のところに行かずにはいられないといった方のように、夢中になって楽しむ対象になるのです。
ハチ可愛さのあまり、自然を守る活動に発展するかもしれません。グループで情報交換するようになるかもしれません。
ミツを絞ったりする作業も結構力が必要ですから、当然男性の出番です。
ビン詰、ラベル作り、プレゼントして喜ばれるetc

Nec_1247

何をしたらいいのかわからないという第2の人生を過ごしている方たちに朗報ではないかと思っていたら
「自分が楽しむだけでなく、情報発信ということも考えて参加したんだよ。当然だろう」と夫が!
うまく情報発信ができるためには、まず巣箱作り、それからハチさまが気付いて気に入ってくれないと進みません。
さあ、この目論見はうまくいくでしょうか?


ブログ村

http://health.blogmura.com/bokeboshi/ranking_out.html