自分は用事があって先日、市ヶ谷へ。因みに飯田橋の隣の駅です。
歩道と車道を分けるガードレールにこんな看板が張り付けられていた。靖国通りが外堀を渡り靖国神社の方向に向かう、正にその大通りの歩道にです。外堀の外側に向かえば新宿区へ。内側は今回のこの条例が適用される千代田区です。東京で一番早く路上喫煙を禁止したのは確か、新宿区ですが。
最近の日本では違和感のない単なる路上喫煙を禁止する旨を表示する注意書きです。千代田区のは日本語、英語、中国語そして韓国語で書かれている。千代田区の生活環境条例 路上禁煙地区、環境美化・浄化推進モデル地区として決められているようだ。
ヨーロッパの環境先進国と言われる国にお邪魔すると沢山の路上喫煙をしている人を見かける。環境先進国のヨーロッパ諸国、それもベルギーやドイツなどですから最初に見た時は驚きました。日本人は自分の頭で考えずに直ぐに外国ではどうの、こうのと免罪符でも頂いた如くに崇めます。ですから、新宿で過料付きの条例が制定されて二人一組の路上喫煙指導員を観た時はイヨイヨ日本も環境先進国の後を追いかけ始めたと思って程でした。でも、歩きタバコで居る人の多い事に驚いてしまった。規則を破っている訳ではありませんした。
日本と考え方が真逆なのです。閉鎖空間である室内など公共空間は禁煙。解放空間の路上などであれば、副流煙の影響も受けないので喫煙を許可するとの日本との真逆の考え方だったのです。しかし、世界的に禁煙が社会の流れですからヨーロッパでも多分、路上などの空間での喫煙も禁止されていく潮流である事には違いはありません。
室内で分煙などでお茶を濁す日本の喫煙と、路上などでは決められて所以外は禁煙とする都市部の禁煙地域。何と世界と考え方が真逆なのかと不思議になります。
市ヶ谷駅のホーム上から外堀の先の市ヶ谷の防衛省方面です。六本木の自衛隊が移転しましたが、こんな都心に自衛隊など近衛師団的な防衛省が鎮座する必要は全くない。地方に移転して、公売して国庫に入れるべきだと思うのだか。