今回紹介する二人のバイオリニストの内の一人はシェルクンチク(くるみ割り人形)国際音楽コンクールで優勝した吉村妃鞠さんです。優勝した時は8歳(2019年)で慶應義塾幼稚舎の時です。勿論最高得点で優勝しました。
第一次予選での演奏です。三名の審査員も度肝を抜かれていました。既に多くの大会で優勝していました。
(動画は再生できません と表示されますがアンダーバーの引かれてYou Tube で見るをクリックすると視聴可能です。)
Химари Йошимура. I тур. Струнные инструменты / XX Международный конкурс юных музыкантов Щелкунчик
同じ20回の第二次予選の時の動画です。8歳ですからバイオリンはミニバイオリンになりますが、演奏技術と良い表現力も素晴らしい参加者の中で群を抜いていました。音楽だけでは無く色々の事にも才能を有しており人間の可能性は無限なのだと気づかされました。小鳥が囀るが如くの音色に感動を覚えました。このスレッドの後に決勝に於けるオーケストラを率いた演奏をアップします。(第二次予選は全員の動画です。妃鞠ちゃんの舞台に上がって来るのが27分20秒からです。妃鞠ちゃんを早く見たい方はそこまで飛んで下さい。)
II тур (Струнные инструменты) XX Международного телевизионного конкурса юных музыкантов "Щелкунчик"
後の一人は本当の意味での天才だと思っているバイオリニストが渡辺茂夫氏です。重鎮のバイオリニストの教えすら超越した才能豊かな青年バイオリニストを悲劇の底に落としたと思っています。
人生とはかくも悲劇的なものなのかと思わずにはいられません。
【悲運の神童】天才バイオリニスト渡辺茂夫の『劇的すぎる半生』輝かしい未来から命の淵に…(1996年8月18日放送「映像90よみがえる調べ」日本民間放送連盟賞優秀賞受賞)【MBSドキュメンタリー映像'】
夏休み前に妃鞠ちゃんの演奏のチケットを購入すべく手配しましたが遅すぎました。この時は中部地方でした。今回も四つのコンサートも総て完売になっていました。妃鞠ちゃんの人気は絶大です。
それでは、第20回シェルクンチク国際音楽コンクールの第一次予選と第二次予選と、渡辺茂夫氏のドキュメンタリーをご覧下さい。