暑さはまだまだこれからというのに、もう明日は暦の上では「立秋」。
今年はなんだか夏がうしろにずれてるような気もしますが、
ともあれあすから「暑中見舞い」でなく「残暑見舞い」となりますね。
目黒区某所に、筆者の大好きなお寿司屋さんがあるのですが、そこでは夏の終わりから、秋刀魚の握りを出してくれます。
大ぶりの身のうえにちょっと焙った肝が乗っていて、メロメロに美味なのです。
…といいつつ、このところご無沙汰で二年くらい食べていないのですが、書いていて思い出し、きゅうっとお腹が鳴っちゃいました。
近年は、北海道産などがどんどん入ってくるので、ずいぶん早くから新秋刀魚が出回りますね。
そこで思い出したので、いつも購読しているメールマガジン「暦のツボ」7月31日号から、「8月の魚」という記事を引用させていただきます。
【かます】
旬は晩夏から秋で、塩焼きが最高の味である。天ぷら、フライにも向くが、一夜干し、あるいは数日干したものは、水分がなくなり、肉の中のタンパク質に弾力性が増し、美味である。
【鶏魚(いさき)】
たかべと共に夏を代表する魚。伊豆から房州にかけてよくとれる。大型ほど脂がのり、おいしく、刺身か塩焼きにするのが旨い。洗い、煮付け、バター焼きなどもよい。
【太刀魚(たちうお)】
脂ののってくる秋にかけてが旬。名前からもわかるようにその姿は太刀そのもの。関西方面では夏の魚として珍重される。
【蛸(たこ)】
旬は夏から秋にかけて。地域によって冬ダコと呼ばれ、冬が旬となるものも ある。煮物を作るときは、とろ火でことことと差し水をしながら長時間煮込み、柔らかくなってから味を整える。塩や砂糖をはじめから入れすぎるとかたくなるので注意する。
【高部(たかべ)】
初夏から盛夏が旬で、脂が一番のっている。身がやわらかで、焼き魚のさっぱりした味にはファンが多い。煮付けたり、蒸してもおいしい。伊豆七島のものが絶品。
うんうん、なんだかどれもたべたくなってきました。
ところでイサキを「鶏魚」と書くのですね、知りませんでした。「伊佐木」という字もあてます、「いさぎ」と呼ぶ地方も多いようで。「鶏」とは、その身の白さと赤さのコントラストから来たのかしら。淡白で私も大好きなお魚のひとつです。千葉そだちの筆者の家では、よく塩焼きが食卓に上っていました。もちろん一番大きい立派なのはお父さんに、子供の頃は妹と二人で一尾を分けましたっけ。旬は初夏(麦わらイサキというのだそうです)、スズキ目です。
いま赤鬼ではイサキのお刺身、そしてタコのお刺身も美味ですよ~。
後者は生のまっしろな足にちょいと塩(+山葵もアリです)、これできりりと冷えた純吟をキュっとひとくち。
まさに、ビール+枝豆に匹敵するゴールデンコンビ。極上の夏のひとときです。
おさかなの旬もわかりにくくなっているこのごろですが、赤鬼で夏野菜と夏の魚で暑気払い、いかがでしょう。
お盆も休まずに営業いたしますが、市場が休みの日もありますので、よかったらお電話でお確かめの上お出かけくださいな。日々ご好評いただいている、健生庵山愚から届くお蕎麦も、ない日や売り切れの場合がございますので、どうぞご遠慮なくお尋ねくださいますように。
おいしいお酒と肴で、夏をパワフルに乗り切りましょう!
/R
今年はなんだか夏がうしろにずれてるような気もしますが、
ともあれあすから「暑中見舞い」でなく「残暑見舞い」となりますね。
目黒区某所に、筆者の大好きなお寿司屋さんがあるのですが、そこでは夏の終わりから、秋刀魚の握りを出してくれます。
大ぶりの身のうえにちょっと焙った肝が乗っていて、メロメロに美味なのです。
…といいつつ、このところご無沙汰で二年くらい食べていないのですが、書いていて思い出し、きゅうっとお腹が鳴っちゃいました。
近年は、北海道産などがどんどん入ってくるので、ずいぶん早くから新秋刀魚が出回りますね。
そこで思い出したので、いつも購読しているメールマガジン「暦のツボ」7月31日号から、「8月の魚」という記事を引用させていただきます。
【かます】
旬は晩夏から秋で、塩焼きが最高の味である。天ぷら、フライにも向くが、一夜干し、あるいは数日干したものは、水分がなくなり、肉の中のタンパク質に弾力性が増し、美味である。
【鶏魚(いさき)】
たかべと共に夏を代表する魚。伊豆から房州にかけてよくとれる。大型ほど脂がのり、おいしく、刺身か塩焼きにするのが旨い。洗い、煮付け、バター焼きなどもよい。
【太刀魚(たちうお)】
脂ののってくる秋にかけてが旬。名前からもわかるようにその姿は太刀そのもの。関西方面では夏の魚として珍重される。
【蛸(たこ)】
旬は夏から秋にかけて。地域によって冬ダコと呼ばれ、冬が旬となるものも ある。煮物を作るときは、とろ火でことことと差し水をしながら長時間煮込み、柔らかくなってから味を整える。塩や砂糖をはじめから入れすぎるとかたくなるので注意する。
【高部(たかべ)】
初夏から盛夏が旬で、脂が一番のっている。身がやわらかで、焼き魚のさっぱりした味にはファンが多い。煮付けたり、蒸してもおいしい。伊豆七島のものが絶品。
うんうん、なんだかどれもたべたくなってきました。
ところでイサキを「鶏魚」と書くのですね、知りませんでした。「伊佐木」という字もあてます、「いさぎ」と呼ぶ地方も多いようで。「鶏」とは、その身の白さと赤さのコントラストから来たのかしら。淡白で私も大好きなお魚のひとつです。千葉そだちの筆者の家では、よく塩焼きが食卓に上っていました。もちろん一番大きい立派なのはお父さんに、子供の頃は妹と二人で一尾を分けましたっけ。旬は初夏(麦わらイサキというのだそうです)、スズキ目です。
いま赤鬼ではイサキのお刺身、そしてタコのお刺身も美味ですよ~。
後者は生のまっしろな足にちょいと塩(+山葵もアリです)、これできりりと冷えた純吟をキュっとひとくち。
まさに、ビール+枝豆に匹敵するゴールデンコンビ。極上の夏のひとときです。
おさかなの旬もわかりにくくなっているこのごろですが、赤鬼で夏野菜と夏の魚で暑気払い、いかがでしょう。
お盆も休まずに営業いたしますが、市場が休みの日もありますので、よかったらお電話でお確かめの上お出かけくださいな。日々ご好評いただいている、健生庵山愚から届くお蕎麦も、ない日や売り切れの場合がございますので、どうぞご遠慮なくお尋ねくださいますように。
おいしいお酒と肴で、夏をパワフルに乗り切りましょう!
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