『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

11月、今月の四品です!

2007-11-14 15:51:38 | 酒の肴
紅葉の季節になり、朝晩の冷え込みが少しずつ増してきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

遅くなりましたが、赤鬼の月替わりメニュー「11月の四品」のことを書きます。
おかげさまで、どれも早々にご好評いただいております。
いらした折りにはぜひお試しくださいませ。

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「牡蠣のたたき(なめろう)」550円
水気を取った牡蠣を細かくたたき、ネギや味噌を加えてなめろう風に仕立てました。
オーダーをいただいてからその都度殻付き牡蠣をむいて作っています。
日本酒に合うことこの上なし!リピーター続出のメニューでございます。
合わせる肴も大吟醸から山廃純米、よく冷えたのからお燗まで、オールマイティーです。

「和風ライスコロッケ」400円
和風出汁のきいた茸とチーズのピラフに衣をつけ、
ひと口サイズのかわいいお団子にして揚げました。
一人前が二個なので、おひとりでも無理なく召し上がれ、
二個以上の奇数個でもオーダーできます。
さっくりほっくり、ビールにもお酒にもどうぞ。

「そば湯温豆腐」750円
土鍋にそば湯を張り、おぼろ豆腐を入れてふうわりとあたためました。
自家製蕎麦つゆと薬味(本山葵、柚子胡椒、さらし葱、揚げそば)で
召し上がっていただきます。
もちろん、健生庵山愚から直送の蕎麦を茹でたときにできる、あ
の濃くて香りたかいそば湯をつかっています。
なめらかな食感と蕎麦の風味が、これまたお酒によく合いますよ。
あたたかい小鍋だてのメニューはこの時期ならでは。是非おためしください。

「〆鯖と新生姜の甘酢漬け」700円
自家製〆サバと自家製新生姜の甘酢漬けをとりあわせ、
さらに土佐酢とグレープフルーツを添えて、爽やかにいただく一品です。
脂が乗り身のしまったサバとすっきりした生姜の取り合わせが口を洗ってくれます。
さまざまな歯ごたえと酸味のハーモニーは、
また一杯、もう一杯とお酒を含みたくなる味わいです。

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いかがでしょうか?どれも自信作ばかりです!
このほか、季節のものとして、生牡蠣はもちろん、生鱈子と里芋のしぐれ煮や、生シシャモ塩焼、むかごの素揚げ、名残の秋刀魚、白身魚のカマ煮などもメニューを賑わせております。
晩秋の宵、はやくなった暮れ方を惜しみながら、冬へ向かうひとときを、おいしいお酒と肴で彩ってみてくださいな。



追伸/
お酒の事も少し。
おかげさまで今年の「十四代赤鬼プライベートブランド」は完売いたしました。
まだほかのお米のものがいろいろとあります、お楽しみください。
今年のお酒がだんだんと終わって行き、新酒を待つような季節になりましたが、
お店ではスポット的に「賀茂金秀」「くどき上手純米大吟」「手取川大吟」
「一白水成」「天明」など、その時々で仕入れをしております。
どうぞメニューに載っていないお酒のことも、従業員へお尋ねください。

そして、ニュース!「小左衛門」新酒がはやばやと届きました!
先週末しぼったばかりのフレッシュで若々しいお酒です。
お米は山田錦&瑞浪米。一杯600円で、いちはやく19BYのお目見えです。
こちらも季節の味です。ぜひ。


/R





「滝さん日記」でもお知らせしています通り、12月16日(日)は忘年会のため貸し切りとなります。
ご参加希望のかたはどうぞお早めにご連絡くださいますようお願い申し上げます。