『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

弥生三月、今月の六品 その6

2016-03-02 00:36:39 | 酒の肴
六品目は、スイーツなんです。
過去にも古酒をつかったミルクプリンやブラウニーなど
甘いもの、デザートを時々登場させてきましたが、
今回はなんと、ストレートに「酒粕チョコレート」!
赤鬼のお酒の蔵から取り寄せた酒粕(時々変わります)を入れた、
ふんわり、そして意外とさっぱりした甘みの生チョコです。
刻んだ胡桃がほどよいアクセントをつけていて、二個、三個と食べたくなります。
ちゃんとお酒の〆に合うように、きれいにつくったチョコレート、
甘党の人もそうでない人もぜひぜひお試しを。
実は隠れた自信作なんです。

(箕村作)

弥生三月、今月の六品 その5

2016-03-02 00:27:53 | 酒の肴
「豚肉と春キャベツの味噌鍋」

季節や年度の変わりめは行事も多く、飲む機会も増えがち。
お天気も変わりやすいので身体も知らず知らずのうちに疲れます。
そんなときには、疲労回復と美容効果抜群の豚肉の出番です!
まだまだ肌寒い夜には、ちょっと豚汁ふうのこんなお鍋はいかがでしょうか。
やさしい甘みの春キャベツ、滋養たっぷりの根菜たちと葱、
やわらかな豚肉のうまみときれいな脂、
そして重層的なお出汁とコクのあるお味噌のハーモニー。
相性のよいものばかりが宝箱のように詰まった熱々の小鍋立ては、
身体も気持ちもほっこりと温めてくれることでしょう。

(大内作)






弥生三月、今月の六品 その4

2016-03-02 00:11:56 | 酒の肴
「本まぐろと焼き葱の塩マリネ」

お刺身につかっているのと同じ本鮪を使った、カルパッチョ的な一品です。
下仁田ねぎを焼いて、甘みの出たところをおひたしにし、
まぐろと一緒に塩とオイルでさっと和えています。
シンプルな味つけが引き立てる、ねぎまの滋味。
これはもう、スターターに良し、箸休めに良し、
お腹が程よいけれど何かつまみたい…というときのアテにも良し。
そしてどんなお酒にも寄り添ってしまう。
ちょっと贅沢な小鉢は、酒呑みの心をきゅっとつかむ小粋な逸品です。

(箕村作)

弥生三月、今月の六品 その3

2016-03-02 00:01:19 | 酒の肴
「春野菜のせいろ蒸し」

湯気のあがった蒸篭を開けると彩りゆたかな野菜たちが!
まず目に愉しい、そしてたっぷりの野菜がうれしいせいろ蒸しです。
新じゃが、ペコロス、芽キャベツ、トマト、ミニキャロットなど、
その日の八百屋さんの店先で選んで決める野菜たちは
どれも味の濃い新鮮なものをつかっています。
さらに、野菜自体の甘みや旨みを引き立てる
二種類のソースを用意しました。
香りたかい、桜葉の塩漬け入りオイル。
ピリッとした酒盗とブレンドしたマヨネーズ。
どちらも後を引く、相性バッチリの名脇役です。
野菜が食べたい、と身体がささやく日には迷わずこの一品!
元気になること請け合いですよ。

(中村作)