アサリ(などの砂を噛んでいる貝類)にはコンニャクって案外ポピュラーじゃなかったんですね。
子供のころから言い聞かされてきたことって他にもまだ「エー、違うの?」なんて、ずっと信じていたのにただの思い込みの
言い伝えとわかってがっかりしたことはあるはずですが、慣れっこになったのか、笑って受け止められる大人になったのか
懐かしいような気持ちからか、ウソだとわかっても口癖のように言ってはそれに倣うこともあります。
そうそう、アサリと言えば
アサリの貝柱は調理されて開いた殻の表から貝柱のある部分をこすると簡単に取れるって聞いたことあります?
会社の上司がそういうので「まったまたそんないい加減なことを~」と笑って取り合わないでいたら最近友人からもそんな
貝柱の取れる方法を聞かされてびっくり。
けっこうこの法則(?)はネットでも検索するとヒットします。
実際番組を見たわけではないですがTV番組の「伊藤家の食卓」ではアサリの貝柱が簡単に取れる裏技として
「砂抜きしたアサリをざるなどにいれて30秒位クルクルかき回してから調理すると貝柱が取れやすい」と紹介されていたそうです。
これはかき回されたアサリが危険を感じて貝を強く閉じようと柱の真ん中に力を集中させる為付け根がもろくなるためだそうで。
本当ですか???
なんとなーく、根拠に欠けるようにも思えるのですが。
本当だとしても
貝の旨みを引き出すために砂抜きの水から揚げたらしばらく放置、または冷凍庫にしばし放り込むと必死に生きようと
体のある成分をエネルギーに変えるため旨みと栄養素が増すと言われてますので
放置するのとクルクルするのとどっちを優先するか?が問題になると思います。
というか、水から揚げて放置することもアサリに危機感を与えるわけだから理屈としてはクルクルしなくても一緒じゃないか?
と疑問に思うのですがどうなんでしょうか。
もっと言えば、茹でたり蒸されたりだって十分に危機感たっぷりでは?
とはいえ、くるくるしないまでも殻をこすりあわせるようにけっこう手荒にいつも洗っていても貝柱は取れないことが多いし
水切り放置しても取れないし・・・
調理済みの貝の殻をこすっても取れないし(これが一番根拠がないと思うの)。
それでもやっぱり時折、楽しそうに殻をこすってみるのです。
どなたか説得力のある貝柱を取りやすくする方法をご存知?
「週末ごはん」は

鱈のマンテカート

スズキとブロッコリーのハーブ風味

鰤の赤ワイン風味
鱈のマンテカートは本来イタリアでは干しだらをもどしてじゃがいも・牛乳などと火にかけながら練って作りあげるお料理。
鱈の皮と血合いは外します。
じゃがいもはお好みですが、私の場合鱈の半分から同量程度まで。
以前にこんな風↓に作ってます。
「鱈のマンテカート」
スズキは・・・実はお刺身用に買った半身の残りです。
すずきとして売られていましたけどサイズは到底すずきといえないもの。
フッコとさえ思えない小ささでセイゴサイズではないでしょうか?
まあ正直お刺身としてはあまりおいしくないのでカルパッチョにした残りはハーブ炒めに。
そして久々鰤の赤ワイン風味。
ええ、白飲んで、赤飲んでって♪