前記事のタイトル「ローマの平日」は、言わずもがなかの有名な映画「ローマの休日」をひねったものです。
だって、私たちが滞在したのは休日じゃなくて平日だったから。
でも、ローマの休日って別にローマが日曜日だったわけじゃないのよね。
ということで素直にタイトルをいただこうかとも思ったんですが、そんなロマンスあるわけもなくなんちゃってな
気分に近づくことすら出来ませんでした。
イタリア男は女性と見ればすぐナンパすると聞いていたのにちっとも声かからず。
やっぱり年齢制限ありですか?
それというのも、何せ旅行開始時からずっと添乗員さんに耳にタコができるほど
「スリ・置き引き・押し売りに気をつけてください!」
「リュックは危ない、バッグは前、手をかけて」と
言われていましたからそりゃもう人の多いところに行くときはしっかりとバッグをコートの影に入れ込んで
ファスナー口とベルトに手をかけて、スキを見せないようしっかりと。
用心深すぎてかえって挙動不審だったかも?
まあ、後々それが無駄ではなくなるのですが。
とはいえ、その体勢ではカメラも構えられないのでけっこう無防備な瞬間もありましたけど。
ですが、日本人以外の観光客はリュック姿やバッグも肩にかけてと普通なスタイルが多い。
日本人ってよっぽどマヌケに見られてるのね、理不尽だわー。
さて、ローマの話は長いですよ。
何せ「ローマは一日にしてならず」ですからね。
歴史の分見どころも多いのです。
話は前後しますが、前記事のフォロ・ロマーノ一帯を観光の前に、プラートから移動してローマ初日のランチはピッツァでした。
ローマピッツァはナポリのもっちりと異なり薄皮です。
これなら1人でも1枚食べられちゃう・・・食べられ・・・
うーん、生地が粉っぽいし途中で飽きてしまって辛味オイルをもらいました。
「タバスコないの?」の声がテーブルであがりましたけど普通はイタリアのピッツェリアにはタバスコはありません。
最近はわかりませんけど。
ローマ、とは言いながら次の行き先はヴァチカン市国(ヴァティカン)です。
ヴァチカン市国はローマ市内にあり、世界最小の国です。
wikiによると、東京ディズニーランドより小さいと。
いざそのヴァチカンへ。
サンピエトロ広場から手荷物・服装検査を経てサンピエトロ大聖堂に入ります。
ノースリーブ・半ズボン・胸元の大きく開いた服は禁止です。
左の丸いクーポラのある建物がサン・ピエトロ寺院
オンシーズンにはやはり入場に行列をなすらしい
入り口もほとんど並ばずに楽々
しばらく後には中国人らしい団体さんが
バス2台分くらい並んでいました
ヴァチカン市国の警備に立つスイス衛兵
スイスの制服そのままですがお洒落ですねー
日本人が着たら・・似合いそうには思えません
スイスからの傭兵は16世紀からですが
現在実際の警備はイタリア警察に頼るところだそうです
ちなみに、ヴァチカン市国に入るのにパスポートやビザは必要ありません。
では「ローマの休日」のシーンを思い描いてスペイン広場やトレヴィノ泉に行きますよ。