花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ローマは1日にして語れず(ローマ4)

2012-02-29 | 花・風景・旅・他
「ローマは1日にしてならず」


これは前記事にも書きましたっけ。


ですが、このブログのローマ編が1日にして終わらないのはローマの歴史の古さのせいではなく、観光名所の多さのせいでもありません。




私がほったらかしにしているだけ。

です。



気づいてみれば帰国してからもう一ヶ月と一週間が経とうとしています。
気づいてみれば帰国してしばらくしたら北海道に引っ越すと言っていた一緒に旅をした友人がついに北海道に発ってしまいました。



旅行記の締め切りを夏休みの宿題とするならば、2月いっぱい締めきりってとこでしょうか? 甘すぎますか?

ということで、お尻に火がついたような気分でローマ記4です。
ローマと言ってもその中にあるヴァチカン市国ですが。




いよいよ旅も丸一日自由行動という最終日です。
ローマの街歩きも食べ歩きもいいけれど、やっぱり一度は行っておかなくちゃ!!なヴァチカン博物館は外せません。


噂によると入場1時間2時間待ちはあたりまえというところ。
ただ、予約を前もってしておけばその列に並ばず悠々と入場できるというので1ヶ月以上も前にネット予約しました。
(予約はヴァチカン博物館の公式HPで)


事前調査では絶対予約しないとムリ!という方が大多数、この時期は予約なしで大丈夫という方が少数でした。
私たちがもっと若かったら、ええいそのとき任せと予約料金を節約したことでしょう。
でも・・・ちょっと用心深くなるお年頃なので。




結果!
予約なんてぜーーーーーーんぜん必要なし。

ただ、それでも入場待ちの列を予想しての整理柵がありましたのでこの季節でも混雑するときもあるのでしょう。
こればっかりは行ってみないとわかりません。



日本語の音声ガイド(有料)を借りるのに、さてイタリア語でなんと言うのやら?と心配していたら
日本語で説明されてホッとするやら拍子抜けするやら。


ヴァチカン博物館(美術館)の中はどこもかしこも、天井から壁から床からすべてが芸術品で囲まれています。
ショップさえフレスコ画の壁や天井のもと。

ミケランジェロの天井画がみごとなシスティーナ礼拝堂を除いては写真撮影も可能です。 
が、やっぱり時間をかけてじっくりみて自分の目に焼き付けるのが一番ですね。





このとおり、がら~~~んと人もまばらで




美術館の写真をブログで見たところで本物(レプリカも含め/写真じゃないという意味)の
感動はとても得られないと思いますがしばしヴァチカン博物館にいる気分になってください






天井もアート






周り中アート


























すべて天然の大理石の色で作られたもの







ピエタ(ミケランジェロ作十字架から降ろされたキリストとキリストを抱く母マリア)
これはレプリカ





ショップもアートの中






ピーニャの中庭


名前の由来は
ピーニャ=松ぼっくり
松ぼっくりは繁栄の象徴です




実はこの下に大きなブロンズの松ぼっくりがあるのですが
まったく写してませんでした 何やってるんだか






お帰りはこのけっこう急なグルグルを下って

転んだらそのままグルグル下まで落ちていけそうです


この螺旋階段は上り用と下り用の2重構造になっています
ちーっとも気づきませんでした





美術館でしっかりおぼえたイタリア語=USCITA(出口)
USCITA=EXITであることは知っていましたけどたぶん一生忘れないでしょう。

まったく、広すぎて迷いつつ何度この表示を見たことか。


そしてローマの話はまだ終わりませんのです。
次でやっと終わるから。。。

ああ、2月中に終わらなかったわ。