花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

美しい自然たっぷりの道東・・・でもものすごくくたびれた(3)

2014-07-18 | 花・風景・旅・他


釧路空港からは前予約していたレンタカーで出発です。

各家に連絡済のだいたいの旅程=
釧路空港~オプション丹頂鶴自然公園~釧路湿原(東側)~釧路市内ホテル
釧路~湿原(西側)~美幌峠・屈斜路湖・オプション摩周湖~知床(ウトロ)泊
ウトロ~知床五湖入口~女満別空港
他に希望があれば前日の昼までに申告すること

だったのに

さて、ドライブスタートというところで

鶴なんか見たくない。(飼われている鶴は私もさほど興味ないが)
湿原なんて何もない。(自然以外の何もなくちゃいけませんか?)
北方領土が見える納沙布岬行きたい。

と言い出すお方が(注:父ではない)一人。


釧路周辺は鶴と湿原くらいしかなく、今回の宿泊地では納沙布はハードすぎる
翌日のルート変更で北方領土が見られる場所に行けるか調べる

となだめて初日は予定通りに軌道を戻し一安心。




丹頂鶴自然公園到着

ここでは何組かのカップルの丹頂鶴が飼育されていますので一年見ることができ
春から雛の誕生で親子の姿に会えます




今年生まれた雛もずいぶん大きくなってますがまだ親から餌をもらっています






丹頂鶴の頭の赤は羽ではなく皮膚で赤い血液が見えているのだそうです。

へ~~~~~





では釧路湿原へ




(釧路湿原展望台より)

見渡す限り湿原と森

なんてきれいな青空!







温根内ビジターセンターから歩く木道







オオカサモチ(たぶん)






エゾノシモツケソウ





曇り空じゃさぞかし涼しいだろうと思っていた釧路は晴天で歩くと汗だくの暑さ。

父もずいぶん頑張ってよく歩きました。



そして移動の車中ずっとスマホと地図とにらめっこで翌日の予定みなおしな私。


夕方ホテルに着くと、ホテルスタッフに「ここから納沙布~知床は遠いのか?」と
某お方がまだなお訊ねる。
(アタシが信用できないってか?)

納沙布岬じゃなくても、何が何でもたとえ天気が悪くて北方領土が見えなくても、
臨めそうなポイントに行きたいというのでホテルのPCでルートを探し時間計算し

「じゃあ、明日は曇りでもなんでも北方領土が見えようが見えまいが観光ルート変更で決まりね」
と確認したのですが。。。



その日の晩は釧路のホテル近くで炉端焼き。
飲みたいお酒がな~~~い。


というわけで、コンビニでビール買って部屋で飲んでそれでも足りずホテルのバーでチョイ飲みし、1日目の夜は終わりましたとさ。

こんな私を気の毒に思ってか、姉がおごってくれました。 Thank you!



そして、翌日


つづく

美しい自然たっぷりの道東・・・でもものすごくくたびれた(2)

2014-07-18 | 花・風景・旅・他
嘆きの旅行記です。


いつも通りの父と姉夫婦の4人旅。(ダーリンはぜったい行かない)
そしていつも通り企画ツアコン担当は私。


ANA羽田11:20発 - 釧路行き
フライト前にまず一波乱

<集合は出発1時間前出発ロビーで時計台の番号を目印に
ただし保安検査場の混雑などあれば臨機応変に検査を済ませチェックインもOK>

こんな感じで少々アバウトに集合を決め当日



待てど暮らせど父が現れず
メールをしても電話をしても、電源が入っていないか電波の届かないところに・・・
のアナウンスばかり
25分前に館内呼び出しをしてもらうも音沙汰なし

まさか途中で何かあったんじゃ? どこかで倒れてる?
もうこれは中止して家に様子を見に行くしかない???


まさか、と思いながらも念のため「先にチェックインしちゃったりなんかしてないよね?」
とANAのカウンターで調べてもらうと






「はい、お一人でもうずいぶん前に入られてます」




安堵とともに怒りこみ上げつつ大急ぎで保安検査を済ませ出発ゲートで父発見。

いわく
<早く着いたから早め早めの行動と思ってゲートに来てみたらスマホの電波がなかったのでどうせ飛行機乗るんだからと電源切っちゃった>




おとーーーーーーーーーーーーーさんっ!!!!!


これ<臨機応変>ではないと思うのですが。


自慢気に「老人と言われたってまだまだこれくらい一人でできるんだよ~」的行動だったのが手に取るようにわかります。

臨機応変になんて大人扱いした私が悪かった。




と、行く前から帰るところだったお釈迦様もびっくりだろうバカらしいアクシデントの幕開けで。

かくして全員揃い無事に飛行機に乗り込み釧路に飛んだのでした。


つづく