花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

葉山牛の夕べ

2005-06-05 | そと料理・お酒
横浜の「懐石Bar悠庵」で食事会のイベントがあった。三浦葉山牛をメインにおいしいお料理とお酒を楽しむ会である。

牛以外にはすずきの細造りのあらい、アイナメのお椀、等々。。。 例のひすい茄子(注:悠庵ではこの名は使われていない)も出て最高にハッピーな食事だった。 

日本酒は京都の都鶴、神奈川のいづみ橋/赤とんぼ、焼酎は米、麦(名前は???)、今回はワインも用意された。 牛肉といえば、赤と来るところだが、これが入ってしまうと他のお酒や料理との流れが合わないためあえて白。 ほろりとくずれる程に煮込まれたもの、シンプルな塩焼き、タタキ、それぞれに部位を変え、おいしさをいろいろに味わえた。 

最後はあっさりと素麺で締める。

たまらない~~~♪ 

何でも飲む女

2005-06-03 | 週末ごはん・お酒
先日「濱庵」に行ったときのこと。
暑かった日、店にたどり着くと喉がからからというわけで、まずはビール。そしてお料理のお刺身に合わせて日本酒、とここまではいつも通りだった。 

飲んだお酒は「夜明け前」
いきなり飲み始めに夜明け前とは。。。(まだ夕方だよ~)
ワインや洋酒(ワインも洋酒なんだけど、ワイン以外の蒸留酒のってことね)の樽香を感じさせるが、ちゃんと日本酒の味も持っているように思う。 ボトルも白ワインを思わせる色と形。 
正直なところお酒の味の分析っていうのはどうも苦手でこういうときうまく表現できない。
ようするに好きかキライかどちらよりかぐらいしか言葉がないのだ。

さて、それが空いてしまったので次はというと、
「今日は目新しい日本酒入ってないんだよねー」と店主(濱庵=なので庵主とも)が言うのでならばたまには焼酎でもと「十四代」をいただく。 こちらの日本酒は大好きで何度か飲んだが焼酎ははじめて。(だったかなー?>汗) 鮎、煮魚とおいしい料理も続く。 鮎は大好物だし、甘みをあまり利かせない煮魚の味付けも私向きだし、お酒によく合う。

そこからはもう「いっそのこと今日はアラカルトで何でも!」とまぁ半分壊れたようにウイスキーフロートの話しなんか*をしながらライウイスキーソーダ、梅酒、とどめに何だか名前を忘れたけどきれいなブルーが印象のカクテルをつくってもらった。(←酔っぱらっていてもう何がベースだかもすっかりわからない)

普段は醸造酒派=つまりワインか日本酒を好んで飲むが、焼酎、ウィスキー、バーボン、カクテル一応何でもござれ*で、自称「何でも飲む女」などと冗談では言うがこんなめちゃくちゃな飲み方をしたのはたぶん始めてだろう。 邪道と自分でもあきれるが、たまには何も考えず邪道を行っちゃうのも楽しいかもしれない。

*注1:カクテルにちょっとばかりハマった若い頃、水とアルコールの比重の関係で水の上に浮かぶウィスキーに感激した。これは誰でも家でできるけど、比重の差を利用する究極はスピリッツ、リキュール、シロップを混ぜないようにグラスに注いで何層かの色のカクテルを作り出すプースカフェ(7色はレインボーカクテル)なんてのがあったっけ。 使うリキュールはメーカーによって比重が違ったりするし、これを混ぜぬように注ぐ技術はたいへんらしい。 飲み方はストローで一段ずつ飲むのだとか。 味は別として見た目には感激できる。。。かもしれない。 けどまぁ、趣味のいいもんじゃないとも思ったりする。

*注2:無色透明なのに水を入れると白く変色するタイプの異国のお酒だけは飲めません!!