今日は、埼玉で東日本実業団駅伝 (男女共) も行われ、高校駅伝 (都大路) の予選も19都府県で行われました。 (東京・富山・静岡・愛知・岐阜・滋賀・大阪・奈良・和歌山・鳥取・岡山・広島・山口・徳島・愛媛・高知・佐賀・大分・宮崎) まさに駅伝シーズン到来でありますね。
さて全日本大学駅伝でありますが、駒澤大学の強さだけが目立った大会になりました。駒澤大学には、数年前の東洋大学の怪物と呼ばれた、柏原竜二クラスのモンスターが3人居るような感じです。(中村・村山・窪田)
特に4区で、日本人が全く敵わなかった あのモグス選手の区間記録を破った村山選手には、ただただ驚くばかりです。モグス選手の記録を日本人選手が破るなんて・・・ 絶句。
主な結果は、下記の通りです(名前の後の数字は区間順位)
1位:駒沢大学 中村①-西山⑨-油布①-村山①-中谷①-馬場①-黒川②-窪田③
2位:東洋大学 設楽悠②-服部勇④-延藤②-田口④-大津③-日下②-淀川④-設楽啓⑤
3位:明治大学 文元④-八木11-横手⑥-有村⑥-松井②-廣④-木村①-大六④
4位:早稲田大学 柳利15-大迫①-平⑦-山本③-武田④-高田③-井戸③-田中⑥
5位:山梨学院大学 佐藤11-井上①-上村13-兼子⑤-伊藤11-森井⑦-阿部⑤-オムワンバ②
6位:青山学院大学 一色⑥-神野⑥-石田③-小椋⑦-茂木12-橋本⑥-山村⑩-高橋⑩
(ここまで来年のシード権獲得)
7位:大東文化大学 市田孝⑤-市田宏⑦-大西⑧-片川⑧-北村13-池田⑧-大隅⑦-植木⑧
8位:日本体育大学 勝亦⑩-山中①-鈴木⑤-服部②-加藤⑥-甲斐⑤-冨田⑧-矢野⑱
9位:日本大学 林慎14-荻野10-石川11-竹乃11-日向⑧-森谷10-渡部16-キトニー①
10位:順天堂大学 松村優⑦-松枝⑧-森湧10-狩野16-稲田⑦-聞谷13-松浦和⑥-田中⑨
(以下略 書くのに疲れたので)
駒澤大学と東洋大学の差は3分10秒。
106.8kmの距離で、この差は大きいですよ。東洋大学が駒澤大学を順位で上回ったのは3区の服部勇のみ。
駒澤大学が1年生を二人起用しましたが、東洋大学は0。来年以降も厳しいですね。先行されると、早く追いつきたいために、前半突っ込んで入り、後半バテる典型が今日の東洋大学でした。
東洋大学が箱根で優勝した時も、同様の事が起こりましたね。
それでも明治大・早稲田大・日体大などには大差を付けての2位ですから、
【箱根】 でも優勝を争うのは駒澤大学と東洋大学でありましょうね。
このメンバーに後2人必要で、距離は一人当たり20Kmを超える長丁場、東洋大学がどうやって巻き返し、
どうやって駒澤大学の三冠を阻止するのか、期待半分、不安半分です。
5区・6区がどうなるのかも不透明ですしね。 学生駅伝5大会連続2位なんて、「ギネス」に申請したらなどと言ってる場合ではないです。