大相撲九月場所は関脇正代が、熊本県出身力士としては初めて優勝しました。
西の関脇の御嶽海は、8勝7敗で帳尻だけは合わせるいつもの相撲でしたね。早くから大関候補と言われながら、高安や貴景勝らに先を越され、今場所も印象が薄かった御嶽海は今何を思っているのでしょうか?
私は、御嶽海は大関になる気持ちはもう失せていると思っていますし、その前に大関になる実力は持ち合わせていないと思います。
まあ名関脇として名を残し、力士生命を長持ちさせるのも1つの方法ではありましょう。
後輩の若隆景のけれんみの無い取り口の方が好感が持てますね。
今場所の東洋大学出身力士の結果一覧
幕内
御嶽海:27歳・出羽海部屋・西関脇・8勝7敗
若隆景:25歳・荒汐部屋 ・西前頭8枚目 11勝4敗
幕下
白石:24歳・玉ノ井部屋・西2枚目・全休(玉ノ井部屋コロナ感染により)
村田:26歳・高砂部屋・西16枚目・4勝3敗
深井:23歳・高砂部屋・西41枚目・5勝2敗
寺沢:25歳・高砂部屋・東42枚目・7勝0敗(幕下優勝)
宝龍山:34歳・玉ノ井部屋・東48枚目・全休(玉ノ井部屋コロナ感染により)
三段目
磋牙司・38歳・入間川部屋・東36枚目・4勝3敗
華王錦・42歳・東関部屋・西75枚目・0勝1敗6休
尚 元幕下駒木龍は、先場所で引退しました。
東洋大学出身力士は総勢9名です。42歳の華王錦は十両経験者で東洋大学が初めてインカレで団体優勝した時の主将です。来場所は序二段まで陥落する事が濃厚ですが、まだ相撲を取るのかその去就が気になります。村田が主将(4年生)の時の1年生が磋牙司(磯部)でした。
コロナで休場した玉ノ井部屋の力士が、全敗扱いで番付けを大幅に下げられるのか、何らかの救済措置があるのかも注目です。
白石が番付けが下がらなければ、幕下上位に白石・寺沢・村田・深井と同時期に東洋大学に居た4力士が競う事になります。やはり御嶽海や若隆景に次いであと数名「関取」が欲しいですね。日本大学出身力士は幕内・十両合わせて11名くらい居るんだよ!
http://sumodb.sumogames.de/Banzuke.aspx?b=202009&heya=-1&shusshin=-1&su=on&l=j
10人も居たら覚えきれないので、せめて幕内3名、十両2名くらいは関取が欲しいね。