ゆば懐石 山翠楼

　おはようございます。7月25日の朝食です。雨雲が足踏みしていた週末ですね。

　さて、実は短い夏休みをいただき、昨日から奥湯河原に来ていました。あいにくの悪天候は計算外でしたが、ただ静かな山々に囲まれた落ち着いた温泉地で、今回滞在したのは、ゆば懐石　山翠楼です。これほどの宿には滅多に手が届かないのですが、夏休み！ということで奮発しました。

　さて、旅館ですので、献立のみを紹介します。朝も広いお部屋で提供されました。お料理の種類がとても多かったので、思い出せる限り書いてみようと思います。
　まず、主役の焼き魚は、一番左奥にあるかますでした。あまりにも脂がのっていて美味しかったので、うかつにも最初の一口で「鯵」かと勘違いするほどでした。近所のスーパーで売っているものとは、やはり違います。
　そこから時計回りに、湯葉と蕪の煮物、うどん、お味噌汁。胡麻豆腐、水菜と白魚の和え物、香のもの。特製の奈良漬けも美味しかったです。
　中央は、出汁巻き玉子、梅クラゲ、蒲鉾、その他書ききれなかった珍味が数種類ありました。
　ご飯も全員がおかわりするほどに、とても素晴らしいご馳走でした。食膳には果物がありませんでしたが、この後、最上階の展望ラウンジで箱根の外輪山を眺めながらオレンジジュースをいただけて、美味しかったです。
　


　湯河原もいまや日帰り圏内ですが、近場でも一応旅行先でのことなので、にほんブログ村の旅館(ホテル)カテゴリーで投稿したつもりです。もし、クリックしていただけると、出かけた甲斐があります。
　湯河原駅からの送迎はありませんでしたが、山道を登っていくと二度ほど涼しく、近くの滝の音、そして山々の様々な緑色のグラデーションで、心が洗われるようです。悪天候のこの日は、ガスがかかっていましたが、なんとなく水墨画のようでした。


　今日も元気に朝ごはん！