雨宮日記 7月28日(日)の2 浜松市内で起きた父と娘の孤立死…
今朝の『中日新聞』に、市内で起きた父と娘の孤立死…について特集記事が掲載されていました。
今年、父親は80何才くらい、娘は40何才、母は娘が小さい頃に亡くなっていて、娘が10代の頃から父と娘だけですね。
問題は父が「資産家」で財産があるので、娘が働かなくても食っていける、ということですね。問題は、「家族の孤立」ということではなくて「家族内の依存」ではないでしょうか。
父が資産があるなら、お手伝いさんなり雇って「娘よ、君は独立して1人で生きていきなさい」となるべきなのに、父と娘がお互いに依存関係になってしまったのが間違いだと思います。
もう一つ、父親が倒れたときが転換点ですね。そのときに、行政や医療などが、なぜ、介入できなかったか?それが、自立と連帯の転換点であると思います。
つまり、2人とか3人の「核家族」は、きわめて不安定で、永続しません。
この問題は深いので、詳論します。