雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

< 新・本と映像の森 1~20 目次 >

2017年03月13日 16時48分29秒 | 本と映像の森

 < 新・本と映像の森 1~20 目次 >

 新・本と映像の森 1(古代1)  『万葉集』
 新・本と映像の森 2(テレビ1) テレビドラマ「精霊の守り人」
新・本と映像の森 3  恩田陸『蜜蜂と遠雷』
 新・本と映像の森 4       松岡正剛「千夜千冊」
 新・本と映像の森 5(SF1)  小川一水『天冥の標 Ⅱ 救世群』
 新・本と映像の森 6(映画1)  アニメ映画「龍の歯医者」
 新・本と映像の森 7(推理1)  エラリー・クイーン『Xの悲劇』創元推理文庫
 新・本と映像の森 8(推理2)  森博嗣『Χ(カイ)の悲劇』講談社ノベルス
新・本と映像の森 9       加藤文三『学問の花ひらいて』新日本出版社
 新・本と映像の森 10      内田樹『呪いの時代』新潮文庫

 新・本と映像の森 11(SF2) クラーク『都市と星』早川SF
 新・本と映像の森 12      堀内敬三・井上武士編『日本唱歌集』岩波文庫
 新・本と映像の森 13      与田準一編『日本童謡集』岩波文庫
 新・本と映像の森 14(天文1) 海部宣男作・伊東章夫絵『あっ!星がうまれる』新日本出版社
 新・本と映像の森 15(SF3・マンガ1) 星野之信/ホーガン『星を継ぐ者』小学館
 新・本と映像の森 16(古代1) 内田一成『レイラインハンター』アールズ出版、2010年
 新・本と映像の森 17(SF4・推理3) 瀬名秀明『デカルトの密室』新潮文庫
 新・本と映像の森 18(子ども1)いぬいとみこ『北極のムーシカミーシカ』角川文庫
 新・本と映像の森 19(テレビ2)TVドラマ「おんな城主 直虎」
 新・本と映像の森 20(推理3)三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖 7』メデイアワークス文庫、2017年


雨宮日記 3月13日(月) 倉庫の片付けはじめ

2017年03月13日 16時37分31秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 3月13日(月) 倉庫の片付けはじめ

 今日は、則子さんの休みが2日目なので、午前中は父の銀行(UFJ)へ記帳に。

 午後は、倉庫の片付け第1回目。『資本論草稿集』の3巻から8巻までを、家のなかへうつしました。他にも資料を捨てたりしました。9巻は現在、捜索中。やっと、これを読めるぞ。

 夜は、則子さんの原案・平和行進実行委員会のレジュメ打ち。



 今日のおんがく 10 宮沢賢治「星めぐりの歌」

   あかいめだまの さそり
   ひろげた鷲の  つばさ
   あをいめだまの 小いぬ、
   ひかりのへびの とぐろ。
   オリオンは高く うたひ
   つゆとしもとを おとす、

   アンドロメダの くもは
   さかなのくちの かたち。
   大ぐまのあしを きたに
   五つのばした  ところ。
   小熊のひたいの うへは
   そらのめぐりの めあて。

 「ひかりのへび」とは何か?まさか、グノーシス派のいうやつじゃないでしょうね。つまりは「知恵の蛇」です。


新・本と映像の森 21 嶋崇『いまこそ『資本論』』朝日新書、2008年

2017年03月13日 14時20分21秒 | 本と映像の森


 新・本と映像の森 21 嶋崇『いまこそ『資本論』』朝日新書、2008年

 嶋崇(しまたかし)著、朝日新聞出版、219ページ、定価本体740円。

 何より「対話形式だからスラスラ読める!」「何度も挫折した人も!はじめて読むひとも!」というおすすめです。

 しかお第1巻(17~76ページ)、第2巻(77~120ページ)、第3巻(121~205ページ)と、全3巻を解説してあるのも、とてもいい。

 ただし必然的に、最重要な部分だけの解説になっているので、こまかい解説には、他の本を別途、紹介したい。

 第1巻 資本の生産過程
 第2巻 資本の流通過程
 第3巻 資本主義的生産の総過程

 著者は、経済学者ではなく、雑誌編集者なので、わかりやすさの秘密は、そこにあるかなと思う。



 マルクスの書いた原稿では、第3部は「総過程の諸姿容」とされている。つまり、たんなる「総過程」ではなく、その「諸姿容」である。

 これは何を意味するかは、ブログのなかで考えていきたい。