雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月15日(木)晴れ 暖かい

2017年03月16日 10時26分25秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 3月15日(木)晴れ 暖かい
 
 風のない、暖かい日差し。

 今日と明日、則子さんは仕事。今日は則子さんは、6時半ごろに起きたので、お弁当を作る時間がなくて、近所のおいしい手作りパン屋さんでサンドイッチを買ってくるね、と言って家を出た。

    ☆

 今日のおんがく 12 カザルス「鳥(とり)の歌」

 スペインの名チェリスト・カザルスの編曲したスペイン民謡。もともとは、クリスマス・キャロルらしい。

 カザルスは、1971年の国連総会で「鳥たちはピース、ピース、ピースと鳴くのです」と言って演奏したという。

 もの悲しい音色が、なんとも愛おしい。

 戦争で死んだすべての死者たちのために、カザルスのチェロは歌っていたのではないか、という気がする。



新・本と映像の森 24(古代2) 今村啓爾『富本銭と謎の銀線』小学館、2001年

2017年03月16日 10時08分04秒 | 本と映像の森

 新・本と映像の森 24(古代2) 今村啓爾『富本銭と謎の銀線』小学館、2001年

 『富本銭と謎の銀線 ー 貨幣誕生の真相 ー』245ページ、定価本体1600円。

 日本の貨幣は、奈良時代の和同開珎から始まったとされています。しかも、この皇朝十二銭の貨幣政策は失敗であったと。

 この2点とも誤りであることが、最近、分かってきました。

 日本の和同開珎以前の貨幣としては、まず天武政権の飛鳥池における「富本銭」の発見です。

 飛鳥の天武天皇時代の金属器遺跡つまり工房跡から、鋳造された貨幣が発見されたのです。1998年から1999年のことです。

 それから「富本銭」以前からの「無文銀銭」の流通の発見です。まだ発行主体と製作地は見つかっていません。
 
 この2の発見によって、世紀末に日本の古代史は書き換えられたのです。

 「古代の政治家によって仕組まれた巧妙な財政シナリオ」(「帯」より)も解明されました。

 まだ一般人の常識にはなっていないような気がします。教科書が書き換えられたかどうかは、調べていません。