雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月29日(水) 想定外‥‥

2017年03月29日 20時44分35秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 3月29日(水) 想定外‥‥

 栃木の高校、雪崩事故は、報道で読む限り「想定外」という言葉が、頭をよぎる。雪崩が起きることを想定して、対策を立てておくはずでは、ないのか。

 16才、17才の若人を、むざむざ死地へ行進させるとは。

 原発問題で大阪高裁は、高浜3,4号機に安全のお墨付きを与えた。これも「想定外」なのだろう。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という。

 命が失われてからでは、もう遅い。原発が爆発してからでは、もう遅い。手遅れにならないうちに、対策を希む。

 なお雪崩問題と原発は関係ないと思う方も、いらっしゃるでしょうが、ボクは似通った構造の問題と思います。念のため。


社会・経済 1 金の出所~100万円は、どこから?

2017年03月29日 17時22分40秒 | 社会・経済・政治
 社会・経済 1 金の出所~100万円は、どこから?

 安部夫人の100万円がほんとだとしたら、その出所がきになる。数日前のニュース・ショーである弁護士が「内閣官房機密費ではないか」と発言していたが、ボクは彼に共感し、その可能性はあると思う。

 内閣官房機密費は領収書、報告もいっさい不要で、月に1億円ほど使える。官房長官が扱っている。外務省も入れるともっとになる。

 どうだろう。100万円は一月の100分の1だ。

ネットで「官房機密費」と検索すれば、かなりヒットする。むかし田原総一郎さんが野中官房長官から1000万円をそのまま返したという事件も。


新・本と映像の森 39(文学2) 石川啄木『新編 啄木歌集』岩波文庫、1993年

2017年03月29日 11時10分11秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 39(文学2) 石川啄木『新編 啄木歌集』岩波文庫、1993年

 岩波書店、440ページ、定価本体800円。

 『一握の砂』551首と『悲しき玩具』194首、ほか補遺の啄木の短歌を集めている。ちょっと全首は多すぎて、読み切れない。

 啄木の歌は、ボクはかなり好きな歌が多い。なぜだろう。

 啄木の作る短歌が名歌だからが、そろともボクと近い位置にいるから共感するからか。

     ☆

 ここでは好きな短歌のうち、ほんの一部を上げておく。

   夜寝ても口笛吹きぬ
   口笛は
   十五の我の歌にしありけり   60ページ

   世のはじめ
   まづ森ありて
   半神の人そが中に火や守りけむ  97ページ

   あたらしき洋書の紙の
   香(か)をかぎて
   一途(いちづ)に金を欲しと思ひしが  103ページ

   こころよく春のねむりを
   むさぼれる
   目にやはらかき庭の草かな   139ページ

   つね日頃好みて言ひし革命の
   語をつつしみて
   秋に入れりけり        321ページ、1910年

   地図の上朝鮮国に
   くろぐろと
   墨をぬりつつ秋風を聴く    321ページ、1910年