風のささやき 俳句のblog

訪問ありがとうございます
オリジナルの俳句を中心にご紹介しています
詩や短歌も掲載しています

幸いは満ち贈られて満開の例えば金木犀の花の香 【短歌】

2022年10月11日 | 短歌
若い時分には
何故か良い事をしなければという
思い入れが強く

けれど人に対して力のなれない自分に
ただ、嫌悪感が増す時がありました

けれど、今考えるとそれは当たり前のことで
自分には力が無かったということ
それに自分が苦しい状態にあっては
なかなか人に対しても
優しい気分にはなれないということ

それに何となく気が付いてからは
自分が楽しくあることに対しても
受け入れられるようになりましたし
むしろ、いつでも心は平穏な状態に保つように
気をつけるようになりました
もちろん、全然できてはいないのですが

金木犀の花が咲くと
辺りの空気まで鮮やかに感じられるように
ただそこにあって匂い立つようであること
そうなれたら良いなと思います


コメントを投稿