風のささやき 俳句のblog

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丸い月独り舞台の空にいる まぶた閉じれば心もまんまる【短歌】

2025年03月11日 | 短歌

丸い月が出ていました
思わず目が合い、暫くは
雲の無い空を独り占めする
月を眺めていました

その優しい明るさは
まるでこの体に染み来るようで
目をつぶってもしばらくは
瞼の裏にその姿が映り

いつの間にか心にも
その丸い月の印象が
残ってどこか温かでした



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