風のささやき 俳句のblog

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子の頬の赤らみ告げる冬初め 【季語:冬初め】

2019年11月09日 | 俳句:冬 時候
寒さのせいでしょう
散歩から帰ってきた子供の頬が
真っ赤になっていました

今まではこんなに
赤くなることは無かったのですが
まるで赤い林檎のよう

ちょうど風邪をひいていたので
垂れたままの鼻が
古い記憶の中の田舎の子供のようです

そういえば暦の上では立冬で
もう冬が来ていたのだなと
あらためて実感させられました

まずは子供のモチモチとした
感触の良い頬っぺたを
冬が触りに来たのかなと
そんなことを思っていました

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