風のささやき 俳句のblog

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握ったら手すりも冬の住処かな 【季語:冬】

2023年12月23日 | 俳句:冬 時候

夜、駅の階段を降りる際に
手すりにつかまろうと触れると
氷に触れたような冷たさが伝わってきて
思わず手を放しました

冬が手すりに住み着いて
それに相応しい冷たさに
変えてしまったものです

一瞬、驚いて、胸の中もひんやりとして
冬は家の中で
布団にくるまっているのが一番だなと
そんなことを思いました



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