風のささやき 俳句のblog

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初氷喉元通る風痛し 【季語:初氷】

2019年01月05日 | 俳句:冬 地理
とある朝のことでした
ニュースを眺めていたら西の方でも
初氷が観測されたとの話でした

外を眺めると空も冴え渡り
東京も寒そうです

意を決してドアを開け
家を後にしたのですが

駅へと向う道を歩いていると
無防備な首筋に当たる風が冷たく
少し痛いぐらいです

街路樹の銀杏も葉を落とし尽くして
言葉にならない痛みを訴えているようでした

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