新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

恥ずかしき人々

2008-05-07 17:38:28 | その他
朝のニュースでGWにあわせてオープンした、潮干狩りの浜で、子供ずれの家族でにぎわう中、大型の「貝まき」で大量にアサリを採って行く人たちを紹介してました。
レポーターの問いかけにも、逆切れする始末。毎年この頃になると報道されますが、取り締まれないものですかね。

さて、わたしも最近そんな恥ずかしい人々に遭遇しましたので、聞いてください。

①何時も行く公園は、散策路がいくつか設定されており、ウオーキングや散歩、中にはジョギングをする人さえいます。そして幹線からいくつかの枝道が出ています。幅1メートルくらい、枯葉が積もっており歩く人が少ないことを示しています。木の杭とロープがなければ道とは解らないほどです。

そこで朝早く写真を撮っていると、レトリーバーを3頭連れた若夫婦らしきカップルが来ました。狭い道に3頭のイヌです。仕方がないのでわたしが隅によけました。道一杯にイヌを広げた馬鹿カップルは、会釈する訳でもなくすれ違っていきました。
イヌを反対側に寄せるふりでもするのが、最低のエチケットでしょう。
彼らはその後、イヌを空き地で放してのは予想された通りです。この公園ではイヌを放すのは厳禁です。一番奥の手入れされていない空き地ですから、多分犬たちの体には、ダニが一杯ついているでしょう。ちゃんと躾けられているのか、イヌが可哀想になりました。

②この公園は北側の自然公園部分と南側のお花見や子供の広場と、大きく二つに分かれます。その間数百メートルを水路と整備された砂利道で連絡されています。
その通路の西側斜面は、一面彼岸花の群生地として保護されています。

その通路を歩いていると、年配の二人の女性のうち、一人が保護ロープを跨ぎ、何か動かしています。「彼岸花保護」の看板が倒れているのかなと思いながら近づくと、なんと、彼女、筍を抜いていたのでした。

公園といわず山でも、「採ってもいいのは写真だけ」これが最低限のマナーですよね。自然公園に朝から散歩に来ていて、それも一番人通りの多い連絡道の斜面から筍を抜くなんて。

勿論注意しました。が、彼女は両手で筍を抱え、笑っているだけです。
アサリを盗んでいくオヤジもオヤジですが、市立公園の通路の脇から筍を盗んでいくオバサンもオバサンです。この筍は多分、通路を通る人の何人かは気がついていたと思いますよ。でも抜くなんて誰も考えなかったから、美味しいそうな大きさに育ったのでしょう。
わたしと、わたしの後を歩いている人の二人が見ていても、堂々と抜いていくなんて。

嫌なものを見た1日でした。
コメント
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