新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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働く乗り物「引船」

2013-04-28 17:17:17 | 働く船舶
「曳船」ではなく、この船を所有する会社のサイトの所有する船一覧には「引船」になっていましたので、その通り使います。
その一覧には屋形船も載っておりました。

さていつもの習慣で、この公園に行きますと休憩する場所があります。後ろに日本庭園、向かいに西の浜その間の水路を眺めながら、ポカポカ陽気を浴びるのです。
その日も休憩していると、水路の左から低い力強いエンジン音が近づいてきました。引船です。土砂運搬船でしょうか、水面ギリギリまでいっぱいに船腹に荷を積んだ台船を引いています。

資料によるとこの引船は、「七号千鳥丸」で全長13メートル、910馬力です。重そうな運搬船を引くのに910馬力は少ないような気もしますがどうでしょうか。


船首がせりあがっているところから、懸命に引いている様子が分ります。こう云うところが大好きです。


これが横からの姿です。


これが連れ合いとの様子です。


この水路は右に行きますと荒川に丁の字で交わっています。右折するのか左折するのか、いずれにしてもどんな具合に曲がるのか気になりました。


当然ですが、何事もなく左折して東京湾の方向に進んでいきました。
この日のように好天ならいいのですが、荒れた日もあるでしょう。仕事としてなら大変ですが、眺めているのだけなら時間のたつのを忘れてしまいます。
ゲームばっかりしている子供たちに見せたい風景です。
コメント
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