先日来の「ロセアンナ」本日読了しました。1965年の出版の警察小説ですから、ストーリー自体最近の映像化を考えたような派手な物語ではありませんが、地道な警察官の捜査がつづられています。
また先日も言いましたが、1960年代当時のスウェーデンの社会情勢や行政の状況などよく書かれています。ただやはり土地勘が全くないので、ある街での捜査チーム全員での容疑者の尾行や張り込みの状況がわかりません。多分それなりに有名な街の街区なのでしょうが。でも、近代警察小説に大きな影響を与えた小説シリーズの第1巻を読了した感慨があります。
さて画像ですが、大池のフェンスの基部にいたトノサマバッタのカップルです。多分この時は水鳥がつまらなくて、周囲を当てもなく見まわしていたのでしょうか。
ご存じでしょうが、大きい方が雌です。