「Days」でWOODSの‘THE BIRTH OF ERM’を聴きながら、pのグルンツの話に。
マスターがリーダー作を3枚出してきた。
確か、自分は1枚持っていましたが、何れもカヴァが違っていた。
今日、未整理のダンボールに無造作に入れ込んであったコレを、やっと捜し出した。 リーダー作が何枚もあれば見つけ易いが、一枚となると何処に紛れているか、厄介です。
グルンツはピアニスト、キー・ボード・プレイヤーよりもビッグ・バンドのアレンジ、リーダーのほうに興味があったようで、そちらの作品を多く残している。
このアルバム、兎に角、凄いメンバーが集まりましたね。
tp/flhが、FRANCO AMBROSETTI、WOODY SHAW、BENNY BAILEY、ALAN BOTCHINSKY、EARL GARDNER、PALLE MIKKELBORG、
tbが、JIMMY KNEPPER、EJE THEIN、MIKE ZWERIN、RUNO ERICKSSON、
sax/fl/tubaが、ALAN SKIDMORE、BENNY WALLACE、HOWARD JOHNSON、JERRY DODGION、LEW TABACKIN、
LOIS COLIN(harp)、JHON SCOFIELD(g)、GEORGE GRUTZ(keyboard)、MIKE RICHMOND(b)、ELVIN JONES(ds)
グルンツの呼び掛けだけでは、考えられない豪華な布陣です。
あくまで推測ですが、優秀な人材の一人、グルンツ(スイス国籍)にスイス、或いはそれに準ずる団体等が支援しているかもしれませんね。なにしろ、他の作品でもこの「GG-CJB」にはオールスター・キャスト色が強いです。因みに、「GG-CJB」はnon-profit enterpriseと記載されている。
リア・カヴァに一同が集まった写真が載っており、和気あいあいに写っています。
で、内容はと言うと、スタジオ(1978年9月)とライヴ(1978年10月)がそれぞれ2曲、収録されていて、「音」がややダンゴ気味なのでこのバンドの良さが分かり難く、残念ながらメンバーの割に独創性は、まだ、あまり・・・・・・
一体、グルンツとは何者なんでしょう?
謎が深くなればなるほど、大物感も更に増していく気がするのは気のせい?
彼の術中にハマってしまった感があります。
「謎の大物」という感じです。それだけ世界は広い、ということでしょうか。