7、8月のゴルフは自粛するつもりでしたが、会員価格、カート乗り入れOKと言う仲間の甘言に乗せられうだるような暑さの中、先週と今週、ラウンドを。カート乗り入れOKのコース(南山)は前々日に雨が降りフェァ・ウエイを傷めないよう「禁止」に変わっていた。話が違うけどなぁ~
ここ一ヶ月以上、練習どころかクラブに指一本触っていない状態なので散々な結果に終わったが、ま、無事にホール・アウトできヤレヤレ。
こんなに暑い時はエアコンを利かせ、ジャズを聴くのが一番。手を加えたDL-103が思いの外、上手くいき部屋に籠る時間が増えました。
Agのリード線、軽針圧タイプのシェル、トランスのインピーダンスを20Ωで受けたり、セオリーを外しているので、103を上手に鳴らしている方々が聴いたら、「これは103の音ではない」と、お叱りを受けそうです。でも、ややがさつですが厚みの割に重くなく、妙にビビッドな音が気に入っている。飽きたらまた違う手を考えればいい。
前回に続き、A・SHEPPをもう一枚。
見るからに暑苦しい、汗臭いカヴァと不穏な中身を暗示するタイトル。この手のジャズが苦手な方々、或いはイメージだけで聴いたことがない人達からすれば、まるで「お化け屋敷」を連想させるアルバムだが、見世物小屋のそれではなく、「ひんやりした質感を伴った本物」のそれと言っていいだろう。だから、聴く内に「このお化け屋敷、結構イケルね」と(笑)・・・・・・・
A・シェップ(ts)、B・ハッチャーソン(vib)、H・グライムス(b)、J・チェンバース(ds)の4人を中心に曲により dsがR・アリやJ.C.モーゼス等々に入れ替ります。ハッチャーソンが「ひんやりした質感」を生み出している存在に間違いはないですね。
エリントンの”In A Sentimental Mood”では、シェツプはB・ウエブスターばりの泣き落としtsを聴かせ、「ニュー・ジャズの闘将」とは別の「現実主義者」の顔も覗かせている。また、カリプソ・テイストの”The Pickaninny”ではちゃっかりロリンズとアイラーを足して二で割ったプレイを披露している。
全体にハッチャーソンにもう少ししっかりしたポジションとソロ・パートが与えられていたらもっと多くの人達に認知されただろうに、ちょっと残念。
5曲(2セッション)がゲルダー・スタジオ、1曲がニュー・ポート・ジャズ フェステバルでの録音。
コッテリとコーティングされたゲートフォールドのカヴァがモダン・ジャズ最盛期(1965年)を物語っている。
70年代後半から作風が変わって今一つ精彩を欠いていたように思います。
夏にインパルスのシェップ、案外良い組合せですね。
アーチー・シェップを夏に聴くのもよいですね。熱いところもありますが、ご指摘のようにクールなところもあって驚きます。「Fire Music」を聴いています。
シェップの来日公演を一度きいたことがありますが、そのころは、もうバラード中心で、アヴァンギャルドなところはなく、悪くはないのですが、あまり面白くなかったという記憶があります。