あけましておめでとうございます。
三が日が穏やかに過ぎました。今年もよろしくお願い申し上げます。
初酒は滋賀県・藤居本家の「霄」(そら)、知らない漢字でした。大空、天空、はるかな天の意味との事。
山田錦40%精米無濾過・純米大吟醸 原酒(17度)です。香がいいですね、娘の言葉を借りると「フルーティ」と。やや甘口で品よく澄んだ味。お正月にピッタリでした。日本酒と思わせないクリスタルなボトル・デザインが良くマッチしている。
他に2本。右が同じ旭日の「深酒冬・十水仕込み 純米生原酒(18度)」。十水仕込み(とみずしこみ)とは、江戸後期、米十石に対し十石の水、容積換算で一対一になる濃厚な仕込み製法で薄にごりになっています。新モデルで若者達を意識しているのでしょう、甘口で微発泡ですね。娘の一押しがこれ。パーティなんかに良く合いそうです。微発泡なので喉越しはさっぱりしていますが、結構、濃厚、後からボディ・ブローのように効いてきますよ。
左は、閉館間際に飛び込んだ「金龜」で知られる岡村本家の近江乃・本醸造生原酒「しぼりたて」。新米酒で19~20度と、かなりハードですが「うまい」。普段、あまり飲まない息子も気に入ったようです。CPは極めて高い。
三種三様の近江の良い酒でした。
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