チームにＡ級、Ｂ級があった場合、メンバーの交代制は必然である。
Ａ級にいるからとのんびりしていると、成績の下位１０％の人がＢ級の上位の人と入れ替えられてしまうという方法もある。
Ａ級に居続けるためには、ぼんやりしてはいられない。
競うことがあってこそのプロスポーツの世界なら、これはよい方法だろう。
学校の先生にも成績をつけて、５％の人はやめてもらうと考えた人がいる。
スポーツ・チームのＡ・Ｂ級の間なら、報酬は減っても、すぐに選手をくびになるわけではないからよいが、学校の先生は、学校を追われたらどうするのか。
学校で成績のよくなかった先生が予備校で務まるはずもなく、そういう人は無気力の傾向が強いだろうから、次の職はなかなか得られない。
そうなれば先生崩れという失業者が毎年増えていく。
成績が悪いからと、不景気な社会に放り出すのではなく、再教育がよいのではないか。
自衛隊に半年留学させればよい。
そして心身ともに鍛錬しなおした強い先生を、もう一度教育実習させ、教育界を強くしていくようにするとよいだろう。