べたっとくっついてはがれ難い状態になることを「へばりつく」という。祖母がよく使っていた言葉だ。
「また、こたつにへばいりついて」
ある辞書には「こびりつく」と言い換えだけが出ているが、もう一つの辞書には「離れずぴったりとくっつく」となっている。
「こびりつく」は少し違うような気がする。
言葉は説明の代わりに言い換えを持ち出すと、意味がだんだんずれていく。
ブロック塀にへばりついた山茶花を見かけて、あまり使う機会のないこの言葉を思い出した。
べたっとくっついてはがれ難い状態になることを「へばりつく」という。祖母がよく使っていた言葉だ。
「また、こたつにへばいりついて」
ある辞書には「こびりつく」と言い換えだけが出ているが、もう一つの辞書には「離れずぴったりとくっつく」となっている。
「こびりつく」は少し違うような気がする。
言葉は説明の代わりに言い換えを持ち出すと、意味がだんだんずれていく。
ブロック塀にへばりついた山茶花を見かけて、あまり使う機会のないこの言葉を思い出した。