・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

凹凸

2011年12月25日 | つぶやきの壺焼

土が崩れ落ちないように崖の表面をコンクリートで固める。
城跡の石垣に見られるように、コンクリートのなかったころは大きな石を積み重ねていた。
土の斜面に直接練ったコンクリートを吹き付けて固まらせる方法が一時はやったが、何か頼りない気がしていた。
いまは格子と面を組みあげて覆うのが主流なのか。
この方法は、凹凸崖面にもなじむらしいが、出来上がりを見るとどこか不気味ではある。
なだらかな平面に築くよりも、地山になじんだこちらのほうが丈夫なのだろうか。
シートを被せるのとわけが違うから、格子の形を凸凹面に合わせていくのは、さぞ大変だろうと思う。
やり難いことには、どこかで現場合わせという遣り繰りと一緒に無理が出るものだが。