カラスを寄せ付けないためには、マイナスイオンを出す網のようなものが効くという実験らしい場面をTVで見た。
なるほど、その網を地面に広げた上に乗せた肉片には、隣の草の上に置いた肉片を食べ終わったカラスは近づかず、遠のいてしまう様子が見て取れた。
あの放送は面白かった。
わからないことがたくさん出てきたからである。
まず、人間にはマイナスイオンの好きな人が多いのに、カラスがなぜ嫌うのか。
カラスが嫌がったのは、マイナスイオンではなく、何か匂いがしていたのではないのか。
少しくすんだような黄色が気に入らなかったのではないか。
網からマイナスイオンが出るとは、どういう現象なのか。
網に何かしみこませてあるのか、塗ってあるのか。
雨で流れてしまわないのか、紫外線で飛んでしまわないのか。
そもそもマイナスイオンとは何なのか。
たちまち七つの疑問が並んだが、一つも解明できそうにない。
これはカラスにきいてみるしかないのか。
カァラァス なぜのくの・・・・・・・。