自動車などの立体モデルを"実物大"で表示し、立体視用メガネで大画面ディスプレイを見るVRシステム「Visual Decision Platform」ができたという。
姿勢を低くすれば自動車の床下をのぞき込むことも、のぞき込むだけでなくもぐり込んで、組立作業や分解作業のまねごとまでやってみることができるそうである。
人はモノが見えるとそれが実体でなくても安心する。
人間は、見えたことに感動する生きものである。
実際に見たのではないのに、見てきたかのような話を聞くとそれにも感動する。
人間は、見えることに騙されやすい生きものでもある。