抜きん出た仕事をしたければ、1万人に1人の仕事を見つけなさいという話をラジオで聞きました。
誰もがすることと逆のことなら、分け前も増えるというのです。
1万人に1人を、はじめから難しいと思ってはだめで、ちょっと計算をしてご覧なさいと、その先生は言っておられました。
まず100人に1人の存在となること、これなら見つけられるでしょう、それからまた別のことで100人に1人の存在となる、掛け合わせれば1万人に1人、という計算です。
世の中計算どおりには、などというせりふがすぐ頭に浮かぶ人は、常に皆と同じ方を向いているということでしょう。
掛算にもお国柄があって、インド式は桁の多い数でも簡単にやってのけると言われています。
理屈はすぐわかっても、いったんばらばら、また寄せるという作業が瞬時にできなければ、そう簡単ではありません。
ボタンを押さなければ計算ができなくなってしまってからでは、多分無理でしょう。