・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

ラッパの吹きかた

2013年04月23日 | つぶやきの壺焼

尖閣のいざこざは、その地底に何がありそうかを喧伝しすぎたのがもとではないかと思う。
1968年に ECAFE が行った海底調査の報告は「東シナ海海底の地質構造と海水に見られるある種の特徴に就いて」という意味ありげな標題のものだった。

そこで吹いたラッパの集団に、日本がどうかかわっていたか、その後どういう吹き方をしたのか、吹くのではなく聞いていただけなのか、聞いたあとどうしたのか、そんなことは、知るすべも持たず、探る気もないが、それから半世紀近くも実効のある手を打たなかったツケがだんだん嵩んできているのだろう。


ラッパを聞いたあとのこともだいじだが、吹く側に回ったときの吹き方は、その前にもっとだいじだった。

ラッパは、相手に聴かせるように、力を込めて、心を込めて吹かなければならない。
天に向かって吹いても、音はどこかに飛んでいってしまうだけなのだ。

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