ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

5億8千万円

2024年02月15日 | 業界
5億8千万円ものお金が何に使われたのかが判らない。
岸田さんは「あらゆる機会に説明を」と述べていますが、「あらゆる機会」がなんだかんだ機会としては設けられていない状況に置かれてませんか。
(ヤフーニュース配信日テレNEWS2024年2月15日付「岸田首相“あらゆる機会に説明を” 自民党“裏金”使途を匿名で公表」)
有権者も馬鹿じゃありませんから、ここまで見え透いてくると支持率あるいは不支持率の数字に現れます。
(ヤフーニュース配信JIJI.COM2024年2月15日付「内閣支持16.9%、最低更新 不支持初の6割台 時事世論調査」)

オヤジは使途が公けにできないお金があってもやむを得ないと思います。
追及するマスメディアとて、その企業内で使途を公に明らかにできない金は存在するんです。
かの文春砲然り。文芸春秋社が接待交際費の支出先を全て公表できますか?
出来っこありません。相手先にも迷惑がかかります。
自らは敢えてそのような点に巧みに触れない狡さがマスメディアにはあります。

そうです。
支出先の立場を鑑みて明らかに出来ないけれど、公共の福祉に資するよう使っていると言えばいいのです。
でも個々の議員が言わない。いや言えない。
結局は私腹に繋がる支出なんでしょう。

せめて収入の事実に対しては課税がされるのが当然だと思います。
(ヤフーニュース配信読売新聞オンライン2024年2月15日付「自民、還流資金分の納税検討…『脱税』批判踏まえ所得税など想定」)
一般庶民なら絶対に国税庁は許してくれません。
国会議員相手だと国税庁の主体的動きが見えません。

真面目に税金を納めるのがバカバカしくなりますよね。
話しの流れですが、国税庁に喝っ!です。
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福岡ダービー

2023年12月05日 | 業界
(ヤフーニュース配信読売新聞オンライン2023年12月5日付「J3ギリギリ残留のギラヴァンツ北九州、立て直し急務…得点力、経験も不足し最下位」)

オヤジが福岡を離れるちょっと前に新スタジアムが完成していました。
小倉駅から歩いて10分かからない好立地で、アビスパ福岡のホームグランド(レベスタ⇒今はベススタ)よりも交通の便が良く、お互いがJ2に所属していた時は福岡ダービーが盛り上がってました。

オヤジが福岡に居た7年では8回対戦して、アビスパが7勝1敗と圧倒していたとはいえ、J2での成績はどっこいどっこいだった印象があります。
あれから5年。

今やJ1に定着して先日はカップ戦でJ1初のタイトルを獲得したアビスパと対照的にギラヴァンツは記事のように苦しんでいます。
2020年のシーズンにJ2上位でしのぎを削った両チームの3年後に天と地ほどの差が生じたのは何故か?

サッカーの熱心なサポーターではありませんが、昇格降格があるプロリーグでの栄枯盛衰の故には興味があります。
それぞれがチームを強くするためのマネジメントをしているはずです。
確かにクラブによる経済力の格差は否めないと思いますが、経済力がチームの強さを左右する唯一解ではありません。

福岡の御縁だからではありませんが、J1での福岡ダービーをいつか実現して欲しいと思う一人です。
そのためにギラヴァンツには頑張ってもらいたいです。
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モトを取る

2020年02月05日 | 業界
ヤフーニュース配信マネーポストWEB2020年2月5日付「がっつりラーメン月額8600円、『読みが甘かった』と50代購入者悔やむ」を読んで感じたこと。

「サブスク(定額)サービス」が流行っているそうです。
今までは無縁であった世界でも、お得感をアピールする新手のサブスクサービスが出ているようです。

オヤジも若い頃は「食べ放題」、「飲み放題」のモトを取るぞとばかりに気合を入れた時がありました。
実際に「飲み放題」はモトを取ったかは別にして、単品で頼むよりも明らかに安価に済んだのは事実です。
何しろ、最初から最後までひたすらビール一本鎗の時代でしたから。(笑)

ちなみにラーメンの原価率を仮に約35%と考えると約300円です。
月額8,600円は約29杯分になりますから、ほぼ毎日食べないと店側は原価割れにはなりません。
880円のラーメン、万が一でも11杯食べればモトが取れると思っていたら、まさに「読みが甘い。」(笑)

ラーメン屋さんは11杯分の粗利をしっかり稼いでいます。
おまけに月額で払うお客様が29杯どころか全員11杯以上食べ続けるかどうか・・・必ず挫折組が出てくるのが常です。
お客様にお得感を感じさせながら、お店がしっかり儲けるシクミになっていることを謙虚に受け止めてお得感を享受するのが賢明なのだと感じます。

オヤジはと言えば、そもそも食が細くなってきているので、今は「食べ放題」でモトを取るどころか、そもそも「食べ放題」に魅力を感じません。
でも、モトを取る気合ではなく、単品で杯を重ねるよりは支払額が見えていて安心して飲める利便性で「飲み放題」は未だたまに利用してます。
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オリオンビール

2019年01月18日 | 業界
ヤフーニュース配信日経ビジネス2019年1月18日付「スクープ オリオンビール、野村・カーライルが買収へ」を読んで感じたこと。

ビックリです。

オリオンビールといえば、日本全体では1%も満たないシェアですが、沖縄ではご当地ビールとしてトップシェアを誇っています。
ゴルフ場やホテルも経営し、沖縄県内においてはやはり大企業の範疇に入るでしょう。

ただ、競合はいずれも企業規模が1~2桁異なる全国的な大企業。
そのうちの1社とアライアンスを結んでいるとはいえ、残り3社は内地からの物流コストを別枠にして攻勢をかけてきます。
何しろ、日本で東京以外で唯一と言ってよい人口増加県ですし、観光客も増えている、そして何より温暖な地ですからビールの需要期が内地より長い。
その上、オリオンビールが支配的な市場だったということは、競合にとっては伸びしろが大きいことになります。

オリオンビールは沖縄の地元産という優位性はありますが、内地に売り込もうとすれば物流費が壁になりますし、アライアンス先の企業とて内地で自社商品そっちのけで売ろうとはしていないでしょう。これまた沖縄県内で起こっている現象の裏返しでもありますけど。

先々を見据えるとビール市場そのものが縮小している国内市場ではなく、振り返れば広大な大陸と人口増加地域が控えています。
内地企業よりも遥かに近いところで生産拠点を持っているのですから、そちらに軸足を向けるのは肯けます。
邪推ついでですが、ビール事業の海外展開はその道のプロにお任せして、自らはゴルフ場やホテルなどのリゾート事業に主軸を移そうということでしょうか。

ちなみにオリオンビールが沖縄で販売するビールについての酒税が軽減されていたことをご存知ですか?
所謂「ビール」であれば、レギュラー缶で17~18円程度です。
沖縄特措法の絡みで地元企業支援の酒税軽減措置です。
昭和の時代には必要な政策だったかもしれませんが、かつて競合の立場にあった時には既得権益としか映りませんでした。

県外資本系列となった時に、どのような扱いとなるのか。
最早、泡盛の蔵元とは同列には扱う必然性は無くなると思うのですがどうでしょう。
まだ公式発表はありませんが、ほぼ確実でしょう。
前職の最後の方で沖縄に関わっていたこともあり、興味深々です。注視したいと思います。
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周年祭

2018年02月11日 | 業界
「建国記念日」にちなんだわけではありませんが、お誕生日のハナシ。

昭和に生まれ、現在も「定番」として生き残っている商品が毎年のように記念すべき周年を迎えています。

ヤフーニュース配信東洋経済オンライン2018年2月11日付「大塚食品『ボンカレー50周年』で仕掛ける戦略」も代表的なものの一つ。
レトルトはここから始まりました。

超有名どころでは日清食品のチキンラーメンが発売60周年です。
こちらもインスタントラーメンの歴史がここから始まりました。

日本初のドレッシングをキューピーが発売してからも60周年だそうです。

はごろもフーズの「シーチキン」も商標登録して60周年。
今や誰も「マグロ油漬け缶詰め」、「マグロ水煮缶詰め」なんて言わないですね。

さて、オヤジに関わるところでキリンレモンが今年は発売90周年です。
ちなみに九州ではとあるお得意先様の曽祖父の方がこの商品の開発スタッフの一人だったことを史料を見せていただき教えていただきました。
これもまた御縁です。

たまたま取り上げた商品全部オヤジよりも年上。
まだまだオヤジも年寄り面はしていられません。(笑)



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別府温泉の男達

2016年07月17日 | 業界
7月17日(日)。

2度在団してお世話になったザ・シンフォニカの創立30周年記念第60回定期演奏会本番当日でした。
しかもキリンの仲間、キリン合唱団の第2回定期演奏会も本番当日でした。
開演時間も同じ14時。
東京に居ればどちらを聴きに行くか大いに悩んだことでしょうが、お陰様で関西の地よりいずれの盛会も祈念しながら、昼下がりの惰眠を貪っておりました。<(_ _)>

さて、先月末にオヤジも応援に訪れた別府のお客様来てちょうだいCMが人気だそうです。
復興割も人気で好調なようですが、実際のところまだまだ集客には苦労されているようで地元の方々の危機感は半端じゃありません。

オヤジも仕事を作って別府温泉に行きます。。。おっと口が滑った。あくまでも仕事で別府応援です。(笑)

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<風評被害を笑って吹き飛ばせ!シュールなCM『別府温泉の男達』が人気/大分>
ヤフーニュース Webマガジン コロカル http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年7月17日

コロカルニュースvol.1777
2016年4月中旬に発生した熊本地震以降、別府温泉でも観光客が激減。今年のゴールデンウィークの宿泊者数は、前年と比べ33%ダウン…。

別府市旅館ホテル組合連合会に加盟している全112軒の宿泊施設のうち、111軒は、地震当日から変わらず元気に営業を続けているのですが、夏休みを目前に控え、まだまだ危機的状況なのだそうです。

そこで作られたのが、大分県の別府観光誘客緊急協議会が6月下旬より公開している『別府温泉の男達』CMシリーズ。

YouTubeでの再生回数は、すでに19万回超え! 別府にふたたび観光客のにぎわいを取り戻し、ひいては震災を受けた地域や九州全体も明るく元気になれば……という想いを胸に、別府市長や宿泊施設、市民の皆さんが一丸となって、「別府は元気です!」と、明るい笑いとともにPRしています。

別府を愛するおじいちゃんたちも、
「フロワー(※フォロワー)の多い」
「芸能人の皆様……」
「ハッシュタグ、ウィ・ラブ・別府(※ #welovebeppu)を拡散してください」
と、慣れない用語を駆使しながら(!)、SNSでの拡散を懇願しています。

ホテル白菊の西田陽一社長は、1分間に約8万7000リットルもの湧出量を誇る別府の温泉を一心不乱にかきまぜながら、「でもお客さんが来んかったら…… ただの垂れ流しじゃー!垂れ流しじゃー!垂れ流しじゃー!」と絶叫。

思わずTVの前で「お、女将~っ!??」と、吹き出してしまいそう。

別府市の長野恭紘市長からは、「別府には“ごちゃ混ぜ”の魅力的な文化があり、懐の深い別府らしいCMができました。別府はいつも通り、元気に毎日営業中です。どうぞ安心して別府に足をお運びください!」と、熱いメッセージ。

そのほかにも、ふふっと笑わずにはいられない、ユニークなCMが盛りだくさんです。

「ピンチすぎて、つい作りすぎてしまいました!」という全14タイプのCM動画をチェックして、別府を応援してくださいね!

information
『別府温泉の男達』CM動画フルバージョン


【コロカルニュース】とは?
ローカルって、楽しい。ちょっと変な事件や不思議なブーム、うわさの面白い人、イベント告知、コロカル記事の取材エピソードなどなど。愛情を込めて、コロカル視点のおもしろニュースをご紹介!
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ビックリしました。

2014年06月04日 | 業界
業界ネタなので発言は慎重にならざるを得ませんが、正直この報を聞いてビックリしました。

発泡酒になって20~30円値上がりしてお客様が離れるかどうか。
競合に勤めるものとして離れるお客様はこちらに引き込みたいところで、大きな関心事の一つです。

一方、こういった明確な機能を持った商品を買うお客様にとって値段は最優先事項ではないと感じています。
そして味覚も「美味しい」というより「この機能でこれなら許せる」という感覚ではないでしょうか。
そう考えると、むしろ製法を一部見直すことで、従来より美味しくなってサッポロ社にとっても新たなチャンスが出てくるかもしれません。

さて、自分のところはどうするのか。今日の今日ですからオヤジのレベルでは何にも解りません。(笑)
でも、最盛期に向けて業界の一つの変化要因になるだろうと感じました。

ちなみに「第3のビール」と記されていますが、業界としては「新ジャンル」と称しております。
確かにビールテイストではありますが、酒税法上はビールとは明確に異なる種類のお酒ですから。

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<サッポロ:第三のビール「極ZERO」 発泡酒で再発売へ>
毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2014年06月04日

 ◇国税庁から「第3のビールではない可能性」と指摘受け

 サッポロビールは4日、低価格の「第3のビール」として昨年6月から販売していた「極ZERO(ゴクゼロ)」について、国税庁から「第3のビールではない可能性がある」と指摘を受けたため、5月の製造分で販売を中止すると発表した。製法を一部見直した上で、「第3のビール」より価格が高い「発泡酒」として7月15日に再発売する。

 ビール会社が国税当局の指摘で商品販売を中止し、再発売するのは異例。ビール系飲料は原料の麦芽比率などによって酒税が異なり、麦芽比率3分の2以上のビールは350ミリリットル缶で税額77円▽発泡酒は47円(麦芽比率25%未満の場合)▽発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜた「極ZERO」など第3のビールは28円。「極ZERO」は製法などに問題があった可能性があるが、サッポロは国税庁の指摘の詳しい内容は「営業上の秘密」と明らかにしていない。

 東京都内で記者会見したサッポロの尾賀(おが)真城(まさき)社長は「不正はなく、(当社は)第3のビールと認識しているが、消費者などにご迷惑をかけるので自主的に判断した」と説明した。

 「極ZERO」の350ミリリットル缶の店頭価格は現在140円前後だが、発泡酒にすると20〜30円値上がりする見通し。また、酒税の追加納付が最大で約116億円必要になる可能性があるという。

 「極ZERO」は、糖質や、痛風の原因とされるプリン体を「ゼロ」に抑えた商品。昨年6月の発売後、健康志向の強い顧客の人気を集めてきた。【神崎修一】

 ◇第3のビール

 ビールと似たような味わいを保ちつつ、製法や原料を工夫して酒税を低く抑えたアルコール飲料。麦芽を使わず、トウモロコシなどを発酵させる製法もある。2004年にサッポロが初めて発売(ドラフトワン)し、ビール各社が販売に乗り出した。低価格を武器に出荷量を伸ばし、昨年はビール系飲料の36.5%を占めた。
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ビアガーデン

2013年08月09日 | 業界
ビール屋でありながら、今年初めてビアガーデンに行きました。
だって暑いから行きたいとはなかなか思えないんです。(笑)

だから今日も自発的では無く、得意先との懇親会を気軽に大勢で盛り上がろうと屋上ビアガーデンが会場になったという行かざるを得ない状況の中でエレベーターで屋上へ。

昔ながらの屋上ビアガーデン。

涼風が天然のクーラーなんて甘い甘い。
昼間猛暑日だった余韻が色濃く残り、夕立の心配は無いものの熱帯夜は間違いない無風状態の中、魔法のジョッキの威力を改めて感じる冷えたビールだけはぐいぐい腹に収まっていきました。(爆)

ビアガーデン自体、盆休み前の週末、ビール離れと言われて久しいことがウソのような盛況でした。
ビール最盛期のお盆前でイマイチ数字が伸びず苦労しているのは何故だろうと首を傾げるくらい。

笑顔でジョッキを傾けるお客様を見るのはやっぱり嬉しいし、ありがたいことです。
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オヤジは凡人

2011年08月02日 | 業界
この手の事案はコンプライアンスの関係から社員とて一般の人と同じタイミングで知ることになります。

アジア・オセアニアじゃなかったの?と考えるようでは凡人ということでしょうね。
臨機応変、その時に何が一番ベストなのかから判断する。
オヤジには残念ながらチラとも発想しませんでした。

どんどんグローバルに拡がっていきます。
一方で各エリアへの深耕や拡がりのシナジーが課題となっています。
福岡でベタな仕事をしているとホールディングス案件はどうしても現実感に乏しいところがあります。

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<キリンHD ブラジル大手ビール会社を買収 2000億円>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2011年8月2日

 キリンホールディングスは2日、ブラジルの大手ビール事業会社、スキンカリオール社(サンパウロ州)の発行済み株式、50・45%を39・5億レアル(約1988億円)で取得、子会社化したと発表した。

 スキンカリオール社はブラジル第2位のビール事業と同3位の清涼飲料事業を展開。キリンHDはアジア、オセアニアに続き、経済発展で成長著しいブラジルで大手企業を傘下に収めることで、国際戦略を加速させる。 



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道外進出

2011年06月29日 | 業界
2年前まで、オヤジがいた部署で担当する最重要得意先でした。
いずれ津軽海峡を越えて・・・とは思っていましたが、現実の報に接するとさすがにビックリしました。

名をすて実をとる。。。
記事と同社HPで見るリリースの内容からは、そんな印象です。

人口が減少する中、明らかなオーバーストアの環境下で生き残りをかける流通業界です。
このやり方が正解なのかは最終的に歴史が判断すると思いますが、オーナー企業が多い流通業界の再編にアークス社長の唱える「八ヶ岳連峰経営」は間違いなく一つの選択肢であり、今までのところ確実に実績を積み重ねていると言えます。

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<北海道のスーパー・アークス、青森のユニバースを買収>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年6月29日

 北海道を地盤とする大手食品スーパーのアークス(札幌市、200店)は29日、同業で青森県を中心に展開するユニバース(青森県八戸市、47店)を株式交換方式で買収すると発表した。両社を合わせた売上高は約4千億円となり、食品スーパーではライフコーポレーションに次いで業界2位となる。

 アークスが10月、ユニバースの株式を取得する。ユニバースの普通株1株に対し、アークスの普通株1・205株を割り当てる。

 ユニバースは東日本大震災の被害も軽微だったといい、両社の業績は堅調だ。「『勝ち組』の一角同士の経営統合」(アークスの横山清社長)となるが、仕入れや社員教育、IT投資などの分野で効率化を進め、生き残りに向けた体質を強化できるとしている。
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人の振り見て

2011年06月10日 | 業界
全体でも量が減り、その中でも価格の安いものの構成比が高まっています。

その上で店頭売価でさらに安くの動きが、業界各層の競合状況から一段と強まっています。

牛丼業界のことを笑えません。

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<第3のビール、シェア4割台に 「家飲み」が後押しか>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年6月10日

 「第3のビール」が5月、ビール系飲料(ビール、発泡酒、第3のビールなど)の出荷量の4割を超えた。2003年の初登場から約8年。ビールを追い抜く日も近いかもしれない。

 ビール5社が10日、5月の出荷量を発表した。第3のビールは前年同月比12.3%増の1332万ケース(1ケース=大瓶20本)で、全体の40.9%を占めた。ビールは同18.7%減の1403万ケースで、全体の43.1%を占めたが、あと2.2ポイントまで迫られた。発泡酒は同19.8%減の522万ケースだった。

 ビール類全体の出荷量は同8.6%減の3258万ケースとなり、5月としては2年連続で過去最低を更新した。4月は東日本大震災による品薄が回復して出荷が伸びたが、5月は大型連休などにあまり売れず、落ち込んだ。
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モノは考えよう

2011年03月06日 | 業界
ギョーカイのシェア争いが店のネタに出来ちゃう業界なんてのは滅多に無いでしょう。
オヤジとしては、単純に勝った負けたということが囃されるのは正直なところ素直には喜べません。
普通に飲みに来た人にとって、この趣向が楽しいかどうか・・・。

それでもモノは考えようで、いろいろなビールが飲めることを楽しみ、ビールに親しむ人が少しでも増えれば良いと思います。

話は全く違いますが、外務大臣辞任、決断が早かったですね。
それだけ外国人からの献金の問題は重い問題というワケで、それ以上に民主党が提案している外国人参政権なんてのはもってのほか。
そういえば、辞任した外務大臣は推進派でしたっけ。モノは考えようで献金問題でくいとめられて何より、危ない危ない。
国民はしっかり勉強して詭弁に騙されないようにしなければいけません。

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<アサヒ対キリン、博多で火花 レストランで注文数競う>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2011年3月6日

 3日に本開業したJR博多駅ビルでアサヒビールとキリンビールが火花を散らしている。2社の商品が何杯ずつ飲まれたかを競う店があり、この日はアサヒが268杯で勝った。途中までリードしていたキリンは180杯にとどまり、巻き返しを図る。

 戦いの舞台は10階にあるレストラン「A&K ビア&フード ステーション」。アサヒの「スーパードライ」、キリンの「一番搾り」など2社の系列商品を13種ずつ置き、午後5時から9時まで何杯注文があったかを1時間ごとに得点板に表示する。

 店員8人が4人ずつアサヒ陣営、キリン陣営に分かれて商品を勧める。ヤフードームのビール販売員や居酒屋店員の経験がある精鋭もいて、「アサヒは口当たりがいいです」「キリンはのどごしが最高」などと呼びかけた。

 運営するのはJR九州フードサービス。「今までにない、おもしろい店をつくろう」とアサヒ、キリンに協力を呼びかけた。戦いを見守った手嶋繁輝常務は「シェア争いに参加する気分になれる。他社のビールも加えたオールスター戦もやりたい」と話した。

 アサヒは福岡市博多区、キリンは福岡県朝倉市にそれぞれ工場がある。2010年のビール(発泡酒など含む)の全国シェアはアサヒが37.5%、キリン36.7%で、「つばぜり合い」を演じている。(竹下隆一郎)
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増税?

2010年11月02日 | 業界
<「第3のビール」増税検討へ 度数別の課税など論議か>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年11月2日

 政府税制調査会は1日、ビールより価格が安い「第3のビール」について、増税を検討する方針を決めた。第3のビールの酒税は28円(350ミリリットル缶)で、ビールの77円、発泡酒の47円より低く、「税金が売れ行きを左右している」との見方があった。2011年度税制改正で検討する。

 「第3のビール」は、主に麦芽から製造するビールとは違い、豆類を発酵させたり、発泡酒に別のアルコールを混ぜたりしてつくる。ビール系飲料の酒税は原料や作り方によって決まるため、第3のビールは販売価格を抑えることができ、デフレ下で売り上げを伸ばしてきた。

 最近は、韓国産が1缶90円を切る価格で登場。輸入元が日本の法律に基づき酒税を納めており、民主党内から「国内産業を保護すべきだ」との声が強くあがっていた。

 政府税調では、アルコール度数が高いほど税率を高くする「度数課税」の導入や、麦芽量が多いほど税率を高くすることなどを検討するもよう。ただ、第3のビールの増税は消費者の反発を招く可能性が高く、日本メーカーの生産や雇用にも影響しかねないため、調整は難航しそうだ。(伊藤裕香子)
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酒税は国内で販売される酒類全てに適用されます。
したがって、韓国産が安いからと言って税金に差をつけるわけにはいきません。
そもそもコストが安く、円に対してウォンが安いことが大きな要因です。
それにしても韓国産との価格差は深刻です。土俵が違い過ぎます。

数日前の新聞にも同じような記事が出ていましたが、議員さんももうちょっとこのギョーカイのことを勉強していただきたいものです。
大事な酒税が関わっている金づるのギョーカイのはずなんですけど。

オヤジの認識が間違っていなければ、民主党はそもそも「度数課税」をマニフェストに掲げていたはずです。
ま、今となってはマニフェスト自体が意味を成していないので、それと違う方向性が出ても一向に驚きません。

とはいえ、麦芽量が多いほど税率を高くするって、それって現行と何が違うんでしょう。
まさか、今の新ジャンルカテゴリ内をまた麦芽量によって税率を細かく分けるとすると、酒税の合理性に大いに疑問符がつくように思いますけど。
いかにも大義名分とは関係なく、いかに金を搾り取るか、時代劇の悪代官も真っ青のあこぎぶりです。

タバコとは増税に対する庶民の反応は全く違うと思います。
こんなヨタヨタ政権で増税に踏み切るのか、背に腹は代えられないか・・・
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半歩先の創造性

2010年05月22日 | 業界
<【ドラマ・企業攻防】アップル“独裁”加速 量販店は服従、ソフトは抵抗も>
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/ 2010年5月22日

 米アップルが“独裁”路線を加速している。国内家電量販店のネット通販が突如停止され、28日に発売する小型情報端末「iPad(アイパッド)」でも販売店舗を大幅に制限した。人気の高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」では、ソフトの選別・排除を強めている。向かうところ敵なしのアップルに量販店は“服従”を余儀なくされているが、ソフト業界では“レジスタンス”の動きも出ている。

◆行列の理由

 「もっと販売店舗を増やせば、こんな行列に並ぶ必要もなかったのに…」

 iPadの予約受付が始まった今月10日。東京・有楽町のビックカメラ有楽町店にできた1時間超の列に並んでいた男性会社員がこぼした。

 iPadの販売店舗が大幅に絞り込まれたうえ、携帯電話回線を搭載した「3G」モデルの予約を店頭でしか受け付けなかったことから、各地で長蛇の列ができた。

 量販店最大手のヤマダ電機では直営約580店舗のうち販売できるのは、1割の57店舗。3Gモデルの携帯回線を独占するソフトバンクですら直営16店舗だけで、約2500店の系列ショップでは販売できない。同社は「アップルの指定で決めている」(広報)と多くを語らない。

 4月下旬には、大手量販店のネット通販サイトから音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」などアップル製品が姿を消した。

 「アップル社の意向により、通信販売が行えなくなりました」。ヨドバシカメラのサイトにはこう告知されているが、「経緯は一切話せない」(広報)と口を閉ざす。

 ブランドイメージを重視するアップルは、安売りを嫌い、これまでも販売店舗を厳しく選別してきた。(以下略)
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アップルのやり方が必ずしも良いとは言えないのかもしれませんが、小売りが服従せざるを得ないほどの価値をもった商品を開発し、ブランドイメージを守るために小売りをコントロールしようとすることは、この小売り上位の時流の中で実は同じメーカーの立場にとしては喝采したい面があります。

こういった商品は、プライベートブランドでは作れませんから。

ただ、圧倒的なポジションは決して長くは続きません。
競合は虎視眈々とキャッチアップを狙ってきます。
常に半歩でも先に行き続けることが求められます。

その半歩先の創造性こそ、メーカー冥利だと思います。
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「王手!」・・・だそうです。

2009年12月11日 | 業界
<キリン、年間首位王手 ビール系飲料の出荷量>
日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 2009年12月11日

 ビール系飲料の出荷数量で、キリンビールが9年ぶりの年間シェア首位に王手をかけた。2009年1~11月のシェアは38%弱。2位アサヒビールに0.5~0.6ポイント先行したとみられる。

 ビール大手5社が10日発表した11月のビール系飲料の課税済み出荷数量は、3530万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と前年同月に比べ2.4%減少した。消費者の節約志向の高まりで通年ベースでは5年連続で過去最低となることが確実だ。
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注目していただくのは嬉しいし、オヤジとしても是非実現したいのですが、業界全体が縮小する中でのパイの取り合い合戦ですから、複雑な一面もあります。

夜のテレビでも各局で取り上げて、その要因を様々分析していました。
景気による節約の問題、嗜好の多様化で特に若者のビール離れの問題、高齢化による健康志向の問題、どれも正しい部分がありますし、ではどうするのかというところに明快な答えは見えず、仮説検証の繰り返しで模索しているのが現実だと思います。

一方でノンアルコールの分野のように、ピタっとハマると市場がグっと膨らむのもまた現実にあります。
いくつもの問題をどう解いて、ビールを縮小から反転とは言わずとも減少スピードに歯止めがかけられるのか、目先の競争も大事ですが、ココは業界全体の問題としてもっともっと深く取り組む必要があります。

解っちゃいるけど、目先なんですよね。。。
頑張らなきゃ。
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