一昨日の夜、何の気なしにAmazonプライムで「シンゴジラ」を視ました。久しぶりです。
この映画、もし現在の日本に未知の生物が現れたらどのような対応になるのか、政治、官僚の法律解釈、そして外交、国際情勢等も絡めて描かれてます。
未知の生物の大きさが両極端ですが、この映画の特に前半部のドタバタぶりは、きっと同じようなことが今現実に起こっていることなんだろうなぁと笑えてきました。
何故、笑えるのか。
最初は根拠のない楽観論と事勿れ主義。そして目先のウケを狙った大盤振る舞い。
次に紛れもない事実が目の前に提示された途端に「まさか・・・」の思考停止。
その次にはいかに自らの責任を回避するかで当面策に終始しようとする。
しかも目の前に起こっていることにどう対応するかについての判断基準は、法律解釈の適否と識者、専門家と呼ばれるお歴々の役職と肩書。
ホントにそっくりです。
そしてその数日前に目にしたこの投稿に思わず合点。
そうです、見事に政治屋さんがポジション指向の対応に終始していることが映画と共通だったからです。
我が国のリーダーと言われる人の言葉が何故空虚で、メルケルやジョンソンの言葉が何故心に沁みる側面があるのか。
この投稿にあるニュージーランド首相もそうでしょうが、自分の職責ですべきことに重点が置かれているからだと感じました。
タスク指向とポジション指向。
勿論、我が国のリーダーもタスク指向ゼロとまでは申しません。
でも避けるべき具体的な業態を名指ししつつ、あくまでも要請だからとその業態に対してどのような対策を打つのかには触れないリーダー。
不等号がどちらの向きに口を開けているか。あまりに透けて見えるのが残念です。
【公式】「シン・ゴジラ」予告 総監督:庵野秀明。ゴジラシリーズの第29作目。
この映画、もし現在の日本に未知の生物が現れたらどのような対応になるのか、政治、官僚の法律解釈、そして外交、国際情勢等も絡めて描かれてます。
未知の生物の大きさが両極端ですが、この映画の特に前半部のドタバタぶりは、きっと同じようなことが今現実に起こっていることなんだろうなぁと笑えてきました。
何故、笑えるのか。
最初は根拠のない楽観論と事勿れ主義。そして目先のウケを狙った大盤振る舞い。
次に紛れもない事実が目の前に提示された途端に「まさか・・・」の思考停止。
その次にはいかに自らの責任を回避するかで当面策に終始しようとする。
しかも目の前に起こっていることにどう対応するかについての判断基準は、法律解釈の適否と識者、専門家と呼ばれるお歴々の役職と肩書。
ホントにそっくりです。
そしてその数日前に目にしたこの投稿に思わず合点。
そうです、見事に政治屋さんがポジション指向の対応に終始していることが映画と共通だったからです。
我が国のリーダーと言われる人の言葉が何故空虚で、メルケルやジョンソンの言葉が何故心に沁みる側面があるのか。
この投稿にあるニュージーランド首相もそうでしょうが、自分の職責ですべきことに重点が置かれているからだと感じました。
タスク指向とポジション指向。
勿論、我が国のリーダーもタスク指向ゼロとまでは申しません。
でも避けるべき具体的な業態を名指ししつつ、あくまでも要請だからとその業態に対してどのような対策を打つのかには触れないリーダー。
不等号がどちらの向きに口を開けているか。あまりに透けて見えるのが残念です。
【公式】「シン・ゴジラ」予告 総監督:庵野秀明。ゴジラシリーズの第29作目。