これはたまたま我が母校のミス。
でも大学入試の出題ミスが毎年必ずどこかで発生します。
受験生にとっての人生の一大事。
全員正解にすることで許されるものなのか、オヤジはちょっと首を傾げます。
どの受験生も同じ状況下だからと言ってしまえばその通りですが、その影響は個人差が大いにあります。
適切な解答が得られない問題に必死にくらいついて時間を使ってしまった受験生、あっさり諦めて次の問題にとりかかった受験生等々・・・。
それを受験生側の責任とするなら、大学側は「個性を伸ばす」などと偉そうに言わないで欲しい。
そもそもは、人を選ぼうとする大学側が絶対に起こしてはいけないミス。
それが全国のどこかで必ず発生することこそが問題だと感じます。
高い受験料で収益をあげながら、大学はどこか毎年のこと、人にミスはつきものと軽く考えていませんか?

-----------------------------------
<慶應義塾大理工学部で一部出題ミス…受験者8,859人全員を正解に>
ニフティニュース http://news.nifty.com/ 2014年2月20日
慶應義塾大学は2月14日(金)に行われた理工学部の一般入学試験において一部に問題の不備があったことを認め、発表した。該当個所については全受験者が正解したものとみなし加点するという。
同大学理工学部は19の学科に分かれており、今年度の募集人員は学門1から5までを合わせ650人となっている。理工学部は「理科(物理・化学)」「数学」「外国語」の3教科4科目の試験を実施した。
今回ミスがわかったのは「理科」化学で、10ページの「2.(2)」蓄電池の問題文にて、適切な解答が得られないことが判明したという。これにより受験者8,859人全員を該当個所について正解を解答したこととし、採点がなされることとなった。
慶應義塾大学は「今後、このようなことを起こさぬよう、管理体制の強化に取り組んでまいります」とコメントを発表しており、この結果を反映させた形で2月24日(月)に合格発表を行う。