オヤジの周囲でも何人か折角手に入れたチケットなのに残念なことになった人がいます。
ご当人は空港到着時には元気そうにしていたのに、何がどう具合が悪いんでしょうか。
ま、お歳もお歳ですから、無理は禁物。
大事をとられたのでしょうけど、ドタキャンでも本人のフトコロは痛まないとはさすが天才、大物です。
オヤジにとっても、正直どうでもいいことで、そもそもがてっきり昨年の来日が最後かとばかり思ってました。
これで今回の埋め合わせの再来日があるんでしょうか。
もう聴き手の方も大分ご年配が多くなって無理が効かなくなっているようにも思いますけど。(笑)
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<ポール全公演中止 吹き飛んだ「40億円」かぶるのは誰?>
日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/ 2014年5月21日
本人のフトコロは痛まない…
来日している元ビートルズのポール・マッカートニー(71)がウイルス性炎症のために全公演中止を決めた。楽しみにしていたファンはがっかりだが、興行主にとっても大きな痛手だ。
当初の予定では今月17日と18日に東京・国立競技場、21日に日本武道館、24日に大阪・ヤンマースタジアム長居と計4公演を開き、およそ17万人が来場するはずだった。1人10万円の日本武道館のアリーナ席をはじめ、チケットは完売。巨額のカネが動いた。
「例えば収容人員が5万4000人の国立競技場の場合、会場利用料だけで1日当たり4100万円かかります。今回は大掛かりな設営のため1週間借り切っていたというから、“箱代”だけで3億円弱。これに設営スタッフや警備員の人件費、映像売買権などで、さらに3億円かかる。チケット代の18億円を加えると、国立競技場の2公演だけで25億円が動いたと推算できます。日本武道館と大阪・長居を合わせると、40億円以上は動いたでしょう」(公演関係者)
チケットの払い戻しに追われる招聘(しょうへい)元のキョードー東京は、「皆さまには大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。公演中止の損害額については「把握できる状況ではありません」と説明した。
一般的に主催企業は「興行中止保険」に加入し、今回のような不測の事態によるリスクを軽減するが、全損失が保険でカバーされるケースはまれ。主催企業も3~5割を負担することが多い。
「損失はおそらく、キョードー東京など主催企業13社がそれぞれ負担することになると思います。20億円の損失が出たとしたら、1社1億5000万円もの負担になる。テレ朝などテレビ局は平気かもしれませんが、体力のないラジオ局などは経営危機に直結しかねません」(前出の公演関係者)
驚くことに、ドタキャンしたポール本人の今回の持ち出しは「なし」だだという。ドタキャンの常習犯だからか、不測の事態に備えて“保険”をかけていたようだ。
昨年、今回とほぼ同じ主催企業らは11年ぶりのポールのコンサートで26万人のファンを動員してボロ儲け。二匹目のドジョウはなかった?