ビール飲みオヤジの日々雑感

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お客様は二の次?

2010年07月04日 | 戯言
<ゆうパック遅配26万個、社長陳謝 今週前半には正常化>
朝日新聞 http://www.asahi.com/ 2010年7月4日

 郵便事業会社(JP日本郵便)の宅配便「ゆうパック」で、大規模な配達の遅れが起きている問題で、鍋倉真一・日本郵便社長が4日に記者会見し、配達が遅れた荷物は1日から4日までに約26万個にのぼることを明らかにした。今週前半には正常に戻る見通しだという。生鮮食品が傷んだり、期日通りに届かなかったりした場合は損害賠償に応じる方針だ。

 鍋倉社長は会見で、「ご迷惑をおかけし、深くおわびします」と陳謝した。4日に配達する荷物は約95万個で、このうち約6万6千個に半日から2日の遅配が出ている。コールセンターには1日平均で1千件の苦情が来ていた。

 集配作業が滞ったのは東京、千葉、埼玉、茨城、愛知、大阪、岡山、広島の8都府県にある10集配拠点。ここを経由する荷物を中心に遅配が出た。千葉、大阪、愛知の3拠点では、通常の状態に戻るまであと数日かかるという。混乱の原因は、1日に日本通運の「ペリカン便」を「ゆうパック」に統合して取扱量が急増した上、複数の仕分け方式が混在し、職員のミスが相次ぎ、輸送便が遅れたためと説明した。

 2日には社内で大規模な遅配が認識されていたが、ホームページで遅配の事実を公表したのは4日午後。鍋倉社長は「情報提供が不十分だったと反省している」と述べた。
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この他にも朝日新聞に関連記事がありましたが、「一過性だと思った、土日で回復できると思った」とか「全容を把握できない」とか、法人等の大口顧客には遅配発生を知らせても個人の中心とした小口の客にはHP上でも今日まで公表しなかったなど、要するにお客様が最優先のサービスにはなっていないことが明らかで、体質は旧郵政省の時を色濃く引き摺っているとしか思えません。

いまや郵政民営化はむしろ後退しようとしている時ですから、今後こういった体質は改まるどころかますます強まるのではと懸念してしまいます。
何しろ、今の政権は民営化反対という人たちが有力な支持基盤の一つとなっているところですから。

その分、ビジネスとしては間違いなく競争力を失いますから、結局儲からなくなると・・・。
社会的インフラ維持としての公費投入の国策支援、その原資は増税ですかね、政治屋の皆様?
コメント
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