ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

一人当たり85万円は何処へ?

2020年04月08日 | 戯言
兵庫県緊急事態宣言1日目。

朝の阪急電車の混み方は昨日までと同じ。
神戸三宮駅から元町にある会社の事務所まで、日常よりかなり少ないと言えども街を歩く人数も昨日とそう変わらず。
昼休みに用事を済ませたり、昼食を食べに行って、臨時休業であちこち店が閉まっていることに改めて気づく。
神戸大丸、サンマルクカフェ、クリスピードーナッツ・・・いずれも今日から当面5月6日まで。
そう思うと、心なしか昼時に街を行き交う人も昨日の昼よりも少ない感じがする。
そんな街を必要に迫られて動くオヤジは昨日までと同じように仕事してます。
零細企業ですから、まだ仕事があるだけ幸せと思いつつ、テレワークで済むような仕事が残念ながらありません。

で、ヤフーニュース配信毎日新聞2020年4月8日付「緊急事態宣言『評価する』72% 時期『遅すぎる』70% 本社緊急世論調査」を読んで感じたこと。

見出しの内容は、誰でもが想像がつくこと。宣言は出すべきだったんです。先月の3連休前に。
オリンピックを忖度した結果であることは、今更どんな詭弁を使っても糊塗はできません。
むしろ、70%超の人が5月6日で緊急事態宣言が解除になるとは思っていない。これが現状で知らせるべき重い現実です。

もう一つ興味深いのは、108兆円の緊急経済対策の有効性。
有効だ、有効ではない、判らないの三つに見事に分かれました。要するに判らないんです。
オヤジも判りません。(笑)

ただ単純に考えれば、108兆円を国民約1億2千万人としてザックリ割ると一人当たり約85万円になります。
これはそれなりの金額です。

一方で経済対策の内容は、所得制限を設けて1世帯30万円とか、中小企業対策で昨年対比売上半減以上の企業に対して200万円とか、児童手当一人当たり通常より1万円増とか、どうも総額を単純に人口割りした額と個々の施策で示された額との間に乖離を感じます。

この金額の乖離感は何に起因するのか。
実は本当には困っていない人たちに多くのお金が流れる仕掛けになってやしないかと懸念を持ってしまいます。
何しろ1世帯マスク2枚で国民の不安が解消できるという感覚ですから。。。(呆)
コメント (2)
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