２つの選挙

（ヤフーニュース配信毎日新聞2024年8月25日付「次の自民党総裁　石破氏29％、小泉氏16％　毎日新聞世論調査」）
うーん・・・記事には「調査は、携帯電話のショートメッセージサービス（SMS）機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯429件、固定521件の有効回答を得た。」とあります。
確かに一つのデータかもしれませんが、これを「世論」と言えるのか・・・ま、言えないとも言えませんけど。


石破さんは議員票ではなく党員票に期待しているなんて記事もありました。
（ヤフーニュース配信読売新聞オンライン2024年8月24日付「自民党総裁選に５度目挑戦の石破茂・元幹事長、知名度生かし党員票獲得に活路…議員の支持拡大が課題」）
世間から期待されていても議員間で支持されないことは、政治屋論理に阿らない反面、実際の政治を進めるのには自らの組織が足枷になりかねないということです。
折り合い付けるなかで阿りに繋がらないか注視しなければなりません。
結果的に総裁選候補が10名を超えるのかはまだ判りませんが、新しい顔が名乗りを上げたり上げようとしているのは必ずしも悪いことではないと感じてます。


片や野党第一党の立憲民主党の代表選挙は自民党総裁選と日程が被る中で、存在感を示すべく頑張っているのでしょうが、如何せん人材不足が露呈していると感じます。
現代表はまだ世代としては若く再選を目指すのはよく解ります。
（ヤフーニュース配信毎日新聞2024年8月25日付「立憲・泉氏『私は若手。勘違いしないで』　代表選の候補者巡り反論」）

・・・が、10数年前の民主党政権時代の元首相や元閣僚、あるいは自民党から離党してフラフラとあちこちの政党を渡り歩いている人とかが手を上げたり、上げようとしていたり。現代表以外は昔の名前オンパレード。
どうにも自民党総裁選以上に胡散臭い選挙になりそうです。