③50mm Zeiss
なんで、ドイツのレンズをみんなが崇めるのか、単に外国崇拝かと思っていました。このレンズは日本でZeissの指導で作ったレンズですが、とにかく写真をみてください。ファインダーで見ていると、花はマクロにかなわないと感じて、途中で風景を探しにいったのですが、写真をみると花もダントツに素晴らしくとれています。
レンズを信じて撮れば、いい絵がいっぱい生まれそうです。枯れ葉の色に見られるように、海外の絵具にみられる透明感が基本になっている気がして、嬉しくなります。
④50-135mm Pentax
Pentaxで一押しのレンズというので、買いました。 しかし、望遠側は100mmMacroを使ってしまうので、50-135mmは出番が後回しになってきました。改めて使ってみると、このレンズは何でも出来てしまうことがわかりました。プロにはいいレンズと思います。でも当方には使い方がとても難しい。潜在力がおそろしく有るのですが、それを使いこなせないと、面白い写真を撮れない。マクロレンズに比べると、背景を含めた絵を撮るようになります。絵にドラマが要求され、絞りワーク、露出、写角、色々なテクニックが必要です。
それぞれ、絵全体で意図を持つように写したつもりですが、きっと見る人は分からないでしょう。全体構成、フレームワークで勝負して行かなければいい絵がとれない。これは難しいレンズです。
(このころはZeissは神様と思っていました。今では、Zeissはオールマイティーではないと思っています。状況によって豹変する気がします。つまり個性的ということです。これとは対照的なのが50-135mmです。どんな状況になっても崩れることがありません。しかし、面白い写真がとれるということは別の問題です。Zeissは信頼しています。)